もしアンチエイジングが可能であればそれは真っ先にハゲや白髪を防ぐために使われるだろう。そんな薬を求める人は多く効果もはっきり目に見える。ところが未だそんな薬は無いようだ。ハゲの治療薬があればその効果は目に見える。逆に効かないということも一目瞭然だ。だから贋薬が紛れ込めない。
巷に溢れている贋薬は効果が確認しにくいからこそ売れている。ご利益宗教と同じトリックだ。誤魔化しの余地があるからこそ生き延びている。信者が不幸に会った時、主に2つの言い訳が可能だ。1つは、ご利益があったから最悪を免れたという理屈だ。たとえ片足を失っても、両足を失わずに済んだという幸運をご利益と見なす。もう1つは信心が足りなかったとして信者に責任転嫁をすることだ。不幸に会った人はその宗教に不信感を持つが、この反論はその不信感を不幸の原因とするのだから効果的だ。
贋薬もご利益宗教と同じ手口を使う。鬱病を治す筈の薬が全然効かなくても、悪化を防いでいると言い逃れをすればそのまま一生薬漬けにできる。ハゲの治療薬と称していればこんな言い逃れは通用しないだろう。
コラーゲンのサプリメントの宣伝にはもう呆れるしか無い。コラーゲンの豊富な肌は弾力性が高い、だからプリプリ肌を作るためにコラーゲンを飲めと言う。非科学の極みだ。コラーゲンを飲んでもコラーゲンは増えない。アミノ酸に分解して吸収されるのだから肉などの一般の蛋白質と何ら変わらない。効果の確認が難しいからこそこんな馬鹿げた贋薬が売れるのだろう。もしかしたらプラセボ効果ぐらいならあるかも知れないが、コラーゲン効果の理屈はハゲの人に髪の毛を食べさせようとするようなものだ。毛を食べても頭髪が増えることなどありえないと分かっているから誰もそんなことをしない。コラーゲンを有難がる頭の弱い人は、コラーゲンよりも猿か羊の脳ミソでも食べて少しは脳の機能を高めたほうがずっと良かろう。
巷に溢れている贋薬は効果が確認しにくいからこそ売れている。ご利益宗教と同じトリックだ。誤魔化しの余地があるからこそ生き延びている。信者が不幸に会った時、主に2つの言い訳が可能だ。1つは、ご利益があったから最悪を免れたという理屈だ。たとえ片足を失っても、両足を失わずに済んだという幸運をご利益と見なす。もう1つは信心が足りなかったとして信者に責任転嫁をすることだ。不幸に会った人はその宗教に不信感を持つが、この反論はその不信感を不幸の原因とするのだから効果的だ。
贋薬もご利益宗教と同じ手口を使う。鬱病を治す筈の薬が全然効かなくても、悪化を防いでいると言い逃れをすればそのまま一生薬漬けにできる。ハゲの治療薬と称していればこんな言い逃れは通用しないだろう。
コラーゲンのサプリメントの宣伝にはもう呆れるしか無い。コラーゲンの豊富な肌は弾力性が高い、だからプリプリ肌を作るためにコラーゲンを飲めと言う。非科学の極みだ。コラーゲンを飲んでもコラーゲンは増えない。アミノ酸に分解して吸収されるのだから肉などの一般の蛋白質と何ら変わらない。効果の確認が難しいからこそこんな馬鹿げた贋薬が売れるのだろう。もしかしたらプラセボ効果ぐらいならあるかも知れないが、コラーゲン効果の理屈はハゲの人に髪の毛を食べさせようとするようなものだ。毛を食べても頭髪が増えることなどありえないと分かっているから誰もそんなことをしない。コラーゲンを有難がる頭の弱い人は、コラーゲンよりも猿か羊の脳ミソでも食べて少しは脳の機能を高めたほうがずっと良かろう。