結婚式場で有名な椿山荘は、地下鉄江戸川橋駅から、徒歩10分ほどのところにある。その庭園は、山縣有朋が作らせたもので、歴史を感じさせ、誰でも無料で見学できるいい所である。しかし、建物の中を抜けていかないといけない。入口には、案内人やドアマンのような人が3人も立っているので、場違いな所に来たような感じで、入りづらい。「庭を見学させてください」と、一言断って入りました。詳しい歴史は、椿山荘のホームページがあるのでみてください。
その庭園にある、一番古い木、御神木として祀られている樹齢500年、高さ20メートルのスダジイ(写真)があります。グネグネと枝を伸ばし、ほんと、面白い姿になるものです。都内の由緒ある庭園には大体スダジイの古木がある。
防風、防火樹として、沢山植えられたのでしょうか。それとも、実は食べられるので、救荒植物としてよく植えられたのでしょうかね。
さて、このスダジイ。
場所も場所だけにずいぶんと大切に
されてきたものと思います。
そのせいか、威厳もあるのですが、
あか抜けた自然の風雅を見ます。
緑に乏しい中にあってはお宝の古木
です。元老もさぞかし..。
都会にある古木。いつまでもと願う
ばかりです。
といいつつ、こちら越後では村人が
頼る社の古木が倒れたり、切られた
り..。 なのであります。