衛星劇場で『太陽を盗んだ男』が、2月27日(木)に放送されるそうですが、我が家では映らないです~ こちらに映画のことが⇒ジュリーこと沢田研二が、40年前の名作映画で見せた演技と色気
今夜の「うたコン」観ました。オープニングが鈴木さんのシャネルズの「ランナウェイ」で、随分久しぶりに聴いて80年代の音楽シーンが蘇りました。
お次は日頃からジュリーのファンと公言されているらしい、エレカシの宮本さん。出番が早い! 歌う曲は「時の過ぎゆくままに」、ファンなら歌いたい曲でしょうね。選曲はNHKの意向なのかもしれないけど。
たいして知っているわけではないのだけど、私の宮本さんのイメージは、やっぱロックンローラー。日本酒のCM、とってもカッコイわ~
でも「時の過ぎゆくままに」を歌う宮本さん、ちょっと緊張していた?歌い方にすごく力が入っている感じがしましたが、まるで演歌みたい。やっぱ、この曲は気だるく退廃的に歌って欲しいですわ。
力が入っているせいか、無駄に身体をゆすっている感じが、のど自慢に初めて出演した人みたいで、途中 心配になった・・(笑)といったら厳しすぎますね(あくまで個人的な感想です)
J友さんから、今までジュリー以外の人が歌った中で、一番良かったとメールを頂きました。
決して嫌な感じはしなかったです。あくまで、自分らしく歌ったのかもしれない、ジュリーが声を出さない曲の部分で、宮本さんは声を出していたし。あれは宮本さんの心の叫びに違いない。
自分らしさと、ジュリーの有名すぎる原曲の狭間で、やっぱり、あれは宮本さんの「時過ぎ」だったのだと思います。
その後に唄った「ハレルヤ」では、自分を全部開放して ハレルヤ!と歌い動いていましたから、これこそ本来の姿。破天荒な感じが面白かったわ。
他の出演者で石川さゆりさんが、江戸の粋な歌を歌っていましたが、若い女では とうてい歌えそうにもない年季の入った歌声と熟成した色気で、さすがでした。
日曜日の「関ジャム」では「天城越え」も俎上に上っていましたが、あれって女の情念のこもった、怖い歌やったんやなと、歌詞をつくづく見て感じました。耳だけで聴いてもダメ、たまには歌詞をじっくり読みこまなきゃ、歌の世界はわからないと思いました。
同じく「関ジャム」の布施さんの「愛の6日間」には、男と女の一筋縄ではいかない大人の関係を詞にしてきた、なかにし礼さんらしい歌詞。布施さんの男の色気のある、技巧派らしい粘りつくような力強い声で、焦らしに焦らして歌い上げられたら、そんなもんか~ と思わされる、説得力がありました。ハッ・・でも、上から目線やわ!これからの二人の関係が心配やわぁ
ジュリーなら歌わない歌詞だと思いました。(笑) TVを見てない方は、歌詞検索して下さいね。
ジュリーだって 色っぽい歌詞は歌っているけど、あんな扱いを女性にジュリーならしないと思うのでございます。聞き分けのない女の頬を張り倒して・・、なんていうDVなのもあったけれども。ジュリーはやっぱり女性に夢を与えてくれる存在だと思うのです。すごく少女趣味かも知れないけれど(^^ゞ