夏になると水の事故が連日報じられるが、水泳は危険なスポーツだろうか。多分最も安全なスポーツだろう。私は殆んど毎日泳いでいるが、足が吊る以外のトラブルは滅多に無い。最も痛い思いをしたのは、30年ほど前に下手な平泳ぎの横を摺り抜けようとして顔面を蹴られたことだ。他にはクロールのリカバリーで手がぶつかることがたまにある。水泳では捻挫をすることさえ無い。
水の事故は大半が水泳ではなく水遊びでの事故だ。これを区別しないことは、戦場での戦闘機の事故を旅客機の事故数に含めるようなものだ。
但し川も海も怖い。川が怖いのは突然深くなったり流れが変わったりすることだけではない。上流での雨による鉄砲水は殆んど予測できない。川は雨が降らなくても増水する。正確に言えば、その地域で降らなくても上流で降れば下流では驚くほど増水する。だからこそ怖い。山の天気は変わり易くしかも狭い地域内で変動する。晴れた日に一部の地域でだけ俄雨がありそれが川下では濁流になるということもあり得る。川下にいる人には予想できない。
海にはサメ、ウミヘビ、クラゲなど有害な動物が沢山いる。これらも危険なのは自然そのものであり、山や森などが危険であるのと同じことだ。水泳が危険な訳ではない。
紫外線はどの程度危険だろうか。動植物は殆んどが紫外線の元で生きている。それどころか、紫外線の強い熱帯や亜熱帯のほうが動植物は豊富だ。これは動植物にとって紫外線が必要だからだろう。
人類の起源もアフリカだ。紫外線の弱い環境に適応した白人が紫外線によって皮膚癌に罹り易いのは事実だが、それにも拘わらず北欧人は日光浴を好む。これは何らかの医学的根拠があってのことだろう。皮膚癌に強い筈の日本人が紫外線を嫌うのは美白信仰とそれを煽る化粧品会社によって作り上げられたものだろう。幼児のくる病が増えていると言う。この大半は日光浴をしないことによるビタミンD欠乏症だろう。私がこれまでに浴びた紫外線の量は平均的日本人の10倍ぐらいだと思うが、今のところ何の支障も無い。紫外線の害と日焼け止めクリームの害を比較したデータは見つからないが、確実に副作用のある薬品が無害であるとは考えられない。充分に安全基準を満たしている食品添加物と比べて有害性が高いことは間違いあるまい。
水の事故は大半が水泳ではなく水遊びでの事故だ。これを区別しないことは、戦場での戦闘機の事故を旅客機の事故数に含めるようなものだ。
但し川も海も怖い。川が怖いのは突然深くなったり流れが変わったりすることだけではない。上流での雨による鉄砲水は殆んど予測できない。川は雨が降らなくても増水する。正確に言えば、その地域で降らなくても上流で降れば下流では驚くほど増水する。だからこそ怖い。山の天気は変わり易くしかも狭い地域内で変動する。晴れた日に一部の地域でだけ俄雨がありそれが川下では濁流になるということもあり得る。川下にいる人には予想できない。
海にはサメ、ウミヘビ、クラゲなど有害な動物が沢山いる。これらも危険なのは自然そのものであり、山や森などが危険であるのと同じことだ。水泳が危険な訳ではない。
紫外線はどの程度危険だろうか。動植物は殆んどが紫外線の元で生きている。それどころか、紫外線の強い熱帯や亜熱帯のほうが動植物は豊富だ。これは動植物にとって紫外線が必要だからだろう。
人類の起源もアフリカだ。紫外線の弱い環境に適応した白人が紫外線によって皮膚癌に罹り易いのは事実だが、それにも拘わらず北欧人は日光浴を好む。これは何らかの医学的根拠があってのことだろう。皮膚癌に強い筈の日本人が紫外線を嫌うのは美白信仰とそれを煽る化粧品会社によって作り上げられたものだろう。幼児のくる病が増えていると言う。この大半は日光浴をしないことによるビタミンD欠乏症だろう。私がこれまでに浴びた紫外線の量は平均的日本人の10倍ぐらいだと思うが、今のところ何の支障も無い。紫外線の害と日焼け止めクリームの害を比較したデータは見つからないが、確実に副作用のある薬品が無害であるとは考えられない。充分に安全基準を満たしている食品添加物と比べて有害性が高いことは間違いあるまい。