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④SAYAKAホールは燃えていた

2018年10月22日 | 2018年・さいたまドタキャン関連

今日も朝から各TV局が昨日の狭山の事を報じていましたが、ジュリーのライブへの認識違いも目立って、もうこれくらいにして欲しい。コメンテーターの皆さんが知ったかぶりをしても、ファンにはすぐに間違いはわかります。沢田研二の意地が少しでも伝わったのなら、もうこれで終りです。

明日の尼崎にはマスコミはもう来ないでしょうが、ジュリーのライブの大宣伝になったと、良い方にとらえたいと思います。

TVでジュリーへの愛の有る解説を、今日もしておられました。中村区の中村さん→ ◆沢田研二論 ~我儘爺?TBS「サンデージャポン」インタビュー~

からすの落墨ブログさまも→《沢田研二さいたまスーパーアリーナ・ドタキャン騒動》に考える、《エンターテーメント》におけるプロフェッショナルとは何か?

J友さんから教えて頂きました。→『20日に玉置浩二さんが、セットリストを変更して「君をのせて」を歌ったそうです。普段は滅多に曲は変えないそう。何も言わずにエールをおくっていたのでは?との書き込みがあり、ジュリーも「強いHEART」を玉置さんが大変な時に歌ってくれてたと』


 

昨日の狭山のSAYAKAホール、キャパは1200とTVで知りましたが、さほど広くないロビーに マスコミとファンが多数入り乱れて ウロウロ・・ 

会館のスタッフは、世間から突然大注目を浴びることになった、このライブを滞りなく進めることに忙しそうで、さんごさんと「なんだか会場に活気があるね~ スタッフも嬉しそう?」日頃、この程度の規模のローカルなホールに、マスコミが多数押し寄せるような事など まずないでしょうから、今日の活況と注目に会館スタッフも 張り切ってるんじゃないのでしょうか。

会場に入りました、右端だけど最前列 ステージまでの距離は、目の前から1mほどしか離れていません、ワクワク~ 会場内の空気は、多くの女性ファンたちの期待と、漲る緊張感でいつも以上に大きく膨れ上がっているかのようでした。(これがほんの数日前であったなら、重苦しい悲壮感に包まれていたのかも?💦)

スクリーンがあまりに近すぎて、こんな感じ。これは見難い、でも嬉しい

照明が落ちると、自然に湧き上がる大きな拍手に、観客のジュリーの登場をまつ気持の昂ぶりが表れていました。

でもその前に映像があるんだった、このとうり 映像は近すぎて見難いし、もうすぐジュリーが登場すると思ったら 気もそぞろ・・ これほどオープニング映像に身が入らないの初めてです。映像よりも、本物のジュリーでしょ!

映像が終わっていつものように、いつもと同じピエロ姿のジュリーさまが登場。ウワーッと湧き上がる大きな声援と拍手の大きさと言ったら・・ 

いつもより もっと、さらに、必死に、ジュリーにこの大きな声援と歓迎を伝えたい、ジュリーに待っていたよ、元気を出して!と励ましたい、とにかくジュリーに待っていたという、この熱い気持ちを分かってほしいのよ!!

その一心で会場の気持ちはひとつにまとまって、この規模の、しかもローカルな会館にして、異様なほどの熱気でした。

ジュリーも歌い出しから、いつもよりもっと力が入っていて、水吹きのシャワーは もはや噴水クラスの派手さです。客席まで大きく水飛沫が飛んで、センターの女性たちは水がかかったと思うな~ 私も噴水を浴びたいー!聖水にかかりたい~!残念ながら私のいる右端ではシャワーはしてくれなかったです。

でもいいの、端だってジュリーは度々 前まできてくれたので、もう嬉しくって〜 自分とジュリーの間に遮るものが何もない、わずか1mほどしか離れていないという、一種 魔訶不思議なこの感覚。嬉しいけど やっぱり不思議です。手を伸ばせば触れられる、そんな近いところに、遠いジュリーが立っている。

