横浜松坂屋
*夜の横浜をデジカメ片手にウォーキング
144年の歴史を閉じた
横浜松坂屋 に別れを惜しみつつ、久しぶりの伊勢佐木町をみなとみらいに向かってそぞろ歩く。
終戦後の復興に湧く最盛期は銀ブラならぬ「イセブラ」と呼ばれたらしい。
イセザキモール
並木道が美しい商店街。
1丁目から7丁目まで個性あふれる店鋪が並ぶ。
帆船を模したイルミネーション
通りのあちこちに彫刻やモニュメントが点在し、道行く人の目を和ませる。最近の衰退ぶりはホントに悲しいけれど、この日ばかりはイセザキモールに溢れんばかりの人、人、人…。
日本興亜損保横浜ビル
日本興亜損保横浜ビル(旧川崎銀行横浜支店)は1918(大正7)年の建築。
取り壊される運命にあったものの、「横浜市認定歴史的建造物第1号」がモノを言い、平成元年の大改築によって重要な建築部分が残されることとなりました。
私の大好きな丸の内エリアの古いビルたちと同じ生き残りスタイル(高層ビルとの合体)ですね。無残な印象は拭えないけれど、消えてしまうよりはずっといい。
ロビーの様子
日比谷の明治生命館と似た雰囲気。
とっても美しい空間です。
旧いものを効果的に配したスタイリッシュな雰囲気。
テナントにはジュエリーショップや飲食店が入っている様子。
B1のBar
PILGRIM 19th CLUB は、18番ホールを回った後に寛ぐゴルフ場のクラプハウスをイメージしているらしいっす。
□横浜市中区弁天通5-70
神奈川県立歴史博物館(旧横浜正金銀行)
この先は
馬車道。
開港当時、外国人を乗せた馬車がこの道を行き交わったことが名前の由来とか。
往時を偲ぶガス灯に歴史を感じさせる建物。
落ち着いた街並みが魅力(夜は真っ暗でイマイチだけど
)。
近いうちに明るい時間の写真も撮りに来たいな。
旧横浜正金銀行本店として1904(明治37)年に竣工(重要文化財)。
煉瓦+石造り、3階建て地下1階、屋上のドームが特徴です。
ライトアップの美しさでも有名な建物なのですが、当日は普通に真っ暗な状態。
せっかくなのでISOを最上レベル(3200)にして撮ってみました。
なんか写真っていうより絵みたいだな
。
日本に残されているドイツ・ネオバロック様式の建造物のなかでもトップクラス。この見る者を圧倒する迫力を持つ、シックで華麗な建物の設計者は妻木頼黄氏(東京駅の設計などでお馴染みの辰野金吾氏のライバル的存在だとか)。館内には古代から現代に至るまでの神奈川県の歴史資料が展示されています。年4回程度特別展も開催。
□横浜市中区南仲通5-60 □045-201-0926
※ちなみに1Fは無料で見学可
私的な伊勢佐木~関内~元町の最も鮮烈な思い出は、なんたって『あぶない刑事』。
当時はハマっ子の友人とこの界隈で遊んでいて、しょっちゅうあぶ刑事のロケに遭遇したよ♪
TVの画面で見ると、おなじみの風景も新鮮だったなぁ。