7月10日の朝日新聞、夕刊。
毎週金曜日、アーティストが、自分のお気に入りの映画を、自作のイラストとともに語るコラム。
「私の描くグッとムービー」人生に差し障る面白さ
イラストのジュリーがまるで、女性の身体のように見えて、ちょっとビックリします(^^ゞ
文中にあるように「太陽を盗んだ男」の天衣無縫さ、シナリオや撮影、表現の自由さは、1970年代ならではのものであったのでしょう。
表現については自粛、ガチガチの不自由さの今なら、原爆をもてあそぶのは非常識とか非現実的とか、撮影もゲリラ撮影なんぞもってのほか!と大問題になったのかも。製作は実現不可能だったのかもしれません。
時おり「太陽」をリメークしたら・・という話が出ますが、ジュリーと菅原文太さん、この二人のようなイカレたエネルギーと哀愁と、美しさ、強さ、という相反したものを無法なまでに発散できる役者は、そうザラには居りますまい。
「FLASH」を買いに行って、つい一緒に買ってしまったのが「昭和の謎99」463円
私の記憶にも残る、謎めいた日本の未解決事件。芸能界の謎事件の文字に食指が動きました。
「呪われたGS・5大事件」には、加瀬さんの名前が・・ 「国民的アイドル天地真理はなぜ消されたか?」 オックスの「失神事件」も詳しく載っていますが、オックスの代表作は「スワンの涙」でいいのかなぁ?大好きな曲だけど・・
「LIVEトラブル史」には、ジュリーも載ってました💦
そして、おッ!と思ったのがゴジさん。「長谷川監督の知られざる過去」の記事も。実現不可能、無理!と諦めていた「悪魔のようなあいつDVD」も「タイガース復活」も、アッサリ実現してしまった21世紀の今、実現していないのは、ゴジさんの新作だけでございます。
黒くて猥雑、中にはおバカ記事も有りましたが、暗いエネルギーに満ちた興味深い覗き見記事も有り 、思わず読み進んでしまいました。飛田新地(大悪名で女が墜ちた場所)の隠し撮りには、おぉ!飛田新地の歴史巡りツアーは、実はなかなか人気がございます。
お上品な奥様には決してお勧めしない雑誌です。が、お面白かったです(^^ゞ