有益な規制もあるが、中国や韓国の例からも分かるように、多くの規制が国益・省益や政治家個人の利益のために悪用されている。
8月から煙草を理由にしてコンビニの出店規制が強化される。現在は1箇月に25,000本以上売る店の半径100m以内での新規出店が規制されているが、これを「15,000本以上」に改めると言う。
煙草1本が20円とすれば月商30万円ほどだ。粗利益率が15%であれば月収4.5万円に過ぎない零細店を守るためにコンビニの出店を規制する必要などあるのだろうか。これはコンビニの出店を規制することだけが目的と思える。
零細煙草店は品揃えが悪いし商品も古い。埃を被った煙草を平気で売るほどサービスの悪い店もある。こんな店を守る必要など無く、競争を通じて淘汰されるべき店だろう。
この規制は煙草を隠れ蓑として使っている所が狡猾だ。批判があっても「有害な煙草に対する規制だ」と言い逃れができる。日本では反煙草ヒステリーが蔓延しており、煙草の規制であればまるでオウム真理教の信者に対する処罰のようにどんな理不尽なものであろうとも許容されている。
コンビニが煙草を扱わなければ良いと考える人は小売店の実態を知らない。煙草はコンビニの売上高の2~3割を占めるドル箱商品だ。冷蔵も不要で商品の改廃も少なく継続購入による集客も見込める煙草を扱わなければコンビニの経営は成り立たない。これは煙草規制に名を借りたコンビニ規制だ。
小型店であるコンビニを規制することは難しかった。大店法などによる規制対象外だからこそコンビニは50,000店を超えるまでに増えた。煙草規制を口実にしてコンビニを支配することが財務省の狙いだ。役人は本当に狡賢い。この知恵と権力をもっと有効に使えないものだろうか。
8月から煙草を理由にしてコンビニの出店規制が強化される。現在は1箇月に25,000本以上売る店の半径100m以内での新規出店が規制されているが、これを「15,000本以上」に改めると言う。
煙草1本が20円とすれば月商30万円ほどだ。粗利益率が15%であれば月収4.5万円に過ぎない零細店を守るためにコンビニの出店を規制する必要などあるのだろうか。これはコンビニの出店を規制することだけが目的と思える。
零細煙草店は品揃えが悪いし商品も古い。埃を被った煙草を平気で売るほどサービスの悪い店もある。こんな店を守る必要など無く、競争を通じて淘汰されるべき店だろう。
この規制は煙草を隠れ蓑として使っている所が狡猾だ。批判があっても「有害な煙草に対する規制だ」と言い逃れができる。日本では反煙草ヒステリーが蔓延しており、煙草の規制であればまるでオウム真理教の信者に対する処罰のようにどんな理不尽なものであろうとも許容されている。
コンビニが煙草を扱わなければ良いと考える人は小売店の実態を知らない。煙草はコンビニの売上高の2~3割を占めるドル箱商品だ。冷蔵も不要で商品の改廃も少なく継続購入による集客も見込める煙草を扱わなければコンビニの経営は成り立たない。これは煙草規制に名を借りたコンビニ規制だ。
小型店であるコンビニを規制することは難しかった。大店法などによる規制対象外だからこそコンビニは50,000店を超えるまでに増えた。煙草規制を口実にしてコンビニを支配することが財務省の狙いだ。役人は本当に狡賢い。この知恵と権力をもっと有効に使えないものだろうか。