くら(カウンターバー/葉山)
*「おひとりさま」の楽しさを満喫するひととき
昼間は上品な和菓子を扱う菓子舗、夜はしっとりとした佇まいのBarに変身!
日影茶屋母屋隣りの、本物の蔵を改装した隠れ家Barはその名も久楽(くら)。
常連客に愛され30年近くも営業している、ジモティでさえも「知る人ぞ知る」名店なのです。
趣のあるエントランス
重い引き戸を開ければ着物美女2人がにこやかにお出迎え。
昨年3月以来の御無沙汰です。
店の構えが特殊?な上、客は常連ばかり。一見さんは相当入りにくいと思います。
が、和装の女性スタッフ(4名?)は全員気さくでやさしいし、カウンターのみ12席という作りは大勢で盛り上がるための仕様ではありません。
1人でしみじみお酒を味わいたい人にこそ相応しいお店なのです。
立派なカウンター後ろの棚
ハートセンター葉山でスティーブ先生の奥様をお見舞いした後、海岸回りのバスで鐙摺まで戻り、1年4ヶ月ぶりの訪問となりました。
何度かお邪魔していますが、1人で訪ねたのは初めて。
時間は20時を少し過ぎた頃でしたが、先客は1組の熟年カップルのみでした。
主任の葉月さんがお休みだったので、彼女狙いのおぢさん1人客がいないせい?
店内はさり気なく七夕モード
食前酒は自家製梅ワイン(700円)
お通し梅ワインは梅酒よりスッキリした甘さで、暑い季節の食前酒にはピッタリ。
この日のお通しはカッテージチーズのお豆腐。
コクがあってなかなかいける! 純和風のお料理で知られる日影茶屋にしては珍しい一品。
滝川豆腐とジュンサイ(730円)
ツルツルの食感とのど越しがたまらない一品。
箸では食べられません。「お口を付けてかっ込んじゃって下さい」と言われました。
オリジナルの純米醸造酒「亀の前」(1,000円)
だし巻玉子(940円)
1人で食すにはちと多いのですが…。美味しいので難なく完食(汗)。
上品なお出汁の味もさることながら、フワフワ感が完璧です。
芝海老の揚しんじょう(1,360円)
厨房が離れているにもかかわらず、アツアツの状態で登場するところはさすが!
日影茶屋の料理の中でも特にお気に入りの一品。
鯛茶漬け(2,300円)
一膳目を「鯛めし」、二膳目を「お茶漬け」で
鎌倉彫のお櫃にはご飯が2膳分入っています。
やっぱりこれを食べていかないと!
他の店で食事した後、此方でお酒と鯛茶漬けで〆るツワモノもいるようで。
う~む。屋台でラーメンよりはカラダにやさしそうだけど…。
薬味
香の物
山芋の漬物、ギザウマス
白桃のシャーベット(450円)
びっくりするほど「桃そのもの!」なシャーベット。
なめらかな口当たりはアイスクリームに近い。
デザートと一緒に、デザートの後に、出てくるお茶が違う
こんなところにも細かな心使いを感じさせます。
接客担当のスタッフは4名
この日梅吉さんと葉月さんはお休み。
それにしても葉月さん人気はスゴイ。「なんだぁ、今日葉月さんお休みなのぉ?」と明らかに落胆したおぢさん客が3人いた…
。
私のブログにも「バー 久楽 葉月さん」なんてキーワードで検索かけて来る人いるし(爆)。そいや昨年スティーブ先生の取材にお付き合いした時も、センセやたらテンション高かったような…。
7/24(木)~7/27(日)、
日影茶屋 の中庭に縁台を設け、七輪で塩焼きした鮎と幻の大矢知冷麦を楽しむ「鮎を食べる夕べ」と、8月の日曜日限定「朝粥の会」の予約をその場で入れ、22時ちょい過ぎにお店を後にしました。
来た時は先客2人だったのに、この時はなんと満席状態!
2軒目利用の団体さんまでなだれ込み、まるで居酒屋なみの盛況ぶりです。
席料(2,100円)と税込で支払は10,630円なり。
ああ、また思いっきり食って(飲んで)しまった
■バー久楽
□18:00~23:00
※料理L.Oは21:00
□水曜定休
□三浦郡葉山町堀内16
□046-875-0014
※前回のバー久楽は
こちら