浅草の浅草寺をお参りしたついでに、合羽橋道具街を散策してみました。そこで、金色のかっぱ像を見つけました。第一印象は金粉ショーの像かと思いました。仏像のように金色にするのはセンスがない、かっぱだったらやはり緑色するのがいいと思うのですが、どうでしょうか。しかし、かっぱの像は面白いと思います。
かっぱ河太郎の碑の説明文によると「古来合羽橋は商売とは深い縁でむすばれていた今から約2百年前の文化年間、商人として財を成した合羽屋喜八は、このあたりの水はけが悪く、僅かな雨で度重なる洪水に人々が難儀していることを見かね、私財を投げ出し、治水のための掘割工事を始めた。ところが工事は困難を極めなかなかはかどらない。その様を見ていた隅田川の河童達が喜八の侠気に感じ、夜な夜な現れては人知れず工事を進め、さしもの難工事もついに完成した。そして、その河童を見た人は、なぜかそれから運が開け、商売が繁盛したという。この故事に鑑み、合羽橋道具街の誕生90年を迎えるにあたり、ご来街のお客様ともども幾久しい商売繁盛を祈念し、台東区の協力を戴き、この地に、かっぱ河太郎像を建立する。」となっていました。
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