尿管結石という病気がある。この病気は内臓の病気としては2番目に痛いと言われている。一番痛いのは急性膵炎だそうだ。
内臓には痛覚が無い。だから手術では内臓に対して麻酔を使わない。内臓に痛覚が無いのは痛みを感じても対処できないからだろう。皮膚や骨が傷付いた場合、そこを労ることによって悪化を防ぐことができるが内臓を労ることは難しい。肺に傷が付いても呼吸をやめる訳には行かないからだ。
内臓には痛覚が無いから尿管結石や腎臓結石ではとんでもない場所に症状が現れる。なぜか脇腹が痛むのだ。高校生の時にこの病を患った。脇腹に激痛があり近所の外科医に行って湿布薬を貰ったが一向に痛みが治まらない。その後尿管結石だと分かった。私が対症療法を目の敵にするのはこの経験が少なからず影響しているのかも知れない。痛む場所に対する対症療法が全く役に立たない典型的な病気だからだ。
他の対症療法も多かれ少なかれ、尿管結石の患者に湿布薬を処方するのと同じ愚を犯している。例えば血圧が高い人には降圧剤を処方する。これは湿布薬のようなものだ。何らかの原因があるから血圧が高くなっているのであり、原因を放置したままで結果である血圧だけを下げても全く治療には繋がらない。これで治ると信じるのは阿呆だけだ。
尿管結石には予防方法がある。水分を多く摂ることだ。尿の量が増えればカルシュウムなどが結晶化しにくくなる。これは原因が分かっているから予防もできるということだ。原因が分からなければ予防も治療もできる筈が無い。治療は原因に対する対処であるべきだ。
内臓には痛覚が無い。だから手術では内臓に対して麻酔を使わない。内臓に痛覚が無いのは痛みを感じても対処できないからだろう。皮膚や骨が傷付いた場合、そこを労ることによって悪化を防ぐことができるが内臓を労ることは難しい。肺に傷が付いても呼吸をやめる訳には行かないからだ。
内臓には痛覚が無いから尿管結石や腎臓結石ではとんでもない場所に症状が現れる。なぜか脇腹が痛むのだ。高校生の時にこの病を患った。脇腹に激痛があり近所の外科医に行って湿布薬を貰ったが一向に痛みが治まらない。その後尿管結石だと分かった。私が対症療法を目の敵にするのはこの経験が少なからず影響しているのかも知れない。痛む場所に対する対症療法が全く役に立たない典型的な病気だからだ。
他の対症療法も多かれ少なかれ、尿管結石の患者に湿布薬を処方するのと同じ愚を犯している。例えば血圧が高い人には降圧剤を処方する。これは湿布薬のようなものだ。何らかの原因があるから血圧が高くなっているのであり、原因を放置したままで結果である血圧だけを下げても全く治療には繋がらない。これで治ると信じるのは阿呆だけだ。
尿管結石には予防方法がある。水分を多く摂ることだ。尿の量が増えればカルシュウムなどが結晶化しにくくなる。これは原因が分かっているから予防もできるということだ。原因が分からなければ予防も治療もできる筈が無い。治療は原因に対する対処であるべきだ。