昨日の朝日夕刊「京ものがたり」。(関西版のみの企画かも?)毎週、京都にまつわることを特集しています。37歳の若さで亡くなった、映画俳優、市川雷蔵の縁のロケ場所として「永観堂の臥龍廊」が取り上げられた。「眠狂四郎 炎情剣」の舞台になったそうな。市川雷蔵は名前は知っていても、もはや高齢層でないと作品は見てはいないのだろうなぁ・・・
私はTVや映画で数作、雷蔵作品は観ています。親に連れられて見に行った「大魔神」は「眠狂四郎」と二本立てだったの。狂四郎には必ず濡れ場があって、小学生の低学年が観る映画じゃなかったは確かです。(ノ∀`) その色っぽい場面、いまでも忘れましぇーん 親も目のやり場に困ってました(笑)
ジュリーはお正月のかくし芸で「眠狂四郎」をやりました。雷蔵さんの演じるハーフで赤毛の剣士狂四郎は、ニヒルで虚無的で非情、なのにどこか 胸の奥に炎を秘めている。冷たい表情に色気があって、ジュリーが演じてもピッタリでした。以前ブログでもアップしたはず・・・でも探すのがめんどくさい、Youtubeにありました。
本家、銀幕を駆け抜けた雷蔵さん。
永観堂、先月 ロームシアター内覧会の前にいったばっかりや~ん! 赤丸がロームシアター。金戒光明寺は、野球部の沢田少年がランニングしたとこね!
みかえり阿弥陀さん、意外に小さかった。 でも「臥龍廊」・・ それ、どこやった??Youtubeで確認しました。そういや、歩いたわ・・
赤いレンガの水路閣を見ていたら、胸の奥が恋をしたように キュゥ~~~ン ああぁ美しい~。.。.:*・゜:*・゜。:.*。.。.:*・゜:*・゜。:.* 内覧会の日は、残念だけど見学の時間がなかった。南禅寺の絶景も見られなかったし。
今度、絶対にゆっくり行こ!
雷蔵さんはジュリーが音楽劇で演じた「ぼんち」も映画で演じています。
有線の日本映画専門チャンネルは、気を見るに敏!すぐノってくれる、とってもいいCSです!ジュリーが「ぼんち」をやれば、雷蔵さんの「ぼんち」。「春団治」をやれば藤山寛美の「春団治」。「夫婦善哉」をやれば森繁久彌の「夫婦善哉」を流してくれたんです。全て見て、ジュリーと比べました。いや、どの作品も良かったですが、やっぱりジュリーが演じると どれも色っぽいな~
ということで、雷蔵さん版の「ぼんち」を見ました。ミスキャストと言われた雷蔵さんは意外に船場のぼんぼんは似あっていて良かったんだけど、最後の場面で原作と解釈が全く違ったのが違和感があって不満・・ ジュリー版の方が、原作どうりで良かったです。ジュリーの音楽劇では「探偵」と「ぼんち」が好き。
ちなみに藤山寛美の春団治はいかにも落語家風。森繁の夫婦善哉は、だめ男でも貫禄があった。