【いきなりの洗礼!】
先の特急バスを降車してから松本バスターミナルにおける路線バスへの乗換に徒歩で5分くらいかかるのだけど、慣れていれば2~3分だったのかな。
(11番降り場から1番乗り場まで向かう必要があったんだけどね、ショートカットできなければ時間かかるってワケで。)
(画像はアルピコ交通の公式HPから引用し、nobizouが加工したものです。)
でも松本BTに降り立ったのは初めてなのだから、ご丁寧に正面まで回り込んで路線バスのコンコースに向かう。
事前に次へ乗車する路線バスの乗車口と運賃は分かっていて、なおかつICが使えないことも勉強済みだったため、一番遠い1番乗り場までダッシュで向かう。
すると他の地方では見かけることの無いバスの券売機が目に飛び込んでくるではないか。
「ん?これは事前に買えってことか?」
目標のバスの発車時刻まで時間がないことはわかっていたが、これを買わなきゃバスに乗れないのなら買う必要があると感じて大急ぎでバスの区間相当分を購入。
ふと時計を見ると発車時刻まであと5秒‥・
ギリギリ間に合うか間に合わないか?
巨漢が渾身のスーパーダッシュをしてバス乗り場へチケットを握りしめながらがむしゃらに走る。
ここで普通、オレの地元千葉なら わずか5秒だしダッシュしているのは視界に入っていれば走っている客の一人くらい待ってくれるのだけど、アルピコ交通の路線バスの運転手はバス一台分の距離さえ待ってくれなかった。
冷酷?
いや、定刻を守るのが優先?
サービス優先?
そういう県民性?
地元のルール(常識)なのか?
少なくてもオレの知っているアルピコ交通の対応では無かったことは事実だったけどな。
【あれこれ考えると苛立つだけなので】
目当てのバスに乗れなかった理由としては、まず路線バス乗車のためにチケットを事前に買ったことも挙げられるよな。
結果的に現金払いでも全然OKだったことをあとで知るのだけど、加えて乗ってきた特急バスがチョットだけ遅延したこともあるし、わずか5秒を待ってくれなかったアルピコ交通の運転手と3つの条件が重なったことにある。
まあどれも、ある意味不可抗力だったわけだから、ここは冷静になって、そのまま次のバスを待つことにしたのだ。
だいたい次のバスまでは15分くらいだし、自身の計画した工程上においてもまだ許容範囲だったしね。
【目を疑う光景が次々と】
先のとおり、目前でバスを逃したわけだから、次のバスを一番で待つテイになっているよね。
ところがさ、バス待ち時の割り込みがヒドくて目ん玉が飛び出したよ。
なぜなら目当てのバスが入線したら、オレが乗ろうとしているのに、60くらいのお婆さんと二十歳前後の学生二人にパッと割りいれられるようにして乗車するじゃんか?
オレ、マジで乗ろうとステップの目前にまで動いているのにだぜ?
これはクソ驚いたよ。
さすがに今回ばかりは我慢出来なかった。
マジかよ松本って、ホントに県民性を疑ったなぁ。
先のバススルーの一件もあったから、
路線バスのステップに足をかけていたけれど、乗るのを一旦やめて、近くの固定椅子をおもいっきり蹴りあげてから乗車したわ。
ローカルルールはどこにでもあるだろうけれど、先に並んでいても関係なく前に入ってきて乗り込んじゃうのは、国内でも他に聞いたことがない。
これは勉強になったな。
この日の件だけ例外だったと思いたいが、こうも重なれば例外ではないと想像するのは当たり前だよな。
ゆえにこの一連の事象ってさ、県民性なのか市民性なのか、はたまた奇跡的な偶然なのか必然だったのかを明確にしておきたいところだよ。
【あとがき】
過去ログでも綴ったように、松本市渚での交差点割込み&横入りもそうだし、この路線バスの一件もそうだし、わざわざ松本まできて本当に散々な目にあった。(歓迎されていないってことだよな)
道路マナーもしかるべきだけど、人としても旅行者に優しくないことから、松本市とは悪い印象しか残らなかったな。
同じ県内で経験したあの塩尻での素敵なくだりは、今回の松本訪問で霞んでしまったよ。
長野は長野でも地域差がずいぶんあるのだと理解するほかない。
もう松本には、最低限の関わりしか持ちたくないという気持ちとともに。
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