今朝の新聞の女性セブンの広告に、「沢田研二、コロナ隠居で音信不通撮」と載っていました。その後、週刊文春で桑田さんがジュリーについて語っていると聞き、本屋さんへGO!ついでに、載っていると聞いた映画雑誌を探したけれど、二軒回った本屋さんには いずれも無しでした('_')
女性セブンは、記事はともかく、もうちょっと今のジュリーさまの写真が欲しかった感じ。週刊文春は、2ページにわたる桑田さんの軽妙な文書に、ついつい読まされてしまいました(^-^)
週刊文春の連載コラム「ポップス歌手の耐えられない軽さ」では、桑田さんは以前にもジュリーを取り上げてくれていましたね。「ジュリーにはデビューしたころから多大な刺激と影響を受けてきた。ザ・ベストテンなどで一緒になるジュリーは、凄まじいオーラを放ち、近寄れなかった」と書かれていました。もしや、これは週刊新潮の音信不通のいい加減な記事に、対抗して書かれたとか?
それはどうだか知らないけれど、「どこにも属さず、誰とも連(つる)まず・・」「過去の自分を簡単に捨てさる」「ええカッコしない」と、ジュリーの他の誰よりも頑固で生きにくい生き方、ジュリーの矜持や誇りをちゃんとわかって書かれていることが嬉しい。
「ジュリーという生き方」からメッセージを強く貰っているという桑田さん、ジュリーに対する憧憬と、「現在(いま)の自分」を表現する時代が来ているという、桑田さんのこれからの生き方が見えました✨ ファンには嬉しい、そしてジュリーのファンではない人にも、ジュリーの見方を変えることが出来るメッセージだと思いました。
★2020年5月⇒ポップス歌手の耐えられない軽さ(’83大阪ジャムジャム・ロック・フェスティバル)
★③大阪南港 JAMJAM・ROCK・FESTHIVAL(1983)
以上、桑田さん。
お次は野田さん。
野田さんと言っても、ジュリーファンは音楽劇で共演の野田普一さんを思い浮かべてしまうのですが、「キネマの神様」の若い頃のテラシン役で出演の、RADWINPSの野田洋次郎さん。
朝ドラ「エール」では、古賀政男をモデルにした役で出演していましたが、ミュージシャンだから、この役にキャスティングされたのかと思いました。芝居は上手いという感じではなくて、何か茫洋とした、つかみどころのない雰囲気の人物。。 という感じがしましたが、今朝の朝日新聞の朝刊を読んで、見る目が変わりました。
毎年、3月11日に新曲を出している・・ そうでしたか。ジュリーだけではなく、政治的と言われるメッセージを、臆せず恐れず、毅然と発している音楽家はいます。今年も新曲を出すそうです。(※2017年は熊本地震やテロ多発で心が乱されて休止したそうです)
「震災に関わる曲は、脚色をそげ落して生まれたままの姿で届けたい・・」と語る野田さんの曲は、強い言葉で東電の事故の影響を非難する言葉が並んでいるそうです。毎年 3月11日に新曲を出してきたジュリーを重ね合わずにはいられません。
残念ながら、今年の新曲はジュリーは有りませんでしたが、毎年の飾らない強い思いが並ぶ歌詞に、ジュリーの怒りや出口のない焦燥を感じています。コロナ後の世界には、ジュリーはどんな新曲を書いてくれるんでしょうか?