*絶好のロケーションが自慢! 逗子市民の憩いの場
■披露山公園
逗子が誇る神奈川でも屈指の景勝地
(地図は こちら )
地元では「ひろやま」と呼ばれて久しいけれど、「ひろうやま」が正しい名称だそうです。
その名の由来は鎌倉時代に遡り、当時諸国の献上品を将軍にここで披露した(献上品を披露する役人が住んでいた)所以と伝えられています。
位置的には逗子市の北西部、公園は小坪と逗子海岸を隔てる標高92mの丘にあります。
葉山方面を臨む
江の島、七里ガ浜方面から、遠く伊豆・箱根・富士まで遠望出来て、天気が良ければ葉山方面から伊豆諸島も望めるという、まさに「相模湾を一望」の素晴らしいロケーション。
小動物舎
園内では猿や鳥類が飼育されていて、ほのぼのと癒されます。
また春は桜、初夏には紫陽花の名所としても知られています。
相模湾が見渡せるベンチ 自由に休憩出来るレストハウス
しかし、今でこそ平和でのどかなこの公園にも、戦時中には海軍の高射砲陣地が置かれていたという暗い歴史があります。
公園までの急勾配は、つい60年ほど前まで毎日のように弾薬を積んだ軍の車両が上ってきた道でした。
猿舎 花壇 展望台
戦争後、この山に残されたものは砲座が取り外された直径12mの穴。公園内にある3つの円形の施設―猿舎、花壇、展望台は、なんと砲台跡をそのまま再利用したもの。レストハウスも戦時中には監視所があった場所に建てられています。爆撃機を狙ったこの場所が、昭和33(1958)年に公園として整備され、市民の憩いの場として、サルの楽園として(ん?)、めでたく生まれ変わったというわけです。
駐車場にある尾崎行雄記念碑(→)
護憲運動・普通選挙実現に尽くし「憲政の神様」といわれた政治家 尾崎行雄(1858~1954)が,逗子に暮らしたことから記念碑が建てられています。
「人生の本舞台は常に将来に在り」=年を取るだけ知識や経験は豊かになり、貴重で有益なものとなる、の意―と刻まれています。
生まれてきたからにはそういう人間になりたいものです。
----------------------------------------------------
■TBS披露山庭園住宅
有名人が住んでいることで知られる高級住宅街
これ、個人宅なんですよ!
会社の保養所とかじゃないんですから(驚)。
てっぺんに止まっているのはトンビ。あんなデカい鳥がこんなに小さく見えるとは…。
通称「湘南ビバリーヒルズ」。私のような庶民には一生縁のない世界です。もうホント、歩いているだけで気分が悪くなる(爆)。神様ってなんて不公平なの!?
当然ながらどの家の門にもセコムが―!
俗世間から隔離されたような場所柄、隠居にはぴったり。
通勤には不便この上ないけれど、ここに住むような人は働かなくたって食っていける人ばかりなんでしょうし…。
豪邸コレクション(爆)。あーアホらし…
とにかく見晴らし抜群の閑静な住宅地ではある。
----------------------------------------------------
■大崎公園
風光明媚な穴場スポット
大崎公園から見た逗子マリーナ
(地図は こちら )
披露山公園近くの大崎公園は湘南ビバリーヒルズの海側にあります。
あずまやとベンチとトイレしかない小規模な公園ですが、披露山公園よりも海側にあるため見晴らしは抜群で、ちょっとした散策やピクニックには最適なポイント。
富士、大島、相模湾の展望を楽しむために造られた公園だそうなので、とにかくここからの相模湾の展望は素晴らしいのひとことに尽きます。
富士の真後ろに夕日が沈むときのシルエットは「北斎の浮世絵の世界そのもの」と、カメラを手に訪れる人たちに絶賛されています。
私もそのうち(だって寒いんだもん)是非!
これが入口の目印 絶景ベンチ あずまや
公園へのコースとしては、逗子漁港から住宅地に抜けるコースと、披露山公園入り口脇からのコース、または浪子不動からのコースがあります。
この辺りの大崎緑地は、「ナショナル・トラスト緑地」として指定され、財団法人「みどりのまち かながわ県民会議」の助成により保存されています。
可愛いうさぎの石碑
小説家 泉鏡花(1873~1939)の文学碑には「秋の雲 尾上のすゝき 見ゆるなり」の句が。
鏡花は明治39年から3年間逗子に住み「婦系図」等の作品を残しています。
----------------------------------------------------
■浪子不動
開山は弘法大師、本尊は大師作の不動明王で、現在のお堂は葉山慶蔵院(廃寺)の建物を昭和28年に移築したもの。
堂内には関西画檀の1人、黒住章堂氏が高橋是清、犬養毅の援助を受けて描いた観音像一万幅、天井画、ふすま絵が現存。
駐車場からハイキングコースを下り海へ至ると、浪子不動尊(高養寺)、向かい側の海上には不如帰(ほととぎす)の碑が見えます。
徳富盧花の小説「不如帰」にこの地が描かれ、ヒロイン片岡浪子に因んでこの名がつけられました。
不如帰(ほととぎす)の碑。潮が引くと全身が現れます。
浪子不動園地
久々に近所をのんびりと散策しました。
お天気が良かったのに海の景色がきれいに見えず、ちょっと残念です。
----------------------------------------------------
もう少し寒くなると富士山がくっきり見えるので、またカメラを持って出かけてみようと思います。逗子を散策してみたくなった方はこちらを参考にしてみてね。
披露山公園側のレストラン
ちょっと早めの夕食をいただいたクリストバルです。
(詳しくは次の記事でご紹介します)
2007/08/26 画像9点トリミング
2013/04/22 画像2点差替え(逗子フィルムコミッション)
