ナンシー・Chang!のおいし~生活

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スーパープレミアムナイト!@Chez Hyakutake

2007-02-28 10:57:52 | お酒のお話
*茅ヶ崎の名店シェ・ヒャクタケでの大満足ディナーを盛り上げてくれたワインをご紹介

この日のお持ち込みワインは此方の2本
スティーブ先生、いつもありがとうございます!

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■Hitching Post Pinot Noir
Rio Vista Vineyard Santa Rita Hills 2004

ヒッチングポスト ピノノワール 
リオ・ヴィスタ・ヴィンヤード サンタリタヒルズ 2004

レストランのオーナーシェフであるフランク・オスティーニ氏と、彼の親友で昔アラスカで漁師をしていたグレイ・ハートレイ氏が、2人で始めたワイナリーから生まれたワイン。スタッフはわずか3人という小さなワイナリーで、処女作は1979年に自宅で造ったワインだそうです。‘81年に最初のピノ・ノワールを造り、3年後に初めて「ヒッチング・ポスト」の名前が付きました。アカデミー脚色賞を獲得した映画『サイドウェイ』に、オスティーニ氏のレストラン ヒッチング・ポストが実名で登場し、主人公と恋人がお気に入りの“最高峰ピノ・ノワール”として「ハイライナー」が紹介されたことで、全米で人気が爆発したそうです。

インポーター取り扱いワインリスト「掲載ナシ」、ワイナリー公式ホームページ「公開ナシ」…ヒッチング・ポスト噂の秘蔵っ子「リオ・ヴィスタ」。リオ・ヴィスタ葡萄園からの果汁は、これまでワイナリー最高峰トップキュヴェ「ハイライナー」に15%ほどの割合でブレンドされていました。しかし2003ビンテージより満を持してのシングル・ヴィンヤードのリリースを開始。わずか2年目のこの2004ビンテージにてワイナリー歴代最高のパーカー・スコア(92点)を獲得してしまった大変な希少品。

輸入元取り扱いリスト非掲載の裏アイテムであるばかりか、パーカー氏から「まるでロマネ・コンティのようなブラックチェリー、プラム、カラントの入り混じる花と森床のブーケ。この複雑で深いルビー/パープルカラーのミディアム~フルボディーのワインは、十分な酸と甘いタンニン、後半になって盛り上がるフォーカスを備えている。これはウットリさせるような、誘惑的な美女である」と絶賛されたのです。

もともと小規模なワイナリーで生産数もごく僅かな上、本国でも入手が困難なワインをこんなにあっさり飲めちゃっていいのだろうか。
 
産地:サンタリタヒルズ(カリフォルニア)/アメリカ
生産者:ヒッチング・ポスト
品種:ピノ・ノワール100%

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左がHitching Post、右がGramenon

抜栓後のコルク
こちらも左がHitching Post、右がGramenon、コルクに染み込んだワインの色の違いが一目瞭然。

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■Domaine Gramenon A Pascal S
ドメーヌ・グラメノン A・パスカル・S

コート・デュ・ローヌは、ブルゴーニュの南に位置するワイン産地、ドメーヌ・グラメノン(グラムノン)は、天然有機栽培の第一人者であったフィリップ・ローラン氏が10年前に立ち上げたワイナリー。デビュー10年にして「控えめな価格の偉大なワインを探しているのなら、ドメーヌ グラメノン以外のところを見る必要はない」とロバート・パーカーに絶賛される南ローヌの名門です。

有機栽培を基本に、できるだけ加工処理をしない、土壌の特色を生かしたワイン造りを信条とし、ぶどうジュースに糖や酸を加えたりしないのはもちろんのこと、S02も極微量程度しか添加していません。発酵にも、果実が自然にもっているイースト菌などが使われます。古樽での長期熟成後、清澄や濾過などはせずに瓶詰めされ、全工程を通じてぶどうジュースやワインはアロマを失うことのないように慎重に扱われています。

で、このワイン。1999年、フィリップ・ローラン氏の突然の他界によって、このワインが最後のヴィンテージとなりました。おそらくこのワインを味わえるのは今宵が最初で最後です。
すごいワインでした! グラスに注がれたとたん、煉瓦色がかった美しい赤色と、何十年も醸造されたポートワインを思わせる濃厚な甘い香りにビックリ! 味もかなりクセがあって、いい意味で野性的な感じ。ボルドーワインが好きな人は「なんじゃいこりゃ!?」かも知れません。ヴィンテージものの紅茶みたいな香りがして、舌にオリーブオイルのようなとろみがまとわりつき、黒胡椒を思わせるスパイシーさがあり…。重厚感はあるけれど、重いわけではない。とても不思議なテイスト。このローヌワインは相当な曲者です。
それと、ノンフィルターなので細かい澱がある。作り手のこだわりを感じさせてくれます。

