ナンシー・Chang!のおいし~生活

湘南(住まい)&東京(勤務地)で見つけた、あんなこと、こんなこと。

地元の風景/法性寺~名越切通

2006-12-02 23:55:51 | おでかけ


*白いお猿が可愛い法性寺の門をくぐり、まんだら堂へGO!

「まんだら堂やぐら群」が期間限定で一般公開中、明日(12/3)までと聞いて行ってきました。

■やぐらって?
主に鎌倉時代後期から室町時代にかけて造られたお墓の一種。
山裾や崖の中腹に四角い横穴を掘り、荼毘に付したお骨を収め、五輪塔などを建立した納骨供養のための施設です。 
被葬者は僧侶や武士ばかりではなく、有力な商工業者も多数含まれていたと考えられているそうです。

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■法性寺(ほっしょうじ)
文応元(1260)年、松葉ヶ谷の法難の際、名越の尾根づたいに避難した大聖人を3匹の白猿が現在の久木(逗子市)方面へと導いたという伝承が残るお寺です。


大切岸(おおきりぎし)入口にもお猿さんが
この一帯は自然が損なわれず「猿畠」や「むじなが谷」という地名が今も残るエリア。

お猿畠大切岸
法性寺裏山の墓地から見える切り立った崖。高さ3~10mもの断崖が800mの長さに亘って連なる遺構で、鎌倉幕府が築いた外郭城壁ともいえる防御施設。
この切岸は十二所(じゅうにそ、朝比奈切通し近く)から、住吉城跡 (材木座、和賀江島近くの山上) 附近まで続いていたそうです。
北条泰時の時代に、源氏御家人の同輩-三浦氏を警戒して造られたと言われていますが、発掘調査の結果、鎌倉時代後期~室町時代の地形と推測されるため、その説を疑問視する見解が浮上しています。

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■まんだら堂やぐら群



CX系で今年1月からOAされていた『西遊記』のロケに使われてたってご存知でした?
標高約90mの稜線下に位置し、中心部分で約130穴、周辺も含めると150穴以上ものやぐらが存在するという、国内でも有数のやぐら群なのだそうです。

まんだら堂入口
ここを上ります(足元注意!)
これがやぐら群。お墓のマンションって感じですね。

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■名越切通

道は狭くぬかるんでいてかなり危険。
万が一崖が崩れてきたら、逃げ場がないので確実にお陀仏です。



デブには通過不可能 !?
いわゆる「鎌倉七口」の1つで、山稜を掘り割って従来の煩いを少なくし、三浦方面とを結ぶ上で重要な役割を果たした交通路。周辺にはやぐらや平場などの遺構が数多く分布、鎌倉の重要な史跡として昭和41(1966)年に国史跡に指定されました。

現指定地の大半は逗子市に属しており、逗子市教育委員会で平成10年度から整備事業に取り組んでいます。
ちなみに、現在保存修理・発掘調査中の「まんだら堂やぐら群」は、平成22年度に完全公開予定だそうです。

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住宅地(亀ヶ岡団地)の側まで下りてきました。


猫がいっぱい! しかもとっても人懐っこい

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■Panya Cotto(パンヤコット)
亀ヶ岡団地を通り、こちらでパンを買って帰路に着きました。


パン屋のお隣りの事務所?にもニャンコ。ガラス越しにじゃれついてきました(可愛い

2013/04/21 画像3点加工、3点リサイズ

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