痛風という病気についてこれまでは無関心だった。不摂生が原因で起こる生活習慣病だと思っていたからだ。たまたま何かの拍子に、痛風の発症は発汗量が多いために体の水分が不足し勝ちな夏に多く、そしてそれが体内の尿酸の量と関係が深いと知って慌てて調べた。最近、妙な足の痛みに悩まされており、健康診断で尿酸値が高いことを知らされていたからだ。
私は高校生の時に尿管結石を患った。それに懲りて水分を多めに摂るように心掛けていた。サラリーマン時代は午後8時ぐらいまでは充分な水を飲み、休日や退職後は午後5時以降はアルコール飲料で水分補給をしていた。これがプリン体の過剰摂取とそれによる尿酸の増加を招いているのではないかと心配になった。
サラリーマンであれば勤務時間中は酒を飲まない。しかし自由人になれば本人の勝手だ。泳ぎ終えた夕刻からはビール類やワインなどのアルコール飲料しか飲んでいなかった。一旦飲み始めたら折角のほろ酔い気分に「水を差そう」とは思わなかった。
私は1つの仮説を立てた。妙な足の痛みはごく軽度の痛風であり適切に対処すれば治ると考えた。対策は2つあった。アルコール飲料の摂取量を減らすことと非アルコール飲料を多く飲むことだ。
意識して非アルコール飲料を多く飲むようにしてからたった2日で足の妙な痛みが殆んど消えた。これはたまたまこの時期に自然治癒力が働いただけなのか水の効果なのかは分からない。軽度の痛風という仮説が正しかったかどうかも分からない。
私はアルコール飲料を「美味しい水」と位置付けていた。尿管結石に対しては充分に水としての機能を果たしていたようだが、痛風については違っていたようだ。アルコール飲料にはプリン体が多く含まれているから尿酸値を高めることは大いにあり得る。アルコール度数5%のビール類であれば95%は水であり水と同じ効能を持つと勝手に思いこんでいたがどうやら間違っていたらしい。アルコールには利尿作用があり尿を増やすから尿管結石には有効だが、体内の水分を奪うという働きもあるので飲めば飲むほど尿酸値を高めて痛風を招き易くなるということは充分にあり得る。
これはあくまでたった1度の経験であり、こんなことでアルコール飲料の有害性が証明できたとは考えないが、アルコール飲料を水代わりに飲むことは、食事の代わりに菓子を食べるようなことなのかも知れない。これが有害になることは無いだろうから今後はアルコール飲料を減らして水を多く飲むようにする。少なくともビール類で渇きを解消することは避けようと思う。
私は高校生の時に尿管結石を患った。それに懲りて水分を多めに摂るように心掛けていた。サラリーマン時代は午後8時ぐらいまでは充分な水を飲み、休日や退職後は午後5時以降はアルコール飲料で水分補給をしていた。これがプリン体の過剰摂取とそれによる尿酸の増加を招いているのではないかと心配になった。
サラリーマンであれば勤務時間中は酒を飲まない。しかし自由人になれば本人の勝手だ。泳ぎ終えた夕刻からはビール類やワインなどのアルコール飲料しか飲んでいなかった。一旦飲み始めたら折角のほろ酔い気分に「水を差そう」とは思わなかった。
私は1つの仮説を立てた。妙な足の痛みはごく軽度の痛風であり適切に対処すれば治ると考えた。対策は2つあった。アルコール飲料の摂取量を減らすことと非アルコール飲料を多く飲むことだ。
意識して非アルコール飲料を多く飲むようにしてからたった2日で足の妙な痛みが殆んど消えた。これはたまたまこの時期に自然治癒力が働いただけなのか水の効果なのかは分からない。軽度の痛風という仮説が正しかったかどうかも分からない。
私はアルコール飲料を「美味しい水」と位置付けていた。尿管結石に対しては充分に水としての機能を果たしていたようだが、痛風については違っていたようだ。アルコール飲料にはプリン体が多く含まれているから尿酸値を高めることは大いにあり得る。アルコール度数5%のビール類であれば95%は水であり水と同じ効能を持つと勝手に思いこんでいたがどうやら間違っていたらしい。アルコールには利尿作用があり尿を増やすから尿管結石には有効だが、体内の水分を奪うという働きもあるので飲めば飲むほど尿酸値を高めて痛風を招き易くなるということは充分にあり得る。
これはあくまでたった1度の経験であり、こんなことでアルコール飲料の有害性が証明できたとは考えないが、アルコール飲料を水代わりに飲むことは、食事の代わりに菓子を食べるようなことなのかも知れない。これが有害になることは無いだろうから今後はアルコール飲料を減らして水を多く飲むようにする。少なくともビール類で渇きを解消することは避けようと思う。