いつもならジャンピングは手抜きで形だけにするのに、昨日は頑張ってピョンピョン飛びました!前に何もないから飛びやすいのよ~ 自慢(^-^) いつもより身体もスゴク軽いの!気がついたら、だいぶステージに近づいて、席よりもかなり前でジャンプしていたわ(^-^)

いつも遠くて当然の人が、目の前でまるで私の為だけに歌ってくれている勘違いの、短くても幸せな瞬間。今も思い出して胸が・・はぁ~っと、ため息がでます。何故か理由の分からない涙が、ライブの最初からジワァーっと。なんでだ?と自問しながら、ジュリーの姿を眼から離すことなく ただ追い続けました。

その白い顔が、まるで若くて美しい頃のように 一瞬見えたか?・・・・・ なんちゃって~ご免なさい! 昔の美しい残像は、もう私には見えませんでした。日頃のまま、70歳の、歳相応に老いた沢田研二が目の前にいました。(これが30年、40年まえだったら、どんなに綺麗だったろなぁ・・ と、チラと脳裏によぎってしまったと、正直に告白します。)

2曲目が終わって、ここで多分ジュリーは何か言うのでは?と思ったら、やはり『ご心配をおかけしています。私はこのとうりピンピンして元気です。』もうそれを聴いただけで、良かったと安心ができました。カズさんはジュリーの隣で眼をとじて、沈痛な面持ち(に見えた)で聴いていました。

『ご迷惑をおかけしたことをお詫びします』と真面目に言いながら、『ゴメンね』とかわいく、そこが深刻にならずに、ジュリーらしくって良かったです。ジュリーも気を使って明るくかわしているんでしょうが、ああ、これは本当は あの日、さいたまスーパーアリーナに行かれた人にこそ、お聴かせしたかった。

そして『やっかいな人間です』と自らを語るジュリーに『よ~っくわかったよ』とお返事したかった。ジュリー様の掲げる情熱の赤い旗を見届けるわ、絶対に!

寂しいと思うのは『70歳ですから、そんなにこの先が長いわけではありません』私達とジュリーとの間に残された時間は 確実に減っていっている、それは間違いありません。立ち止まらないジュリーに、必至で付いてゆきたいと思うのです。

私の大好きな「風は知らない」は、いつもはサラリと軽めに歌っているのに、昨日は随分と力のこもった歌唱になっていました。やっぱり、気合が入っていたのでしょうね。

「ロイヤルピーチ」では、ジュリーは長く私達の目の前で 祈るように歌ってくれました。ますます涙がジワ~っと 目の前のジュリーと長く一緒に歳をとってきたのだという、深い感慨が湧きました。

アンコール前、キルトに着替えたジュリーが 随分早く着替えが出来るようになりました。と片足をカワイクはねて、ポーズをとる。めっちゃ可愛い~!! ジュリーはファンを落とす術は心得ております。(これを他のジジーはマネせんほうがいいよ)

ライブが終わって舞台袖に向かって立ち去る途中、急に観客に向かって投げキッス キャァ~~~!!!!!と、この日一番の嬌声があがりました(笑) 今までやったことあった?ジュリー、精一杯のサービスですか?この程度のサービスで大喜びとは、ファンはジュリーにとって簡単な女やな~ でも次もやって!

