フランス議会下院は、10年後までにエネルギー源のなかで、原発に関しての依存度を75%⇒50%に下げることなどを中心とした法案を可決しました。
これで、日本と並んで原発国家として世界筆頭であったフランスでさえ、原発を減らしていくということになります。
実際に、フランスの代表的原発企業「アレバ」は、48億ユーロの損失を2014年の決算で出しています。
7000億近い金額ですから、企業存亡の危機に立たされています。ここに、フランス政府が資本注入する話も取りざたされています。
福島第一原発事故で、原発の時代は終わり、原発企業の終焉は近づいているのです(日本の話は、あす配信予定のメルマガでお伝えします)。
こうしたなかで、あのフランスでさえ、10年後に原発依存度を半分まで減らすということは、原発というエネルギー体制の終焉も近づいていることは間違いありません。
そこで、日本で本当に原発再稼動が必要なのか。
そんな馬鹿げたことを、どの党が旗印に掲げ、どの党が再稼動はほぼ止めていく方向と結論づけられるのか。
フランスの遅すぎる方向転換から、日本で政治的に考えることも更に多くなりそうな予感がしています。
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アレバばかりではなく、日本の原発企業に何が起きているのか、思わぬ話も伝えます。
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仙台市高濃度セシウム汚染牧草本焼却に関しての続報です。仙台市農業振興課よりの聞き取りです。
△7/13~17と試験焼却をしたあと、今週から二週間、8月初旬にかけて、試験焼却が環境に影響のない程度であるかを調査、審議する。
△本焼却をするとしたならば(というところを強調しながら)、8月下旬から、およそ来年2月末までと見込んでいる。
△1日3ロール(牧草)以上は燃さないと決定している。
△天候の悪い日(台風や雪の日)を除く、平日に燃す(土日は燃やさない)と考えている。
△総量から勘案すると、12月下旬には終了になるが、台風雨天気の悪い日などの予想を立てると、2月下旬までと見通しを立てている(こちらは決定はしていない事項)。
△HPには月に一度くらい、どのくらいの量を燃しました、という情報は、出したいと思っている。
情報公開という点で、まだ仙台市側の認識は、甘いと思います。
情報は、しっかり出すべきでしょうし、こうした反応を見ると、仙台市に対して働きかける余地は、まだまだある話です。
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僕のところに、仙台市民や周辺住民からの問い合わせが一定数来ています。これらの懸念を持つ人々が繋がったほうがよいと思いますので、メーリングリストを立ち上げることに致しました。
メーリングリスト「放射能防御プロジェクト東北」に参加したい方(特に東北在住の方)は、僕まで参加希望のメールを自己紹介つきでお寄せ下さい。タイトルに「東北メーリングリスト参加希望」としてnagaikenji20070927@yahoo.co.jpに自己紹介と一緒にメールして下さい。
人が多くなれば、Facebookグループの運用も考えます。仙台で新たに声をあげたい人のみならず、岩手や秋田で今までにそういう活動を継続していた方たちと繋がっていくほうが望ましいと考えました。
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【8/22(土)木下黄太 講演会 in とやま】
「福島原発事故から4年5ヵ月 子どもの未来のために今、私たちができること」
日時:2015年8月22日(土) 13:00開場 13:30〜16:00
場所:富山県民共生センター「サンフォルテ」 307号室(富山市湊入船町6-7 富山駅北口より徒歩10分)
会場カンパ:1,000円(資料代込み)
事前申込み⇒ai0noigs@ty2.fitweb.or.jp
申込者名、連絡先電話番号、必要席数(個別のお名前は明記、小学生以下は明記)などを記載してお申込下さい。
主催:木下黄太講演会実行委員会 連絡先Tel: 090-3887-4247