もう今年も残すところ、あと5日。下書きのままで未完成のブログを一気に仕上げました。これをアップしないと心残りです。
大坂の西区の建築といっても、兵庫県民の私には いまいちよくわからなかったが、西区で建築ツアーを募集というので、無料なので応募してみた。11月も末日。
待ち合わせは、「あさがきた」の広岡浅さんゆかりの、大同生命ビル。大阪フェスティバルホールから、土佐堀川を挟んだ向こう岸にある。昔はヴォーリズ建築でしたが、今は新しいビルになっている。ヴォーリズ縁の、一柳社の設計なので あたりのビルとは違い目を引く美しい建築です。
かつてのビルの装飾を移築している。
大阪市大の建築家の先生が西区建築を案内してくれる、人員は全部で15人ほど。私以外は、大阪の人が多かったので、地理的なことがよくわかっていないのは私くらいかな。残念だけど地理には疎く、頭の中に大阪の地図が浮かばない・・・
西区は中央区や北区のような大きくて有名なビルは少ないが、近代建築が多く残されている。私が今まで歩いたのは淀屋橋辺りの大企業がひしめく場所の、重厚で有名な建築家の建てた近代建築が多かった。西区は西船場で、船場よりもずっと庶民的です。(ぼんちの舞台は一流の船場あたり)庶民的なので、建築は誰が建てたのかわかず、デザインも自由、様式の説明は難しいとのことでした。
山内ビル
船町ビルは、敷地の関係でイビツな形
金光教玉水教会
江戸掘コダマビル、入口は大竹しのぶの映画「後妻業」のロケ地になったそうです
ヴォーリズ建築、広岡浅さんが洗礼を受けた、日本基督教団大阪協会。上の窓はバラ窓
ダコタハウス
リストランテサリーテ(イタリアンレストラン) お値段は高そうでした。
少し前まで診療していたという、閉院した菅澤眼科クリニック
川口基督教会、こちらは朝ドラの「マッサン」縁の教会だそうです。ゴシック様式。右の男性は大阪市大の先生。
中で、柔和で優しい牧師さんが丁寧に説明してくださった。大阪だが ここは阪神淡路大震災で大きな被害があったそうだ。98年に修復された。
ここは英国国教会と聞いて、ピーが「ビューティフルコンサート」で歌った「ヘンリー8世」を思い出した。6回も結婚したそうです。
説明は特になかったが、近くのアパートの風情に目が釘付け! なのに、一部が新しく別のものに建て替えられていて、こんなに素敵な装飾の建物なのに台無しだった・・ 色は柔らかいピンク色でした。川口アパート
見学はここまで、2時間半くらいだったかな。疲れを知らず、大きくはないがそれぞれが個性的で洒落た建築の数々に、荘厳なレンガの教会。 今も都会に息づく建築群巡りはとても充実した時間だった。
大阪・安治川沿いの、魚市場のような魚の販売施設「中之島漁港」に併設する「中之島みなと食堂」で、魚介のバーベキュー!たらふく食べて、満足して帰った。
ロケーションがいいでしょ!でも屋外だから、冬と真夏はキビシイな。(下は資料映像です)
牡蠣にハマグリ、ホタテに、干物、サケに鉄火巻と、食べまくり。満足でした(^-^)