「福島は安全だ、帰還しろ」と自民安倍政権が言い、勿論、復興庁などの役人がその音頭をとります。
そして、福島県の意向が大きいと。大丈夫と言い張ります。
そうすると、こういうイベントが、臆面もなく、福島・郡山市で開催されます。
主催者ページより。
そして、福島の新聞にも、この広告が掲載されているそうです。
勿論、これは大川隆法(中川隆)氏をトップとする、新興宗教団体「幸福の科学」によるものです。共催に幸福実現党があります。
なんというか、自民安倍政権がおしすすめる福島帰還政策。
実務は政府役人がおこない、福島県の意向を尊重した話と言われます。
そうした構造を現場レベルで支える為に、今度は、新興宗教団体が機能している構造になります。
しかも「幸福の科学」。
もうこの国はどこまで、落ちていくのだろうと僕は考えます。
幸福の科学、トップである大川隆法(中川隆)氏は、僕の隣町だった川島町のご出身。
中川忠義(ペンネームは善川三朗)さんが、大川氏のお父さんです。
そして、このお父さんが、徳島新聞の文化部によく来社していて、当時デスクをしていた僕の父に、
「新興宗教をおこしたい」という相談をしていたということは、前にも書いたことがあると思います。
こういう感覚に源がある新興宗教団体が下支えする構造に、自民安倍政権も、復興庁等の霞ヶ関役人も、福島県もひた走る状態です。
最後は新興宗教に面倒を見てもらうことを臆面もなく開陳している話と何が違うのでしょうか?
地元紙にこうした広告が掲載されることからも、よくわかります。
何度も書きますが、これは「完全に終わっている」状態です。
正常な意識があれば、こういう状況からも遁走するしかない事態の筈なのに、こんなものを見て、逆に「大丈夫」と信じる福島県民が多くいることは、そう信じようとする大半の人々の意識こそ、まともではないということです。
こうした意識の全体構造を踏まえると、事態は、まさにカルト的様相を呈し始めていることは間違いありません。どこまでも、落ち続ける日本が、ここでも顕現しています。
======================================================
【 速報:「子ども・被災者支援法」改悪案で分かる、復興庁と福島県と日本政府の悪辣さ 】
【 今週になって直接知る人々の訃報を3日間連続で聞き続けている、東京で被曝を懸念する女性と僕のやりとり 】
【 目の異常が相次ぐ福島の避難地域隣接地居住40歳前後の男性、続発性緑内障、突発性結膜炎、さらに早期の白内障 】
毎週金曜配信、木下黄太メールマガジン。是非購読下さい。
被曝関連など重要情報はメルマガでのみ配信、購読申込⇒⇒⇒http://www.hoshanobogyo.com/
=======================================================
いよいよ今週開催!!!
【7/19(日)三田医師&木下黄太講演会IN広島】
12:30開場 13:00開演
広島市まちづくり市民交流プラザ北棟5F 研修室ABC (広島市中区袋町6-36)
申込み&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/295718/