木めぐり像めぐり

気に入った木、気になる像などを紹介していこうと思います。

香取神宮の御神木

2009-06-20 16:05:37 | 

日本の三大神宮は、伊勢神宮、鹿島神宮、香取神宮だそうです。
もちろん、神宮といえば、伊勢神宮なのですが、あえて三大神宮と呼べば、この三つだそうです。また、鹿島神宮と香取神宮は、大雑把にいえば、利根川を挟んだ両岸にあり、距離にして13キロ離れています。12年に一度、午年に香取神宮と鹿島神宮の祭神が出会う御船祭が行われる。そんな由緒ある香取神宮に行きました。
香取駅下車、徒歩30分ほどなのですが、驚いたことに無人駅で、駅前は民家ばかり、乗降客も数名、近くにそば屋が一軒あるという具合です。駅舎の中に、香取神宮までの地図が掲示されていましたので、それを忘れないようにしっかり記憶して歩きました。途中に神道山ハイキングコースがあり、寄り道することにしました。このコースの山中には前方後円墳1基と円墳10基があるそうです。しかし、柵に囲われているとか、説明板がないとそこが古墳であることが気付かないほどのもので、古墳を偲ばせる雰囲気はありませんでした。
さて、香取神社は、観光バスがのりつけ、土産物屋もあり、大変賑わっていました。神殿は茅葺屋根、柱、壁は黒く塗られ、金色の金具が輝き、美しい建物でした。その正面脇に杉の御神木がありました。樹齢千余年と伝え、目通り7.4メートルだそうです。千年を越える木に出会えることに、少し喜びを感じました。
コメント
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