私は大変気に入ってしまったのですが、チーズなどを肴にチビチビ飲むには向きません。開栓後、あっという間に味が変わるので(酸化が早い)、飲み頃を逃さないよう気をつけたいところ。
酸化防止剤を極力抑えて作っているらしいので、早飲みタイプなんでしょうね。

産地:コート・デュ・ローヌ/フランス
生産者:ドメーヌ・グラメノン
品種:グルナッシュ100%

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飲み終わったグラスを見ると、染まった色がこんなに違う!

Gramenonのグラス底に残った澱

いやぁ、ホントに素晴らしいワインでした。2本が全く正反対の個性を持っていたことによって、当日のお食事も更に奥の深いものになった気がします。
先生、GramenonのPascalをあと5本お持ちと言ってらっしゃいませんでしたっけ?
出来ましたら、また何か華やかな宴の席に是非お持ちよりいただけないものでしょうか。
前向きにご検討いただければ幸いでございます

スーパープレミアムナイトのお料理は こちら で詳しく紹介しています。

2013/05/03 画像2点トリミング、5点リサイズ
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■Chez Hyakutake

2007-02-27 20:16:47 | 横浜・湘南のレストラン

 シェ・ヒャクタケ(フランス料理/茅ヶ崎)

*「ウチは居酒屋だから…」だなんてとんでもない!

3年前、このブログでもお馴染みのスティーブ@茅ヶ崎氏に教えていただいてから数回足を運んではいるものの、レビューするのは初めてです。
今年一番花粉が飛んだとある週末、そのスティーブ氏、奥様と共に約半年ぶりのディナーを。テーブル席がいっぱいだったので、横一列並びにカウンターで、時々百武シェフとお話などしながら美味しいお料理(&ワイン)を楽しみました。

JR茅ヶ崎駅から徒歩1分、雑居ビルの2階で営業しているこぢんまりとしたフランス料理店。駅のすぐ近くという好立地ながら、お店が入っているビルの入口は非常に分かり辛い。
2Fに上がるとまず目に飛び込むのは手前にある居酒屋なので要注意、此方はその奥、突き当たりにあります。

カウンターと10人ほどが座れるテーブル席のみの小さなお店ですが、ゴテゴテとした飾り気のないすっきりとした空間で、狭いわりに窮屈さを全く感じさせません。
人気店ゆえ昼も夜も大繁盛なので(ランチは3週間前に予約必須)、非常に活気があります。

〓いただいたお料理 〓
シェフにおまかせ6,000円コース(小さな画像はクリックで拡大します)

前菜①
ホタルイカが乗った料理のお皿に敷かれているのは三浦で解禁になったばかりのワカメ、ソースはキンカンとトマトのジュレ。

前菜②
蕪のピューレ、カリフラワーのムースの上にコンソメのジュレで寄せた蟹肉を乗せて。
てっぺんには生雲丹とキャビアが。

前菜③
北海道産のでっかい帆立貝柱にドーンと添えられた分厚いフォアグラを見よ!
見た目も美しく盛り付けられた前菜は、美味しいだけでなく複雑で繊細な印象。

お魚料理
乗っているのはニンジンの葉の素揚げ。

お肉料理
初物の筍と共に登場のイベリコ豚のポアレ
野性的でダイナミックな一皿。力強さを感じさせるメイン料理は、前菜とのコントラストが面白い。フレンチの奥深さを実感。

デザート
ベリー系フルーツのスープにパンナコッタ、苺のソルベを添えた「サッパリ系」。
ここでケーキや盛り合わせ系が出てくるとゲンナリするところなので、トータルバランス的にも完璧なディナーでした。


アツアツのパンも美味しい! コーヒー

カウンターから調理の様子が伺えるセミオープンの厨房は、シェフの手から直にお皿を受け取れるところが楽しくていいですね。
フロア担当に女性が1人、満席になるとシェフの助手?の若い男性も厨房を出て料理のお皿を運んでいます。
お客さんはほとんどがご近所に住むリピーターなので、接客も気取りのないフレンドリーなサービスです。

