古い町並みは、あちこちの都市に観光の目玉として意外と保存されているのですが、この佐原の町並みは、規模も大きくて、川越の町並みよりも面白いと思いました。それに、この川を使って水郷めぐりの舟もあり面白いところです。説明によると
『利根川図志(1855年)『佐原は、下利根附第一繁昌の地なり、村の中程に川有りて、新宿、本宿の間に橋を架す、米穀諸荷物の揚さげ、旅人の船、川口より此所まで、先をあらそい、両岸の狭きをうらみ、誠に、水陸往来の群集、昼夜止む時なし』と記してある。江戸時代の佐原は『小江戸』と呼ばれ、この周辺の町並には、国指定史跡伊能忠敬旧宅や県指定有形文化財小堀屋本店店舗、正文堂書店本舗をはじめ、土蔵造りの古い商家がある。」となっていました。