号泣記者会見ですっかり有名になった野々村元県議だが、チケット店で使われた切手代と称する176万円は多分、商品券だったと思う。切手代としておけば政務活動費として請求できる。その商品券で買った物の領収書も政務活動費として認められる。この手口を使えば本来の経費の2倍の額が請求できる。多分、少なからぬ政治家がこの手口を使っているものと思える。
昔、百貨店で、商品券を商品券で買える時代があった。領収書の品名を「進物品」とすれば交際費として経費で落とせた。これを何度も繰り返せば経費を幾らでも水増しできた。こうやって簡単に帳簿を操作して脱税ができた。
この商品券で商品券を買うという手口は外にも悪用できた。百貨店の駐車場を使って、毎回商品券で商品券を買っていれば、数千円を寝かせるだけで延々と無料駐車が可能だった。今ではこの手口は使えない。
アメリカでは医療費の不正請求の取り締まりが強化されている。制裁金と合わせて192億ドルがこの5年間に徴収されたそうだ。
日本でも医療費の不正請求は日常的に行われている。アメリカほどの巨額にはならないと思うが、これを取り締まることによって収入増と医療費の削減が同時に可能になる。
脱税を放置したままでの増税は理不尽だ。それは脱税によって不足する税収を善良な納税者に負担させる悪政だ。悪事を放任したままでの増税は全く不合理だ。
政府はパチンコ税や携帯電話税などを検討しているらしいが、それよりも脱税や不正請求の撲滅に乗り出したほうが良いのではないだろうか。政治家の政務活動費や病院の不正請求を摘発するだけでかなりの収入増が見込める。善良な庶民から取り立てるよりも悪事の退治による増収のほうがずっと国民に歓迎されるだろう。
昔、百貨店で、商品券を商品券で買える時代があった。領収書の品名を「進物品」とすれば交際費として経費で落とせた。これを何度も繰り返せば経費を幾らでも水増しできた。こうやって簡単に帳簿を操作して脱税ができた。
この商品券で商品券を買うという手口は外にも悪用できた。百貨店の駐車場を使って、毎回商品券で商品券を買っていれば、数千円を寝かせるだけで延々と無料駐車が可能だった。今ではこの手口は使えない。
アメリカでは医療費の不正請求の取り締まりが強化されている。制裁金と合わせて192億ドルがこの5年間に徴収されたそうだ。
日本でも医療費の不正請求は日常的に行われている。アメリカほどの巨額にはならないと思うが、これを取り締まることによって収入増と医療費の削減が同時に可能になる。
脱税を放置したままでの増税は理不尽だ。それは脱税によって不足する税収を善良な納税者に負担させる悪政だ。悪事を放任したままでの増税は全く不合理だ。
政府はパチンコ税や携帯電話税などを検討しているらしいが、それよりも脱税や不正請求の撲滅に乗り出したほうが良いのではないだろうか。政治家の政務活動費や病院の不正請求を摘発するだけでかなりの収入増が見込める。善良な庶民から取り立てるよりも悪事の退治による増収のほうがずっと国民に歓迎されるだろう。