そして、特筆すべきはCPの素晴らしさです。
新鮮な魚介や旬の野菜、フォアグラやイベリコ豚など豪華な食材を惜しみなく使い、独創性も随所に感じさせつつ丁寧に調理されたお料理がたっぷりポーションで供されて、お値段はビストロ価格。
百武シェフは「いやぁ、うちは居酒屋ですから…」などと謙遜されていましたが、とんでもありません!
これだけの量のお料理を最後のデザートまで全く飽きることなく(勿論お腹はいっぱいですが)味わうことが出来る此方は、まぎれもなく本格フレンチレストランです。

シェ・ヒャクタケ
□12:00~15:00 18:00~24:00(L.O)
□水曜定休
□茅ヶ崎市共恵1-1-7 
□0467-88-2043



スティーブ先生が「お持込み」した素晴らしいワインについては、次の記事 でじっくりと(スーパープレミアムナイト@Chez Hyakutakeへつづく)!
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ボンタン騎士団ワインといにしえの不思議/エリゼ光

2007-02-26 01:18:02 | お酒のお話

■Commanderie du Bontemps Graves 2005
コマンダリー・デュ・ボンタン グラーヴ 2005

*駄菓子の飴やヤンキーの履くパンツのことではありません。

コマンダリー・デュ・ボンタンとは、「ボンタン騎士団」という意味。
ボルドーワイン振興に貢献した人々に送られるこの名誉号は、日本での知名度はイマイチながら、ワイン関係者にとってはあこがれの称号です。
前の記事 ではお料理のことにしか触れていませんが、このボンタン騎士団のワインをいただきました。

ボンタン騎士団ワインの白を見たのは初めて!
私が今までに飲んだことのあるボルドー地方の白ワインは、ドーンと重くて、ブイヤベースやジビエ料理などにも負けない力強さが魅力だったりしたものですが、此方はきりりと爽やかな口当たり。
柑橘系フルーツに似た香り、リンゴや洋梨を思わせる味わい。
スッキリした後味ながら、ボルドーの白独特の力強さも楽しめるフレッシュなワインでした。
メイン料理、極上霜降り葉山牛のグリエが思いの外「さっぱり」とした食感だったので、グラスで赤ワインを追加オーダーせずにこれ1本で通しました(5,000円)。

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■ボンタン騎士団って?
1949年、フランス・ボルドー地方のメドック、グラーヴ両地区にあるワイン生産者やワイン商などが創設したコンフリー(振興愛好団体)で、フランス全土に存在する76の騎士団のうち、最も歴史が古く規模の大きな団体です。

その精神は中世の騎士道にのっとったもの。「この世にもし完全というものがあり得ないならば、われわれはせめてその到達し得ない目標に向かって、あくなき前進を続けよう」との理念の下、ブドウ栽培や醸造法の研究、ワイン生産者への情報提供や教育、広報活動などを行っています。

ボンタン騎士団任命書と、メンバーである証のピン

2000年はボンタン会の創立50周年という記念すべき年に当たり、これを機にガロンヌ川の左岸を統一した会にしようということで、貴腐ワインの銘醸地であるソーテルヌ、バルサックのコマンダリーも入れた「Commanderie du Bontemps Medoc et Graves Sauternes-Barsac」が発足しました。

ちなみに、ボンタンとはワインの清澄に使う卵の白身を溶く木製のお椀のこと。(ワインの出来が)良い時=Bon Tempsと醸造グッズをひっかけたようなネーミングはワイン好きの心をくすぐります。
小泉純一郎元首相、女優の川島なお美もメンバーだそうで。
正式な手続きを経て任命されたことを証明し、今後メドック、グラーヴ、ソーテルヌ、バルサックのぶどう畑やセラーを訪問した際は、樽を12回木槌で叩いて歓迎する旨が記されています。

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■こんなお酒も

いにしえの不思議
ウェルカムドリンクでいただいた日本酒です。
蔵付き天然酵母で造られた天然酒(にごり酒)で、甘くまろやかな口当たり。

熊澤酒造の六代目、あの後(2006/11/0311/04の記事をご参照のこと)エリゼに来てくれたそうです。
六川シェフがメニューに加えたいと申し出ていたライスシャンパン「さざなみ」は、残念ながら蔵元からは出せないという回答だったとか。しかし、3月中にはエリゼで「熊澤社長をお迎えしたフレンチと日本酒の会」なるイベントが企画中!
これは非常に楽しみです。

