脱法ハーブや麻薬や覚醒剤の危険性が騒がれているが、一層危険なのは薬(ドラッグ)だ。特に抗精神病薬は危険だ。日本人が薬を怖がらないことは実に奇妙なことであり理解に苦しむ。
薬はなぜ効くのか、異常を正常に戻すからではない。薬の効能とは人体に異常反応を起こさせることだけだ。薬によって起こる異常反応によって運が良ければ正常に戻る。運が悪ければ一層異常になる。敵の敵は必ずしも味方ではないし、裏の裏が表になるとは限らない。
軽度の欝状態の人が抗鬱剤を飲めば気分が軽くなる。最もよく使われる抗鬱剤のSSRIは「選択的セロトニン再取り込み阻害剤」という名称のとおり、脳内のセロトニンが吸収されることを妨害する。SSRIの効果は吸収されることの妨害だけでありセロトニンを増やす薬ではない。本来吸収されるべきセロトニンを吸収させないだけだ。セロトニンを吸収させないことによってどんな障害が生じているかはよく分かってはいない。所詮一時凌ぎにすぎず、長期的に服用すれば依存症=薬物中毒になる。呆れた話だが、SSRIの最大の副作用は欝状態の悪化だと言われている。
三大成人病(生活習慣病)の「治療薬」はどれも脳に悪影響を与える。6月30日に起こった難波での暴走事件は糖尿病薬による低血糖が疑われているが、降圧剤なども思考力を低下させる。
細い血管で充分な血液を流すためには血圧を高めて血流を早める必要がある。老化などによって血管が狭くなれば血圧を上げなければ充分な血液が脳に届かなくなる。老人の高血圧の多くは、風邪による発熱と同様、人体による適応反応だ。脳に血液を届けるために高められた血圧を薬によって下げればどんな結果になるかは素人でも分かる。
こんな殺人紛いの行為が罷り通っているのは専門医制度のせいだ。心臓病の医師は心疾患を免れることしか考えず、その薬が原因で認知症を患うことになろうとも関知しない。それは担当外のことだ。医療は部分ではなく全体を診るべきだろう。総合医療という視点が急務だろう。
薬はなぜ効くのか、異常を正常に戻すからではない。薬の効能とは人体に異常反応を起こさせることだけだ。薬によって起こる異常反応によって運が良ければ正常に戻る。運が悪ければ一層異常になる。敵の敵は必ずしも味方ではないし、裏の裏が表になるとは限らない。
軽度の欝状態の人が抗鬱剤を飲めば気分が軽くなる。最もよく使われる抗鬱剤のSSRIは「選択的セロトニン再取り込み阻害剤」という名称のとおり、脳内のセロトニンが吸収されることを妨害する。SSRIの効果は吸収されることの妨害だけでありセロトニンを増やす薬ではない。本来吸収されるべきセロトニンを吸収させないだけだ。セロトニンを吸収させないことによってどんな障害が生じているかはよく分かってはいない。所詮一時凌ぎにすぎず、長期的に服用すれば依存症=薬物中毒になる。呆れた話だが、SSRIの最大の副作用は欝状態の悪化だと言われている。
三大成人病(生活習慣病)の「治療薬」はどれも脳に悪影響を与える。6月30日に起こった難波での暴走事件は糖尿病薬による低血糖が疑われているが、降圧剤なども思考力を低下させる。
細い血管で充分な血液を流すためには血圧を高めて血流を早める必要がある。老化などによって血管が狭くなれば血圧を上げなければ充分な血液が脳に届かなくなる。老人の高血圧の多くは、風邪による発熱と同様、人体による適応反応だ。脳に血液を届けるために高められた血圧を薬によって下げればどんな結果になるかは素人でも分かる。
こんな殺人紛いの行為が罷り通っているのは専門医制度のせいだ。心臓病の医師は心疾患を免れることしか考えず、その薬が原因で認知症を患うことになろうとも関知しない。それは担当外のことだ。医療は部分ではなく全体を診るべきだろう。総合医療という視点が急務だろう。