給食のおかずの分け方は色々考えられる。
①最初から全員に同じ量を分配する。
②少しだけ少ない目に分配してもっと欲しい人には追加を認める。
③ビュッフェ(バイキング)形式のように各自が自由に好きなだけ取る。
④強い者が先に取って残りをみんなで分ける。
多分③や④に賛成する人は殆んどいないと思うから①と②を比較しよう。①を選ぶ人も少なくないと思うが、私は②のほうが断然良いと思う。人には好き嫌いがあり適量もそれぞれ異なるから、全員に同じ量を配れば多過ぎる人も少な過ぎる人も現れる。②のほうが却って「公平」だと思う。
資産についても同じように考えてはどうだろうか。まず少量を平等に分ける。もっと欲しい人はもっと働くか重い責任を担う。企業の給料もこの考えに基づいている。まず基本給があって時間外手当や役職給がそれに付加される。日本やヨーロッパの制度は概ねこれに近い。もっと欲しければもっと働けということだ。
共産主義は①に近い。分配された物を市民同士で融通し合えれば充分豊かな社会になり得るだろうが、社会全体の資源が充分に豊かでなければ皆が等しく貧乏になる。
アメリカは③だ。自由と権利を優先すればこうなる。しかし資産が有り余るほど豊かでなければ猛烈な競争社会になる。
現代の中国は最悪の④だ。権力者が真っ先に資産を奪って残りを庶民が奪い合う。だからジニ係数が世界一高い。まるで専制君主が支配する古代社会のようなものだ。歴史から学ばないこんな社会では人民は不幸になる。
日本を③の競争社会に変えるべきだと考える人もいるが、心優しき日本人にはお互いの権利を尊重する②が一番向いていると思う。日本人には競争社会よりも協調社会のほうが相応しい。
①最初から全員に同じ量を分配する。
②少しだけ少ない目に分配してもっと欲しい人には追加を認める。
③ビュッフェ(バイキング)形式のように各自が自由に好きなだけ取る。
④強い者が先に取って残りをみんなで分ける。
多分③や④に賛成する人は殆んどいないと思うから①と②を比較しよう。①を選ぶ人も少なくないと思うが、私は②のほうが断然良いと思う。人には好き嫌いがあり適量もそれぞれ異なるから、全員に同じ量を配れば多過ぎる人も少な過ぎる人も現れる。②のほうが却って「公平」だと思う。
資産についても同じように考えてはどうだろうか。まず少量を平等に分ける。もっと欲しい人はもっと働くか重い責任を担う。企業の給料もこの考えに基づいている。まず基本給があって時間外手当や役職給がそれに付加される。日本やヨーロッパの制度は概ねこれに近い。もっと欲しければもっと働けということだ。
共産主義は①に近い。分配された物を市民同士で融通し合えれば充分豊かな社会になり得るだろうが、社会全体の資源が充分に豊かでなければ皆が等しく貧乏になる。
アメリカは③だ。自由と権利を優先すればこうなる。しかし資産が有り余るほど豊かでなければ猛烈な競争社会になる。
現代の中国は最悪の④だ。権力者が真っ先に資産を奪って残りを庶民が奪い合う。だからジニ係数が世界一高い。まるで専制君主が支配する古代社会のようなものだ。歴史から学ばないこんな社会では人民は不幸になる。
日本を③の競争社会に変えるべきだと考える人もいるが、心優しき日本人にはお互いの権利を尊重する②が一番向いていると思う。日本人には競争社会よりも協調社会のほうが相応しい。