なんで私達は年老いて、かつての類まれな美しさをとうの昔に失ったジュリーを、いまだに追い続けるのか、こんなに我儘で変人のジュリーを支持し続けているのか、いつも自問しています。でもそれはとっても簡単な答えでした。どんな曲であれ 沢田研二の歌声でないと私の心には響かない。ジュリーの歌声だけが、煌めく矢のように私の心に刺さるのです。

今回のさいたまスーパーアリーナ中止の一連の騒動は、大変つらい出来事でした。ジュリーには、まだあの日の中止にした観客に直接謝るということは出来ていません。直接謝罪しない限り、この騒動は終わりと言えないのかもしれないけれど まだまだライブは続きます。お身体を大事にして、今ツアーの残り半分を勤めて頂きたいと思います。

帰りの道の途中でも、マスコミが「コンサートはどうでしたか?感想を聴かせてください」と、まだまだ しつこく取材を続けていました。「素晴らしかったです」と答えたら「どう素晴らしかったですか?」あきらめませんな。「感動しました!」とだけ伝えて振り切りましたが、きちんと自分の言葉でマスコミに対応されていたファンのかたがた、とても頼もしかったです。

そして、忘れられない大興奮のコンサートになった狭山をあとにしました。

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12 コメント

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Unknown (のの)
2018-10-23 10:06:30
あぁ、Saoさん羨ましい〜!と同時に、本当にSaoさんが最前列でこの日を見届けて下さってよかった!

私も、ステージ上のお姿を脳内で綺麗なジュリーに変換して見てる自分に気づくことあります。そして、やっぱりジュリーは、なんて歌がうまいんだ!っていつも思う。今のジュリーもだし、昔のCDでも、あぁ、こんなにうまかったんだなぁって、当時つい綺麗さ中心に見てた私を思い返したり。

玉置浩二さん、ご自分のコンサートで君をのせてを歌ってくれたんですか、素晴らしい。
♪人の心、夢の虚しさ、どうせどうせ知った時には、あぁ君をのせて夜の海を渡る舟になろう

改めて、いい歌。なんだか何かと切ないけど、これからもどこまでも、ジュリーの舟にのせてってもらいたいです。
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Unknown (レンチ)
2018-10-23 11:14:56
はじめまして、いつも拝見させていただいてます。ジュリーの「ごめんね。」に萌えちゃいました。年に一度くらいしかコンサート行けないのでみなさんのレポ読みながらライブの様子を想像しております。
昨日大学3年の娘(いつも一緒にコンサート行ってます)がテレビ局の説明会に行ったら関テレの人事の人が「今日集まりが少ないので沢田研二みたいに勝ってにしやがれって帰ろうかと思いましたよぅ。沢田研二って知ってるかなぁ?」と笑いをとろうとしてたので「そっちこそ沢田研二知らんやろ‼」と言いたかったと言ってました。ほんとジュリーの事何も知らないのに黙っとれって感じです。
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(まちがっちゃった!) (のの)
2018-10-23 15:09:40
君をのせて、の歌詞、♪人の心、夢の虚しさ〜、じゃなくて、♪人の言葉〜、夢の虚しさ〜、ですよね、君をのせての大好きな2番なのに間違っちゃった!と思い、追加コメントごめんなさい。岩谷時子さんのほんとにいい詩。風は知らないも、大好きです。
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Unknown (ヨッコ)
2018-10-23 17:39:41
Sao様
 ジュリー嵐!怒涛のような一週間でしたね。こんな大変な時にメッセージを届け続けてくださったSao様 私は勿論ですが、どれほど多くのジュリーファンの心が救われたことでしょう♥️本当にありがとうございます。お陰さまで私の気持ちも整理ができました。これは価値観の問題なので、自分は自分!一部の人の中傷など、人がどう思うかはもう気にしないことにします。私はこの度のジュリー嵐のお陰で、再度人間沢田研二を見つめ直すことができました。これからも一ファンとしてジュリー様が歌い続ける限り、より深い気持ちをもって応援し続けます。澤會よりfinal4公演一般発売のお知らせが届きました。予定していなかった大阪城ホールに友だちと一緒に参加することにしました。ココロ公演事業部の方の対応も素晴らしかったです。大阪城ホールの5日後には、澤會で予約している千秋楽の日本武道館にも行きます。こんなことがなかったら、この間隔で鳴門からはなかなかライブに参加できませんでした。来年の話ですが、当日Sao様にお会いできたら嬉しいです🎵
 