2013/05/03 画像2点削除
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極上霜降り葉山牛~♪/エリゼ光

2007-02-25 23:47:29 | 横浜・湘南のレストラン

エリゼひかる(フランス料理/石川町)

*一皿なんと8,400円なり!
(この日オーダーしたコース料金より高い…

約5ヶ月ぶりのディナー。
茅ヶ崎の熊澤酒造との「その後」も気になるし、今月いっぱいは“山田さんが収穫した苺”づくしのデザートも楽しめる!というわけで、2月最後の金曜日(奇しくも給料日)に予約を入れました。
当日は元町名物「チャーミングセール」の真っ最中とあって、石川町駅前のi-mall、元町通り商店街は大賑わい。
思えば最後に買い物に来たのは何年前だったっけ?

店内風景
カーテンの向こうは個室スペース。
この状態だと店内はかなりシックな雰囲気です。

〓いただいたお料理〓
(小さい画像はクリックで拡大します)

基本的には、アミューズ、前菜、魚料理、お口直し、肉料理、デザート、コーヒー という6,000円のコース。
連れと2人で全て違うものをオーダーしシェアしました。

アミューズ①(全コース共通)
「お店からのご挨拶です」と言って供されます。
手前右より時計回りに、
ちりめんキャベツの煮込み、落花生のムース、セモリナ粉をまとった白子のフリット、紅白三浦大根のスープ、新じゃがチップス 自家製みかんジャムと共に

アミューズ②
ほうれん草のプレス 天使海老添え 赤軸ほうれん草のカクテルと共に

アミューズ③
蝦夷鹿肉とフォアグラのパテ にんじんのムース添え(裏メニュー)

前菜①
ラングスティーヌのポアレ キャベツのソース

前菜②
鱈のポアレ 白子添え ポワローと共に

お口直し
コミスのソルベ


魚料理
金目鯛のポアレ(赤いソースはビーツ)

肉料理
これが「極上霜降り葉山牛」のグリエだ!!

見て見て~、この美しいロゼ色を!付け合せは自家製新じゃがチップス&ピューレのミルフィーユ。
葉山牛はとっても繊細。口に入れると溶けてなくなってしまうほど柔らかい。
霜降り肉なのに、全く脂のしつこさを感じさせません。
実は「ステーキは断然フィレ肉派!」という私なのですが、これは別格!
そりゃ+料金8,400円は高いですよ(^^;)。でも、滅多に食べられるものではないわけで、私的には「少々無理をしてでも1度は食っとけ!」とオススメしたいですね。
この前に↑の画像分の料理を食べたにもかかわらず、ペロリといけちゃいます(ってか、あっという間になくなってしまうのが悲しい…)。


別腹デザート(爆)
人気メニュー「苺のフレンチぜんざい」と「苺のミルフィーユ」
ミルフィーユは毎年ヴァージョンが変わるって知ってた? ぜんざいは、小豆の代わりにレンズ豆を使用。抹茶ミルク味のあっさりスイーツです。

〓インパクト大賞〓

苺のびっくり箱というデザートです。
ドライアイスのスモークがもくもくしているカップに、バニラアイス、ジャムとフロマージュブラン、苺を全部入れて混ぜ混ぜ。客が自分でパフェを作るという趣向が楽しい。
スマスマのビストロで出てきそうなデザートですなぁ(笑)。
六川シェフってこんなことばっか考えてるんだそうですよ~(マネージャーの藤野さん曰く)。


出来上がったパフェ  そのまま食べても美味しい苺

ここだけの話ですが、私デザート2品食べてしまいました…。
自分でも呆れます(あああ~、ダイエットがぁ~~!!)全然余裕でした。だって苺、美味しいんだもん。
3月からは、デザートはオレンジづくしになるそうです。
お料理と一緒にいただいたワインについては こちら で詳しく紹介しております。

★店舗情報こちら
※このお店については 2006/09/23の記事 でも紹介しています。

2013/05/02 全画像修正、5点リサイズ、2点削除
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「雨の動物園」

