とうきょうバルバリ(居酒屋、ダイニングバー/京橋)
*気の合う仲間たちと好きなものを好きなだけ~
18時きっかりに宴の会場に到着!
メンバーの1人が「気取った店は×、酒はそれほど飲めない、地方?から出てくるので東京駅に近いとありがたい」ということで、白羽の矢が立ったのが京橋の裏通りにひっそりと(でもないか)佇む此方。
この界隈では行列店として有名だそうですが、当日は土曜、しかも大雨とあって空いていました(っても、ガラガラではありませんが)。
オフィス街のすぐ近くに、こんなマニアックな外観のダイニングBarがあるとは驚きです。
2Fのテーブル席
梁が剥き出しのウッディな店内は、そこはかとなく漂うレトロ感がたまらない私好みの空間。
無造作に並べられた一升瓶を見て、焼酎がメインなのかなと思いきや、日本酒、バーボン、スコッチ、カクテル、ワイン、何でもござれ!のラインナップに感動。
お酒が飲めない人でも料理で満足出来る、アルコールメニューが充実しているから酒の好みがまちまちでもOK、という理由で選ばれただけのことはありますなぁ(爆)。
というわけで、5人全員とにかく飲みたい酒をオーダー。
↑の画像は私が飲んだお酒。
全員で飲んだ赤ワイン(3,800円)、ブラディメリー(680円)、完熟マンゴー梅酒(720円)。
■Montepuluciano D'abruzzo FARNESE
モンテプルチアーノ・ダブルッツォ「ファルネーゼ」
イタリアを代表する定番ワイン、モンテプルチアーノ。居酒屋でワイワイと賑やかに飲むにはピッタリなミディアムボディ。数多い生産者の中でもトップクラスと称えられる「ファルネーゼ」をフルボトルで。
1582年からワイン造りを続けている、非常に歴史のある生産者で、15世紀のカルドラ城を修復して醸造基地にしているそうです。最新のテクノロジーと伝統的な手法をうまく組み合わせ、コストパフォーマンスの優れたワインを造り出しています。モンプルのフレッシュフルーティな魅力を活かしつつ、ハーブやシナモンのようにスパイシーで刺激的な香り、まろやかなタンニンのコクが味わいに複雑味を加えています。
産地:アブルッツオ州/イタリア
生産者:ファルネーゼ
品種:モンテプルチアーノ・ダブルッツォ100%
お料理もガンガンいきます!
お通し
ひと口サイズのシュー(中身はナシ!)とミニスープ(ヴィシソワーズ)
お肉屋さんオードブル(1,400円)
生ハムやサラミ、パテ、テリーヌなど、赤ワインが進む盛り合せ!
生ウニ・カリフラワームース(1,000円)
コンソメジュレがけの生ウニの下にはカリフラワーの濃厚なムースが。これはフレンチでもよく出合うお料理。
真鯖のマリネ(800円)
真鯖はアレルギーがあるのでほんのちょっとだけ味見(他メンには大好評)。
鴨胸肉ソテー タプナードソース(3,500円)
「お肉が美味しい!」という前評判通り、これ絶品です! 付け合せにお野菜たっぷり、タプナードソースがウマ~(゜д゜)!!
ちなみに「バルバリ」って茨城産の鴨の名前だそうですが、このお肉がそうなのでしょうか?
キャベツ(400円)
特製味噌ビックリメニュー、キャベツ丸ごと1個!
これは1人では完食出来ないなぁ。個人的にはキャベツは煮たり炒めたりした状態が好きなのだけど、生のまま辛味噌をつけて食べるのもなかなかいける。「固さがたまらん」「芯が好き(ハァト」と、キャベツを熱く語る面々も。
ホワイトアスパラガスの冷製スープ(980円)
空豆とサヤインゲンの緑が目にも鮮やかな白アスパラのスープは、主役がお豆に食われた感じ。
少々アスパラガスのインパクトが弱かったような…。
フルーツトマト・モッツアレラ(980円)
モッツアレラ&トマトは私の定番。
とろろ味噌焼き豆腐(680円)
お気に入り料理その1。名前の通り、トロトロのお豆腐を大きなココットに流し込み、表面に味噌を塗りつけてこんがりとオーブンで焼いたもの。
グラタンのような、クレームブリュレのような、まるでフランスの家庭料理を思わせる一品なるも、なんと九州のご当地グルメらしい。とにかく未知の食感だったので印象がキョーレツ。少々塩が強めの味付けは酒の肴にうってつけ。
ブータンノワールのコロッケ(1,000円)
お気に入り料理その2。豚の血を詰めたソーセージ、ブータンノワールがドーンと入ったまん丸コロッケです。
ブータンはそのままで食べるのはチョト気持ち悪くて苦手だけど、こうやって食べると美味しいものなのね、と目からウロコ。血なまぐささも全く気にならないし、強めの塩気が赤ワインと相性抜群!それにしても、コロッケに入れるとはよく思いついたものだと感心しきりです。
デザート
アボカドのカタラーナ風(600円)、デコポンのグラニテ(300円)、ビールのアイス(450円)
食後には甘いものもぬかりなく。大きな画像は私がオーダーしたカタラーナ。他の2つは他メンがオーダーしたもの。
クレームブリュレを冷凍し、半解凍させたような冷たいドルチェ、カタラーナ。シャリシャリの食感と清涼感が飲んだ後には気持ちいい~
しかも此方は大好物のアボカド風味。ちなみにビールアイスはホントにビールの味がするらしい)。
メニューを見直してみると、さり気なくフレンチテイストが漂うお料理が多いみたい。
店構えは昭和レトロな趣の居酒屋ダイニングだけど、お料理の印象は創作フレンチという感じ。ワインを飲んでいるとビストロにいるような気がしてくるから不思議。
ちなみにこの日は、宴の開始とほぼ同時に愛用のサイバーショットが故障。にっちもさっちもいかず、仕方なしに久々のケータイ撮影となりました。
接写が出来ない、トロトロ系料理にピントが合わないなど、数々の悪条件の下での撮影となり、画像がお見苦しいと思いますがご容赦ください。
■東京バルバリ
□11:30~14:00 18:00~22:30(月~金)
18:00~22:30(土)
□日・祝定休
□中央区京橋3-7-9 橋本ビル
□03-5524-1338