通常の医療であれば治療効果があって初めて「効く」と評価される。様々な薬であれ手術であれ、治療効果があるからこそ承認されている。ところが癌の場合、治療効果は必ずしも期待されていない。腫瘤の縮小や延命効果があれば医療として承認される。この特殊性が悪用され易い。
例えば胃癌患者に対する抗癌剤や放射線治療によって癌細胞が縮小したとする。この縮小はあくまで当初標的とされた癌細胞だけが評価対象にされる。仮に肺癌が新たに発症しても「効いた」ということになる。これでは細長い風船を押し込んで凹ませるようなものではないだろうか。別の場所が膨らむだけだ。これでも「効いた」と言えるのだろうか。あくまで陰口だが「抗癌剤は増癌剤」とまで言われている。
同じ人についてその治療をした場合としなかった場合を比較することは困難だから、延命効果についてはデータのトリックが使われ易い。例えば抗癌剤の副作用で死んだ人の場合、全死亡率ではデータとして使われるが、癌死亡率の対象外になる。事故などを含めて他の原因で死ぬ人が多いほど癌死亡率は下がる。極論だが、全員が抗癌剤の副作用で死んでしまえば癌死亡者数はゼロになる。
連絡を取れなくなった人の扱いも酷い。死亡したから連絡が取れなくなった可能性が高いがデータ操作に利用される。1年間、生死が確認できなかった患者であればいつ死んだか分からないことを利用して生存期間を任意に増減できる。
軽度の患者を混入させることによって有効性が高いように捏造することもある。承認申請をする薬に軽症者を、比較対象薬に重症者を割り振れば簡単に優良性を「証明」できる。臨床データの捏造は、散々騒がれた血圧降下剤ディオバンだけの話ではない。
捏造ではないが数字のマジックも少なくない。100人中99人が死ぬ病気で2人助かれば「生存の可能性が2倍になった」と騒ぐ。しかしこれは99%から98%に1%下がっただけだ。誤差の範囲内だろう。
癌のような先端医療でさえこのザマなのだから通常の医療はデタラメとオカルトの世界だ。頭痛薬の効能は頭痛の原因を取り除くことではなく頭痛を感じにくくするだけだ。頭痛薬の最大の副作用は頭痛の慢性化と言われている。笑えない笑い話だ。
風邪の治療薬を発明すればノーベル賞が貰えるとまで言われているのに、不快な症状を緩和するだけの対症療法が横行している。1に睡眠、2に休養、3に栄養ではないだろうか。癌や風邪のような治療できない病気や老化現象などに関してはデタラメ医療が氾濫している。
例えば胃癌患者に対する抗癌剤や放射線治療によって癌細胞が縮小したとする。この縮小はあくまで当初標的とされた癌細胞だけが評価対象にされる。仮に肺癌が新たに発症しても「効いた」ということになる。これでは細長い風船を押し込んで凹ませるようなものではないだろうか。別の場所が膨らむだけだ。これでも「効いた」と言えるのだろうか。あくまで陰口だが「抗癌剤は増癌剤」とまで言われている。
同じ人についてその治療をした場合としなかった場合を比較することは困難だから、延命効果についてはデータのトリックが使われ易い。例えば抗癌剤の副作用で死んだ人の場合、全死亡率ではデータとして使われるが、癌死亡率の対象外になる。事故などを含めて他の原因で死ぬ人が多いほど癌死亡率は下がる。極論だが、全員が抗癌剤の副作用で死んでしまえば癌死亡者数はゼロになる。
連絡を取れなくなった人の扱いも酷い。死亡したから連絡が取れなくなった可能性が高いがデータ操作に利用される。1年間、生死が確認できなかった患者であればいつ死んだか分からないことを利用して生存期間を任意に増減できる。
軽度の患者を混入させることによって有効性が高いように捏造することもある。承認申請をする薬に軽症者を、比較対象薬に重症者を割り振れば簡単に優良性を「証明」できる。臨床データの捏造は、散々騒がれた血圧降下剤ディオバンだけの話ではない。
捏造ではないが数字のマジックも少なくない。100人中99人が死ぬ病気で2人助かれば「生存の可能性が2倍になった」と騒ぐ。しかしこれは99%から98%に1%下がっただけだ。誤差の範囲内だろう。
癌のような先端医療でさえこのザマなのだから通常の医療はデタラメとオカルトの世界だ。頭痛薬の効能は頭痛の原因を取り除くことではなく頭痛を感じにくくするだけだ。頭痛薬の最大の副作用は頭痛の慢性化と言われている。笑えない笑い話だ。
風邪の治療薬を発明すればノーベル賞が貰えるとまで言われているのに、不快な症状を緩和するだけの対症療法が横行している。1に睡眠、2に休養、3に栄養ではないだろうか。癌や風邪のような治療できない病気や老化現象などに関してはデタラメ医療が氾濫している。