2007-02-20 17:41:32 | 中川勝彦



勝ちゃんのDNA

“しょこたん”こと中川翔子ちゃんである。
故中川勝彦さんが22歳の時に「できちゃった結婚」していたことは、彼女のプロフィールを見るまで全く知りませんでした。
翔子ちゃんが16歳でミスマガジンに輝いた5年前、没後7年経って初めて知りました。
まさに寝耳に水―っていうか、やっぱフクザツでしたよね。
その昔、勝ちゃんとはバンド仲間ぐるみでけっこう夜遊びしたけれど、家庭を持つ男にはとても見えなかったし…。
家で奥さんと2歳の子どもが待っていたなんて!当時の誰もが想像も出来なかったはず。
後で聞いた話によれば、ごくごく一部の関係者しか知らないことだったらしい。
「ファンをだまし続けていたのね!」ではなく、勝ちゃんほどの正直者でも「やっぱりホントのことは公表出来なかったか…」という意味で、軽くショックでした。
そりゃそうか。
当時はデビューしたばっかで、これからバリバリ「お耽美路線」で売り出そうって時に、22歳でコブつきではシャレにもならないもんね。
なんたって勝ちゃんこそは「元祖ヴィジュアル系」J-Popアーティストなのだから(苦笑)。

ってことは、奥さんと翔子ちゃんは勝ちゃんが華やかに活動(実際はそれほどメジャーでもなかったが^^;)している間、ず―っとその存在を隠され続けていたわけだよね。
翔子ちゃんはパパに甘えたい盛りに堂々と外で遊んでもらったり出来なかったんだろうな。
若くて、あんなに麗しい父親がいたのに内緒にしなきゃならないなんてカワイソス(T-T)。
しかもパパは信じられないくらい早く逝ったんだもの。
私的には、子どもを先に作ってあたふたと結婚する男って大っキライ(のわりにはそういうのを好きになっては失望させられる…。キム○クしかり、谷○章○しかり)なので、その点では結構ガッカリさせられたんですね、実は。
まーガッカリも何も、本人はとうにこの世にはいないわけですが。

でも、今はこれで良かったのだと思っています。
32歳で亡くなることが彼の寿命だったなら、23歳でDNAを後世に残せたことは幸運だったのだと。
しょこたんは神様が授けてくれた生命だったのかもね。

しょこたんと愛猫のマミタス(ギザカワユス)
パパが生きていたら、娘がこんなハレンチな格好でグラビアを飾ることは絶対に許さなかっただろうなぁ。

翔子ちゃんが最近ブログでパパのことを語っておりました。
おじいちゃん、おばあちゃん(勝ちゃんのパパとママ)、親バカなのね。
私も同じ雑誌の切抜き持ってるよ。
ちなみに、おじいちゃんが翔子ちゃんに「カバーしてほしい」と言った「雨の動物園」という曲は、中川勝彦の記念すべきデビューアルバム『してみたい』のラストに収録されているバラード。
作曲したのは原田真二。
松尾由紀夫によるシンプルな歌詞が胸に染みる、私も大好きなナンバーです。
「愛せいいっぱい」というフレーズにキュンときます。
※歌詞はコメント欄に

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【2023年5月追記】
とのことなのでわしも訂正させていただきます。

「早く子どもを作ろう」と言ったのはかっちゃんの方らしいです。奥様の桂子さんは「どうしてまだデビュウしたばっかりなのに?」と思ったそう。
「忙しくなって会えない日が増えるから子どもがいたら淋しくないだろう」とのこと。

ホントに早く作って良かったよ~(/ _ ; )
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鎌倉日和/ミルクホールへ寄ってみた

2007-02-17 20:57:46 | 鎌倉のレストラン


*「御成町でフレンチディナー」の前に

ル・ポワン・ウエストでのディナーまで時間がちょっと空いていたので、大町の本覚寺に寄ってみました。

本堂脇の白梅・紅梅が見頃でした。

もうちょっと早く出て来て「お寺巡り」すれば良かったと後悔…。

梅見のあとは久々にミルクホールへ。
Barタイムまでには1時間半ほど早かったのに、我儘を聞いていただき食前酒をいただきました。

18:00を過ぎるとBarタイム
更に照明が落とされ、これ以上に暗くなります。標準モードでは写真撮影は不可能でしょう(^^;)。

友人がオーダーしたブラッディメリー(840円)と、私の定番カクテルのソルティドッグ(840円)
ソルティドッグはグレープフルーツの果肉入りです。ジュースではなく生果汁を絞ってくれるので、テーブルに運ばれて来たとたん、フレッシュな香りが。思いの外爽やかな風味が楽しめます。