■披露山公園
逗子が誇る神奈川でも屈指の景勝地
(地図は こちら )
地元では「ひろやま」と呼ばれて久しいけれど、「ひろうやま」が正しい名称だそうです。
その名の由来は鎌倉時代に遡り、当時諸国の献上品を将軍にここで披露した(献上品を披露する役人が住んでいた)所以と伝えられています。
位置的には逗子市の北西部、公園は小坪と逗子海岸を隔てる標高92mの丘にあります。
葉山方面を臨む
江の島、七里ガ浜方面から、遠く伊豆・箱根・富士まで遠望出来て、天気が良ければ葉山方面から伊豆諸島も望めるという、まさに「相模湾を一望」の素晴らしいロケーション。
小動物舎
園内では猿や鳥類が飼育されていて、ほのぼのと癒されます。
また春は桜、初夏には紫陽花の名所としても知られています。
相模湾が見渡せるベンチ 自由に休憩出来るレストハウス
しかし、今でこそ平和でのどかなこの公園にも、戦時中には海軍の高射砲陣地が置かれていたという暗い歴史があります。
公園までの急勾配は、つい60年ほど前まで毎日のように弾薬を積んだ軍の車両が上ってきた道でした。
猿舎 花壇 展望台
戦争後、この山に残されたものは砲座が取り外された直径12mの穴。公園内にある3つの円形の施設―猿舎、花壇、展望台は、なんと砲台跡をそのまま再利用したもの。レストハウスも戦時中には監視所があった場所に建てられています。爆撃機を狙ったこの場所が、昭和33(1958)年に公園として整備され、市民の憩いの場として、サルの楽園として(ん?)、めでたく生まれ変わったというわけです。
駐車場にある尾崎行雄記念碑(→)
護憲運動・普通選挙実現に尽くし「憲政の神様」といわれた政治家 尾崎行雄(1858~1954)が,逗子に暮らしたことから記念碑が建てられています。
「人生の本舞台は常に将来に在り」=年を取るだけ知識や経験は豊かになり、貴重で有益なものとなる、の意―と刻まれています。
生まれてきたからにはそういう人間になりたいものです。
----------------------------------------------------
■TBS披露山庭園住宅
有名人が住んでいることで知られる高級住宅街
これ、個人宅なんですよ!
会社の保養所とかじゃないんですから(驚)。
てっぺんに止まっているのはトンビ。あんなデカい鳥がこんなに小さく見えるとは…。
通称「湘南ビバリーヒルズ」。私のような庶民には一生縁のない世界です。もうホント、歩いているだけで気分が悪くなる(爆)。神様ってなんて不公平なの!?
当然ながらどの家の門にもセコムが―!
俗世間から隔離されたような場所柄、隠居にはぴったり。
通勤には不便この上ないけれど、ここに住むような人は働かなくたって食っていける人ばかりなんでしょうし…。
豪邸コレクション(爆)。あーアホらし…
とにかく見晴らし抜群の閑静な住宅地ではある。
----------------------------------------------------
■大崎公園
風光明媚な穴場スポット
大崎公園から見た逗子マリーナ
(地図は こちら )
披露山公園近くの大崎公園は湘南ビバリーヒルズの海側にあります。
あずまやとベンチとトイレしかない小規模な公園ですが、披露山公園よりも海側にあるため見晴らしは抜群で、ちょっとした散策やピクニックには最適なポイント。
富士、大島、相模湾の展望を楽しむために造られた公園だそうなので、とにかくここからの相模湾の展望は素晴らしいのひとことに尽きます。
富士の真後ろに夕日が沈むときのシルエットは「北斎の浮世絵の世界そのもの」と、カメラを手に訪れる人たちに絶賛されています。
私もそのうち(だって寒いんだもん)是非!
これが入口の目印 絶景ベンチ あずまや
公園へのコースとしては、逗子漁港から住宅地に抜けるコースと、披露山公園入り口脇からのコース、または浪子不動からのコースがあります。
この辺りの大崎緑地は、「ナショナル・トラスト緑地」として指定され、財団法人「みどりのまち かながわ県民会議」の助成により保存されています。
可愛いうさぎの石碑
小説家 泉鏡花(1873~1939)の文学碑には「秋の雲 尾上のすゝき 見ゆるなり」の句が。
鏡花は明治39年から3年間逗子に住み「婦系図」等の作品を残しています。
----------------------------------------------------
■浪子不動
開山は弘法大師、本尊は大師作の不動明王で、現在のお堂は葉山慶蔵院(廃寺)の建物を昭和28年に移築したもの。
堂内には関西画檀の1人、黒住章堂氏が高橋是清、犬養毅の援助を受けて描いた観音像一万幅、天井画、ふすま絵が現存。
駐車場からハイキングコースを下り海へ至ると、浪子不動尊(高養寺)、向かい側の海上には不如帰(ほととぎす)の碑が見えます。
徳富盧花の小説「不如帰」にこの地が描かれ、ヒロイン片岡浪子に因んでこの名がつけられました。
不如帰(ほととぎす)の碑。潮が引くと全身が現れます。
浪子不動園地
久々に近所をのんびりと散策しました。
お天気が良かったのに海の景色がきれいに見えず、ちょっと残念です。
----------------------------------------------------
もう少し寒くなると富士山がくっきり見えるので、またカメラを持って出かけてみようと思います。逗子を散策してみたくなった方はこちらを参考にしてみてね。
披露山公園側のレストラン
ちょっと早めの夕食をいただいたクリストバルです。
(詳しくは次の記事でご紹介します)
2007/08/26 画像9点トリミング
2013/04/22 画像2点差替え(逗子フィルムコミッション)