バー アドニス(Bar/渋谷)
*旬のフルーツを使ったカクテルが最大の魅力!
渋谷Bunkamura真向かい、デリタワー最上階にあるBar。
葉山ホテル音羽の森と同系列店です。
音羽の森の
ブルーラグーンは、レストランでのディナー前にサンセットビューを眺めながら食前酒が楽しめる、私の“地元のお気に入りBar”。
葉山ではなく道玄坂にある此方は窓の外に海は見えませんが、お店のコンセプト“エーゲ海の風”通り、一歩足を踏み入れたとたん、どこか海辺のリゾート地にいるような錯覚に陥ってしまうから不思議。葉山のお店と同じ大理石のカウンターのせい?
カウンター
カクテル用のお酒がギッシリ!
白を基調としたシンプルな内装の店内にはスタンダードジャズが流れ、思わず渋谷にいることを忘れてしまうほど。
シックで落ち着いた雰囲気はまさに大人の隠れ家といった感じ。
3人のバーテンダーのうち、鈴木健ニ氏と須藤敦氏は音羽の森からのお付き合い?なので、気心も知れているし、こちらの好みもよ~く分かってくれているから、ホントに楽。
1人で飲んでいても居心地がいいし、ついつい長居をしてしまいます。深夜2:00(休日は23:00)まで営業しているので、うっかり終電に乗り遅れないよう注意しないと。
〓いただいたお酒&お料理〓
(小さな画像はクリックで拡大します)
なんと1年半ぶりの訪問です。
ミニスープとプチオードブル
テーブルに着くとサーブされる“お通し”がまたかなり美味いです。
小さなコーヒーカップで供されるハーブのスープと盛り付けも美しいプチオードブル3品。
さすがリゾートホテル系列店だけあって、さり気なくセンスの良さが覗く感じ。
トマト&モッツアレラ
ピッツア
苺のカクテル
シャンパンにすりつぶした果肉をドーンとin。
バナナのカクテル
ラム、キャラメルシロップ、ベイリーズアイリッシュクリームと共にフローズンダイキリ仕立てで、まるでデザート。
あまりの美味しさに1杯で止められず「おかわり」してしまいました。
意外や男性が「〆の1杯」にオーダーするのだそうです。
カクテルに使うフルーツがカウンターに。
スタンダードの他に、旬のフレッシュフルーツを使ったオリジナルカクテルがメニューに加えられていて、これがかなりイケるのでオススメ(特に女性に)です。
苺、ゴールデンキウィ、ピンクグレープフルーツ、フィリピンマンゴーなどを贅沢に使い、ベースはシャンパンやラム。
とにかくとっても口当たりが良くて飲みやすい。
夏季に登場するラムをベースにヨーグルトで風味を加えたスムージー仕立てのマンゴーカクテルは、言われなきゃお酒だと気付かないでしょう。
ショップカードとマッチ
お勘定前にはフルーツのサービスが。
トマトとモッツアレラチーズ、ピッツアと、此方の名物?メニューであるフルーツカクテルを4杯(苺とバナナ各2)いただいて、支払いは8,800円。
カクテルは1,000円前後、おつまみ(700円~)やごく軽い食事(ピザやパスタ。1,000円~)も用意されています。
チャージが1人につき1,000円取られますが、お勘定は内税でスッキリ。接客が素晴らしい+カクテルの味がいい、とくれば文句はありません。
■スーパープレミアムRum!
一昨年の5月、昨年8月に利用した際、とんでもない掘り出し物と遭遇!
「メニューには載せてないんですけど…」と須藤さんが出してくれたものは、なんとロン・サカパ・センテナリオのX.O。
上質な糖蜜のみを使用し、ホワイトオーク樽で25年以上じっくりと熟成させるというスーパープレミアムなラム酒です。
実はネットで何度か購入を試みるも、その希少価値ゆえにあっという間に在庫切れとなり、未だ果たせずという因縁つきの逸品だったので、これには大感激。
勿論「いただきます!」と即答でした。
グラス2,500円という素晴らしいお値段でしたが…(ちなみに700ml入りのボトルが12,000円なので、Barで付ける値段としては適正価格かな)。
ビックリするほど美味しいお酒だったので、後悔はしていません。
アルコール度数は40度。まるで口に含んだとたんに気化したと思うくらい口当たりは軽く、芳醇な香りが咥内から鼻へと一気に広がりました。
喉を落ちていくものが液体だとはとても信じられない。まるで炎が体の中を通過した、みたいな。
ちょっとした「衝撃」でした。
空瓶までいただいてきた私って…。
盛夏には、フレッシュな桃ネクターを使ったベリーニが楽しめるはず。
Barで季節を感じるなんて、他のお店では滅多に味わえない感覚。此方の最大の魅力だと思います。
■バー アドニス
□16:00~翌2:00
□無休
□渋谷区道玄坂2-23-13 渋谷デリタワー9F
□03-5784-5867
2013/05/01 画像11点リサイズ