昨日は、またまた神戸女学院へ行ってきました。
シニア自然大学校の授業で、今回は「昆虫観察」です。
網を持って、昆虫採集です。
皆さん子どもの頃に帰って頑張りますが、思うように捕まえる事が出来ないようでした。
今回、先生のゼミの生徒さんがお手伝いしてくれたので
たくさん捕まえて、いろいろ観察できました。
ちょっと面白かったのが、これ 何だと思います??
蟻 ・・・じゃないんですよ。 蟻に擬態した蜘蛛です。
蟻は足が6本、蜘蛛は足が8本。
蟻の触角のように見えるのは、蜘蛛の前足だそうです。
他にも、蜂に擬態したハエも見ました。
面白いでしょ
教材に使うからと、イヌビワも採取。
イヌビワは、2~3cmの小さなイチジクです。
昆虫観察ということで、数週間前にトラップを仕掛けてた物を回収。
これは「マレーズトラップ」といって、昆虫採集のために
マレーズさんが考案したもので、日本にはないそうです。
外国から取り寄せたもので、 の筒の中に、昆虫がたまります。
******************************
午後からは、実験室での観察です。
学生気分に戻って、結構楽しかったです。
最近の顕微鏡はすごいですね。
右は、今日お手伝いしてくださった生徒さん達。
まずイヌビワを半分に切って中にいる虫を探します。
イチジクは、花が外じゃなく袋の中に咲きます。
食べるとき割ると、中から出てくるつぶつぶがそうです。
つまり、通常イチジクって、中に虫が入って受粉を助けてるそうです。
上の右の写真が、顕微鏡で見た虫(イチジクコバチ)。
これを見ると、イチジクが食べれなくなりますよね。
でも安心してください。
最近の食用のイチジクは、品種改良で昆虫媒体が無くても熟成するそうです。
次は、回収してきた昆虫の観察。
顕微鏡で見た虫の絵をかきなさいと言われ、覗くのですが・・・
怪獣ですよ。
渋々、何とか書き上げましたが、普段見てるものでも別物にみえます。
私が描いたものは、結局「アリ」でした。
このブログを書いてる今でも、思い出して体中がかゆくなってきました。
もう、昆虫の講義は要らないな~
気分転換に
ほんとは、前回咲いていなかった
シーボルトのブルーのアジサイ見たかったのですが、
学園内は広くて、植えてある場所がわからず、見れませんでした