入口脇にはショップスペースが
骨董品?の他にオリジナルグッズの販売も。

夕方17:00近くという半端な時間帯にもかかわらず、お店には後から後から来客が! 当然店内は満席状態。
いつからこんな繁盛店になったのかしら…。チョト複雑な気分(^^;)。
どこを見ても人がいるので(+イイカンジに暗い)、店内でのベストショットはなりませんでした。

★店舗情報こちら
※このお店については 2006/08/08の記事 でも紹介しています。

2013/05/02 画像5点加工、1点削除
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ル・ポワン・ウエスト【閉店】でいただいたワイン

2007-02-13 00:37:00 | お酒のお話


■Sieur D'arques Toques et Clochers Limoux Autan
シュール ダルク トック エ クロシェ リムー オータン

南仏ラングドック地方のシュール・ダルクは、1544年までさかのぼる歴史のあるワイナリー。地中海とピレネーに挟まれ、日当たりの良い粘土石灰質の斜面には7500haもの畑が広がっています。アペラシオンのリムーは、4つのテロワールがそれぞれ独自の微気候と土壌を持ち、そこから産みだされる個性をより際立たせるために、収穫量を抑え手摘みにより収穫を行うなど 丁寧にワインを造っています。

地元の歴史的建造物保護のために開催されるオークション「トック・エ・クロシェ」で競り落とされた高品質なワインが此方。「ピエール・ガニエール」、「ジョエル・ロブション」、「ル・グラン・ヴェフール」など名だたる三つ星レストランでも認められている本格的ワインです。
リムーは発泡性ワインで有名らしいのですが、このオータンは、上品で高級感を感じさせる非発泡の白ワイン。樽熟成(2/3を新樽、1/3を一年樽)で滑らかに仕上げられた厚みのある味わいが魅力のシャルドネです。
「2005愛地球博」のフランスパビリオンで、「ル・グラン・ヴェフール」の現料理長ギー・マルタン氏による美食レストランが開催されたのは記憶に新しいところですが、彼のご指名ワインだったことで日本でも有名になりました。

クリアな緑がかったイエロー。マンゴーなど、トロピカルフルーツを思わせる刺激的で甘い香りと、ほのかに漂う樽の匂い。わずかな甘味と爽やかな酸味のバランスが素晴らしく、軽くタンニンも感じさせる複雑な味わいは、お料理と一緒にいただくには最適。生ではなく火を通したお魚料理(しかも濃い目の味付けの)との相性は抜群でしょうが、しっかりした後味が残るのでお肉料理にも負けないと思います。

産地:リムー(ラングドック)/フランス
生産者:シュール・ダルク
品種:シャルドネ100%

ワインと一緒にいただいたお料理は こちら
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■ル・ポワン・ウエスト【閉店】

2007-02-13 00:36:26 | 鎌倉のレストラン

ル ポワン ウエスト(フランス料理/鎌倉) 閉店しました

*コンセプトはパリのビストロ?

老舗や個性派ショップが軒を連ねる鎌倉駅西口の御成通りは、その昔「鎌倉銀座」と呼ばれたロコストリート。
此方はそんな昔ながらの商店街に登場した「安くて美味しい!」と評判のフランス料理店。
三連休の真ん中に、やっとディナー利用してきました。

観光客の姿もほとんど見かけないこのエリアの、由比ヶ浜通りに交錯する手前にちんまりと佇む可愛らしい店舗は円形の窓が印象的。大き目のフランス国旗が目に入らなければ、喫茶店かと思って通り過ぎてしまうかも。

店内
カウンター4席、2人掛けのテーブル席が4つというカフェ仕様。

実は昼間に「当日予約」。鎌倉は夜人気がないから楽勝だと思っていたら、なんと最後の2席にギリギリセーフだったようです。
お見それいたしました!

アラカルトメニューが黒板にギッシリ! シェフに「お任せ」するコース以外は前菜・メインを好きなように選べるうれしいシステムです。
私と連れは、前菜、メイン(肉か魚料理をチョイス)、デザート、コーヒーにパンが付く3,990円のコースをオーダー。+料金が発生したお料理もあり、1人あたりの支払いは約8,000円でした。

カフェ仕様の店舗からは想像出来ない本格的なフレンチをたっぷりポーションでいただいて、ワインを1本飲んで、10,000円いかないわけですから、CPは相当優秀だと思います。

〓いただいたお料理〓
(小さな画像はクリックで拡大します)

