(前編からの続き)
【想定以上の悲劇絵図】
朝食会場の2階へとそそくさと向かうのだけど、すでに階下へ向かうエレベーターがほぼ満員なんだよ。
考えることはみんな一緒なんだなぁと、この時は高をくくっていたが2階につくとそんな甘い考えは一瞬に消えた。
なんと、2階のワンフロアの端から端まですでに大行列をなしていたからだ。
しっかり数えちゃいないが、ざっと80~90名は軽く並んでいたと思う。(オープンの15分くらい前にだぜ?)
いつものことなのか、すでに定刻より前の時間から朝食会場はオープンしていたのだけど、行列は遅々として進まない。
理由は、行列グループ代表への合流組(悪く言えば割込みだよな)がザクザクあること。
このほかには、単純に開店間もないので食事を終わる人がまだいないからだ。
並んでいるときは、いつまで並ぶのかという心配と、もし、自分が2階の宿泊だったら朝6時前から騒々しいのに耐えなければならないのだろうということばかり考えていた。
【超二日酔いには厳しい仕打ちww】
しかし、朝食のためにやってきたというのに、昨夜は函館ビヤホールでしこたま飲み、挙句の果てには、満幅の胃袋にラッキーピエロの特大ハンバーガーまで押し込んだのだから、腹は減っていないし、なんなら気持ち悪いという最悪のコンディション。
大行列の並ぶこと30分くらい経った頃、立ち並びのため腰痛まで発症して食欲どころではなくなってしまった。
結局並び始めて40分後の6:50にようやくテーブル確保となり、食べ始めたのは7:10という有様だった。
(席を確保してからようやく着席した様子。それまでひと悶着というか戦いがあり食べる前にかなり疲れたよね。普段だったら、2回転くらいしたかったけれど、あの混雑に再度飛び込む勇気なんかなかった。そもそも二日酔い+胃がいっぱいだったこともあるけどな。これでも食べすぎかwww)
【肝心の朝食はどうよ?】
シェフによる手作りオムレツ、サラダバーにドリンクバー、地のものから納豆タマゴ味噌汁、刺身、ホタテの浜焼きまで確かにラインナップや鮮度など、本当にすごいことになっていた。
一番の売りである「道産のいくら醤油漬け」については、2コーナー設置されていたが当然のように一番の行列だった。
ちなみに、そのイクラ漬け、おそらく鮭のタマゴではなくて、養殖トラウトのタマゴではないかと思う。
(推測であって証拠もないのであしからず。本物だったらごめんなさい。)
(オリジナルのイカめし。さすが函館ってやつね。柔らかくておいしかった。)
理由は、かなり粒が小さいことや養殖トラウトの切り身が食べ放題のネタになっていたからだ。
まあ、看板に偽りはないのだろうけれど、このイクラ目当てでココに来るのなら腕をまくってくることでもないのかな。
だって、このイクラが特別美味しいわけじゃなかったから。
でも、その他は見たこともない朝食ラインナップであることは間違いない、たしかにオレの中でも5本の指に入るほどの豪華朝食であろうから。
(一番食べたかったのがコレ、ホタテの浜焼き風。実はコレが一番大行列。なぜなら、これはワンコーナーでひっそり存在しているからだ。これも食べ放題ではあるが、競争率激しくひとつが限界だった。)
(一番最初に取ったのが、シェフの手作りオムレツ。ウインナーは後付けだ。ちなみに美味しかったが一番に取ったせいで食べ始めた頃に冷たかった。これは、あの大混雑を考えたら最後に取るべきものだよな。)
(牛筋煮込み。これもうまかった。二日酔いには厳しいかと思ったが、ペロッといけるくせのない美味しさだった。)
(こちらがメインのイクラ。噂の道産だという醤油のイクラ漬け。マグロの切り身と甘エビの刺身を適当に乗せて、イクラををたっぷりかけてみた。たしかにイクラもすごいが、甘エビなどの海鮮類も食べ放題っていうのが驚いたこと。千葉にもそれっぽいのがあるが、やっぱりどこではそれなりだからな。そのため、ここは色々な意味ですごい。)
【結論/まとめ】
温泉(部屋着もね)はよかったし、朝食はさすがのレベルだったが、チェックイン時による対応(待ち時間)や朝食時の穏やかでない雰囲気での食事および待ち時間は、とても再訪しようとする気持ちにはなれないものだった。
朝食のためだけに慣れない時間から並び、慣れない時間に食事をするって、旅の非日常を楽しむという条件を差し引いても、ちょっと違う気がする。
また、あとで気づいたことなのだけど、ホテルの冷蔵庫には、ホテルへチェックイン前にたくさん買い込んであったミネラルウォーターや野菜ジュースのほか、緑内障の目薬とか入れてあったのよ。
ところが、それらを部屋の冷蔵庫へすっかりそれらを忘れて帰ってきちゃったんだけど、ホテル側から一切何の連絡もなかったのもどうかと思ったなぁ。
メモ用紙一枚残して帰ってきても、一報入れてくるホテルもあるというのにね。
まあ、大きなホテルだからね、たった一名のしょっぱい客ごときに構っている暇もないのでしょうね。
(ホテルからは歩いて空港行きのバスがある函館駅へ向かったのだけど、駅近くなったころに青函連絡船であろうトップの煙突が見えたんだよぉ。時間があれば、摩周丸が展示されているので見に行きたかったからね・・・このちらっと見えた瞬間は、懐かしくてちょっとアガッタわぁ。)
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