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今頃はアルカイックホールで・・・ (まりも)
2018-10-23 17:45:31
情熱の真っ赤な旗のもとに集結したみなさんが、ジュリーの渾身のボーカルと、カズさんの入魂のギターに酔いしれておられるのでしょう。いいな···
私はまだ狭山市の余韻にひたっています。
ジュリーの「ゴメンね」で心がとろけてしまいました。
エンドレスでとりあえず後10年!
いつもゆうておられたことなのに、勝手にオロオロして、こちらこそごめんなさいって思います。
お客さんもジュリーも気合い入りまくりの、一体感のあるすんばらしい!ライブでしたよね!!
ステージあんなに近いのに1列目におられたなんて、興奮が伝わってきました。

私はフェスくらいのホールが好きなんですけど、SSAいっぱいのお客さんと、心に響くうたを受け止めたい!と、今は願っています!

あと、ごめんなさい!わかってます。勘違いなんですけど、あの投げちゅはモロに私の方に飛んできました~
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亀渕さん (やすこ)
2018-10-23 23:00:51
Saoさん、丁寧な、ライヴの様子、ありがとうございます😃
今日は、アルカイック?ホールでしたか?本当に投げキッス、ファイナルまで、欲しいな‼️
ヤフーニュースかな?ディリー新潮の、記事、亀さんが、語ってくださっていることが、とても嬉しいです。😆

ジュリーが、元気だよと、いってくれたこと、私たちへの、大いなる優しさだね💞
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SAYAKAホール (sao)
2018-10-23 23:54:23
>ののさん、コメントどうも有難うございます♪お返事が遅くなってしまいましたm(__)m
いつものツアーなら行きそうにもないローカルな大阪の狭山には、古稀の記念に申し込んでいました。
さいたまの後は、どんな顔をしてジュリーを見たらいいのかしら?と悩みましたが
終わってしまえば、やっぱり一列 サイコー!すいません、ジュリーを独り占めにして
>『どこまでも、ジュリーの舟にのせてってもらいたいです。』
ののさん、私もジュリーという舟から降りようとは思いません。
この先もどんな光景を見せてくれるのか、心配をしながらも、楽しみの方がもっと大きそうですね
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SAYAKAホール (sao)
2018-10-24 00:04:11
>レンチさん、はじめまして。コメントどうも有難うございます♪
ジュリーファンなら、あの甘い声でかわいく「ごめんね。」には萌えちゃいますよ!
当分の間は、各地の会場で「ごめんね。」があるのじゃないでしょうか
ジュリーの事件のせいで、あっちこっちで芸人たちが「ドタキャン」とか言って、笑いをとっています。
いいんだか悪いんだか、まさにジュリーは今、旬の人ですね~(笑)
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(まちがっちゃった!) (sao)
2018-10-24 00:08:46
>ののさん、うちは正確を期してはいません。いつもユル~く、いい加減でいいと思っています。
歌詞の書き間違い、ノープロブレムです!気がついていませんでした(笑)
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SAYAKAホール (sao)
2018-10-24 00:22:49
>ヨッコさん、まさに怒涛の一週間でした💦 私も今はすっかり立ち直りましたが、
一時はどうなることかと、深く落ち込みました。
私の方こそが、皆さんの温かい気持ちのこもった書き込みで救われました、ほんとです
皆様の前向きで明るいコメントのお蔭で、どれほど気が楽になった事か・・
私も一部の誹謗中傷などは気にせずに、泰然としていたいと思うようになりました。
そして何よりも、ジュリーさまの姿を見て安心し、私もジュリーを見直す契機になりました。
沢田研二は何が有っても変わらないのだと胆に銘じました。ついていきます。
鳴門からでは、遠征にお時間もかかると思いますが、精一杯ご一緒に応援しましょうね~
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