Sieur D'arques Toques et Clochers Limoux Autan
シュール・ダルク トック エ クロシェ リムー オータン
ブルゴーニュの赤を外し、お肉のメインにも合うラングドックの白ワインを選んでいただきました。
フルボトルで(4,600円)
※詳細データは こちら をご参照ください。

前菜
エスカルゴのブルゴーニュ風
エスカルゴ自体はあっさりめのソースでシンプルに調理し、ガーリックでトーストしたバゲットの薄切りを添えたり、鱈の白子のグラタンにケッパーでアクセントを加えたりという小ワザには感心しました。

お肉料理
蝦夷鹿もも肉のステーキ 赤ワインソース
お肉料理に野菜をドーンと付け合せる点もうれしいですね。

デザートとプチフール
いくつかの選択肢から温かい林檎のミルフィーユを。
食後のコーヒーには生ショコラが付いてきました 

ちなみに、連れがチョイスしたメインとデザートは、

左:仔羊肉のロースト タイム風味)
羊のローストにモンゴルの岩塩を添えたりするのも粋な演出です。
右:紅茶のクレームブリュレ
デザートのバリエーションも豊富で、しかもお料理同様手間をかけて作っているところは素晴らしい!
盛り付けもキレイです。

意外や基本に忠実な「クラシックフレンチ」です。
30歳のお若いシェフなので、もっと創作的なお料理を作るのかと思っていました。とはいえ新鮮な野菜や魚介を自ら仕入れに出向けるという地の利を生かし、湘南でしか味わえないオリジナリティは存分に楽しめます。

当日ホール担当は女性2人。庶民的?な温かみのある接客です。
「定食屋へ出かけるように気取らず普段着で」という、お店のコンセプトにピッタリのサービス。
肩肘張らずにコース料理が楽しめます。

ル・ポワン・ウエスト
□11:30~22:00 
□水曜・第一木曜定休
□鎌倉市御成町5-35-104 
□0467-23-9337


2013/05/02 画像3点リサイズ、1点削除
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最近、最も感動したツーショット!

2007-02-11 02:05:21 | 日々のつれづれ
■6000年越しの愛



イタリア北部のマントバ近郊にある遺構から発掘された2体の遺骨。互いに抱き合った状態で埋葬されたとみられるこのふたりは、約6,000年前の新石器時代の男女ではないかと推測されるそう。歯もほとんど摩耗しておらず、若くして死亡したのではないかということです。

愛する人と死ぬ時に一緒(心中じゃなくてだよ)って、憧れてるんです、私。抱き合ったまま、共に朽ち、骨になって―。なんて素敵…。ある意味愛の理想形かと。
生涯を誓い合うほど愛する相手に先立たれることを考えると、怖くて本気で人を好きになれない!なーんて思いつつこんな歳になっちゃったんだよなぁ(爆)。
もし世界が滅亡する瞬間に遭遇するとしたら、心静かに「その時」を共に迎えることが出来る人が隣りにいれば最高だと思っています。別に命がけの恋愛なんかしなくってもいい(ってか、そういうのはもう通り過ぎて来た…)。
6,000年前、このふたりにはどんなドラマがあったのでしょうか?


■パンダ姉弟(萌え~



和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」、で昨年12月23日に生まれた双子パンダの赤ちゃん。名前は、姉が愛浜(アイヒン)、弟が明浜(メイヒン)。
か、かわいいぃ!かわいすぎる~!! メチャクチャ癒されます。愛浜には「愛情いっぱいに育つように」、明浜には「明るくたくましく元気に」との願いがそれぞれ込められているそう。ちなみに、浜は「白浜」の浜。

パンダの親って、双子が生まれても(滅多に生まれないそうですが)一頭しか育てないんですよね。だからこういう場合、人の手が絶対に必要なわけ。ああ、飼育係の人が激しく羨ましい―! どっちのコもすくすく元気に大きくなってほしいです。
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■BAR AdoniS

2007-02-10 17:16:18 | 東京のレストラン

 バー アドニス(Bar/渋谷)

*旬のフルーツを使ったカクテルが最大の魅力!

渋谷Bunkamura真向かい、デリタワー最上階にあるBar。葉山ホテル音羽の森と同系列店です。
音羽の森のブルーラグーンは、レストランでのディナー前にサンセットビューを眺めながら食前酒が楽しめる、私の“地元のお気に入りBar”。
葉山ではなく道玄坂にある此方は窓の外に海は見えませんが、お店のコンセプト“エーゲ海の風”通り、一歩足を踏み入れたとたん、どこか海辺のリゾート地にいるような錯覚に陥ってしまうから不思議。葉山のお店と同じ大理石のカウンターのせい?

