少し古い話だが2月4日にWHO(世界保健機関)が、今後20年以内に癌患者が1.5倍以上になる可能性があると発表した。なぜこんな発表をするのかと私は驚いた。癌患者の増加は悲報ではなく朗報だろう。癌患者は大半が高齢者だ。私は細胞レベルでの変異が原因だと思っている。つまり老化による細胞の複写ミスの蓄積だ。だから癌とは基本的には老化現象であり老人病だ。
日本で癌による死亡率が高いのは長寿だからだ。若い内に感染症などで死ぬ人が少ないからだ。平均寿命が40歳の地域であれば癌による死者は殆んどいないだろう。現在、発展途上国で癌による死亡率が低いのは「発癌適齢期」を迎えるまでに感染症で亡くなる人が多いからだ。彼らが長寿になれば癌患者が増えるのは当たり前のことではないだろうか。WHOは何を警戒させたいのだろうか。
こんなジョークがある。死刑囚の最後の願いを適えようということで、本人に死に方を選ばせた。死刑囚はしばらく考えてから微笑んでこう答えた「老衰を選びます。」
この警告は「老衰に注意せよ」と言っているようなものだ。老化は今のところ防ぎようが無く、アンチエイジングの筈のホルモン療法は現在の若さの代償として寿命を奪っているようだ。老衰による死なら天寿を全うしたということであり目出度いことだろう。
私自身、どうせ死ぬなら癌で死にたいと思う。「余命何年」という告知があればゴールから逆算して余命を全うしようとするだろう。晩節を汚さず、死期に備えることができる。
重度の認知症を患ったり感染症で死ねば準備ができない。財産目録も作らずに死ねば相続人が迷惑する。喜ぶのは棚ボタで財産を没収できる財務省だけだ。
日本で癌による死亡率が高いのは長寿だからだ。若い内に感染症などで死ぬ人が少ないからだ。平均寿命が40歳の地域であれば癌による死者は殆んどいないだろう。現在、発展途上国で癌による死亡率が低いのは「発癌適齢期」を迎えるまでに感染症で亡くなる人が多いからだ。彼らが長寿になれば癌患者が増えるのは当たり前のことではないだろうか。WHOは何を警戒させたいのだろうか。
こんなジョークがある。死刑囚の最後の願いを適えようということで、本人に死に方を選ばせた。死刑囚はしばらく考えてから微笑んでこう答えた「老衰を選びます。」
この警告は「老衰に注意せよ」と言っているようなものだ。老化は今のところ防ぎようが無く、アンチエイジングの筈のホルモン療法は現在の若さの代償として寿命を奪っているようだ。老衰による死なら天寿を全うしたということであり目出度いことだろう。
私自身、どうせ死ぬなら癌で死にたいと思う。「余命何年」という告知があればゴールから逆算して余命を全うしようとするだろう。晩節を汚さず、死期に備えることができる。
重度の認知症を患ったり感染症で死ねば準備ができない。財産目録も作らずに死ねば相続人が迷惑する。喜ぶのは棚ボタで財産を没収できる財務省だけだ。