未だ梅雨明けしていないが蒸し暑い日が続いている。冷蔵庫のドアを開ければ冷気を感じて涼しい。では開けっ放しにすればどうなるだろうか?室温が上がる。冷蔵庫は庫の外側で発熱することによって冷気を作っている。燃焼が典型だが、エネルギーは総てプラスでありマイナスエネルギーは存在しない。だからエアコンは室外を温めることによって室内を冷やしている。室内の熱を室外に放出しているように錯覚しそうだが、実際には室外を温めることによって冷気を作っている。トータルでは加熱になるのだからヒートアイランド現象の一因ともなっている。
泳いでいる時に顔を上げれば体は下がる。体が下がれば抵抗が大きくなるのでスピードが落ちる。クロールなら体を回して呼吸をするので余り上下動をしないが平泳ぎであれば上下動になる。ストローク数の少ない北島康介選手がストローク数の多い選手よりも早いのは上下動が少ないからだ。ピッチを上げることがスピードアップに繋がらないのだから平泳ぎは難しい。
旅客機事故のショッキングな映像が印象に残っている。その旅客機は滑走路ギリギリの高さで海上を飛んでいた。このままでは危ないと判断したのだろうか、その旅客機は空港島の直前で機首を上げた。その瞬間、機体の後部が下がった。下がった後部が岸壁に激突した。
機首を上げるのが数秒早ければこんな事故にはならなかっただろう。機首を上げれば機体は上昇する。しかし機首を上げた瞬間には機体後部が下がるということに対する理解が不十分だったのか旅客機の長さを過小評価していたのかは分からないが、もし機首を上げなければギリギリで着陸できていたように思えた。「上げる」と「浮かぶ」の違いを実感させられる事故だった。
泳いでいる時に顔を上げれば体は下がる。体が下がれば抵抗が大きくなるのでスピードが落ちる。クロールなら体を回して呼吸をするので余り上下動をしないが平泳ぎであれば上下動になる。ストローク数の少ない北島康介選手がストローク数の多い選手よりも早いのは上下動が少ないからだ。ピッチを上げることがスピードアップに繋がらないのだから平泳ぎは難しい。
旅客機事故のショッキングな映像が印象に残っている。その旅客機は滑走路ギリギリの高さで海上を飛んでいた。このままでは危ないと判断したのだろうか、その旅客機は空港島の直前で機首を上げた。その瞬間、機体の後部が下がった。下がった後部が岸壁に激突した。
機首を上げるのが数秒早ければこんな事故にはならなかっただろう。機首を上げれば機体は上昇する。しかし機首を上げた瞬間には機体後部が下がるということに対する理解が不十分だったのか旅客機の長さを過小評価していたのかは分からないが、もし機首を上げなければギリギリで着陸できていたように思えた。「上げる」と「浮かぶ」の違いを実感させられる事故だった。