カウンター
カクテル用のお酒がギッシリ! 
 
白を基調としたシンプルな内装の店内にはスタンダードジャズが流れ、思わず渋谷にいることを忘れてしまうほど。
シックで落ち着いた雰囲気はまさに大人の隠れ家といった感じ。
3人のバーテンダーのうち、鈴木健ニ氏と須藤敦氏は音羽の森からのお付き合い?なので、気心も知れているし、こちらの好みもよ~く分かってくれているから、ホントに楽。
1人で飲んでいても居心地がいいし、ついつい長居をしてしまいます。深夜2:00(休日は23:00)まで営業しているので、うっかり終電に乗り遅れないよう注意しないと。

〓いただいたお酒&お料理〓
(小さな画像はクリックで拡大します)
なんと1年半ぶりの訪問です。

ミニスープとプチオードブル
テーブルに着くとサーブされる“お通し”がまたかなり美味いです。
小さなコーヒーカップで供されるハーブのスープと盛り付けも美しいプチオードブル3品。
さすがリゾートホテル系列店だけあって、さり気なくセンスの良さが覗く感じ。

トマト&モッツアレラ          

ピッツア

苺のカクテル
シャンパンにすりつぶした果肉をドーンとin。

バナナのカクテル
ラム、キャラメルシロップ、ベイリーズアイリッシュクリームと共にフローズンダイキリ仕立てで、まるでデザート。
あまりの美味しさに1杯で止められず「おかわり」してしまいました。
意外や男性が「〆の1杯」にオーダーするのだそうです。

カクテルに使うフルーツがカウンターに。
スタンダードの他に、旬のフレッシュフルーツを使ったオリジナルカクテルがメニューに加えられていて、これがかなりイケるのでオススメ(特に女性に)です。
苺、ゴールデンキウィ、ピンクグレープフルーツ、フィリピンマンゴーなどを贅沢に使い、ベースはシャンパンやラム。
とにかくとっても口当たりが良くて飲みやすい。
夏季に登場するラムをベースにヨーグルトで風味を加えたスムージー仕立てのマンゴーカクテルは、言われなきゃお酒だと気付かないでしょう。


ショップカードとマッチ お勘定前にはフルーツのサービスが。

トマトとモッツアレラチーズ、ピッツアと、此方の名物?メニューであるフルーツカクテルを4杯(苺とバナナ各2)いただいて、支払いは8,800円。
カクテルは1,000円前後、おつまみ(700円~)やごく軽い食事(ピザやパスタ。1,000円~)も用意されています。
チャージが1人につき1,000円取られますが、お勘定は内税でスッキリ。接客が素晴らしい+カクテルの味がいい、とくれば文句はありません。

■スーパープレミアムRum!
一昨年の5月、昨年8月に利用した際、とんでもない掘り出し物と遭遇!
「メニューには載せてないんですけど…」と須藤さんが出してくれたものは、なんとロン・サカパ・センテナリオのX.O。
上質な糖蜜のみを使用し、ホワイトオーク樽で25年以上じっくりと熟成させるというスーパープレミアムなラム酒です。
実はネットで何度か購入を試みるも、その希少価値ゆえにあっという間に在庫切れとなり、未だ果たせずという因縁つきの逸品だったので、これには大感激。
勿論「いただきます!」と即答でした。

グラス2,500円という素晴らしいお値段でしたが…(ちなみに700ml入りのボトルが12,000円なので、Barで付ける値段としては適正価格かな)。
ビックリするほど美味しいお酒だったので、後悔はしていません。
アルコール度数は40度。まるで口に含んだとたんに気化したと思うくらい口当たりは軽く、芳醇な香りが咥内から鼻へと一気に広がりました。
喉を落ちていくものが液体だとはとても信じられない。まるで炎が体の中を通過した、みたいな。
ちょっとした「衝撃」でした。

空瓶までいただいてきた私って…。
盛夏には、フレッシュな桃ネクターを使ったベリーニが楽しめるはず。
Barで季節を感じるなんて、他のお店では滅多に味わえない感覚。此方の最大の魅力だと思います。

バー アドニス
□16:00~翌2:00 
□無休 
□渋谷区道玄坂2-23-13 渋谷デリタワー9F
□03-5784-5867

2013/05/01 画像11点リサイズ
コメント
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