かまくらパスタ(スパゲッティ専門店/逗子)
*お箸でロングパスタ(スパゲッティ)はやっぱり食べにくい!
去る9/17(敬老の日)、平塚に嫁いだ妹が老父に孫の顔を見せる(実はタダ飯にありつく)ため訪ねてきた。
地元でチビッコ1人を含むファミリー利用の定番店といえば
サンマルクにキマリ!だったのに、今年の3月いっぱいで閉店。
その跡地にスパゲッティを箸で食べさせるという生パスタのお店が出来たので(と言っても建物はそのまま)、とりあえず様子見に伺いました。
入口
ここで靴を脱いで上がります
サンマルク時代テイクアウト商品の売場だったスペースにはズラ――ッと靴をしまうロッカーが並んでいます。
いわゆる下駄箱ですが、これ、いかがなものでしょう?
銭湯じゃあるまいし。別にどうしても靴を脱がなきゃいけないというわけでもないでしょうに。
コンセプトは「生パスタをお箸で、和風のくつろげる空間でお召し上がりいただきたい」
内装、外装ともに「和」をイメージし、お座敷風のテーブル席に畳を敷くなど、店内の雰囲気はすっきりとした和風モダン。
店名に「鎌倉」を選んだのは「イメージがそれっぽいから」という単純な理由に拠るらしいです。
店内
新しくてきれいだし、天井も高く広々としていてテーブルの間隔もたっぷり、しかも終日完全禁煙。
居心地はなかなか快適なのですが、わが家同様子連れ大人数での利用者が多く、「コジャレたファミレス」というイメージは前店舗と変わらず。
ファミレスもなくちゃ不便なので別に否定するわけじゃないけれど、内装に気合が入っている分どうにも雰囲気と客層のちぐはぐ感は拭えません。
1人では入りにくいお店ですね~。
左上:ペーパークロスに生パスタのうんちくが(クリックで標準サイズに)
右上:お水は昔懐かしの魔法瓶風ピッチャーで
下:
TOSO Brut トソ・ブリュット (ハーフ 1,785円)
アルゼンチン-メンドーサ地方産のスパークリングワイン。辛口。
〓いただいたパスタ〓
此方で生パスタを作るのに使用している粉はデュラムセモリナ粉100%。本場イタリアでは、「デュラムセモリナ粉100%の小麦粉で作られたものがパスタである」と法律で決められているそうな。
デュラム=硬質小麦、セモリナ=粗引きという意味です。
乾麺に比べソースによく絡む生パスタファンの人は多いようですが、私はフニャッとした食感が気になって実はそれほど好きじゃありません。このお店のパスタはトッピングやソースがけっこう美味しいのであまり気になりませんでしたが。
ただ、何となくだけど、本場と張り合うような洋風のメニューより和風や中華アレンジのものの方がいけるのではないかと思います。というわけで、今回のオーダーは和風3、中華1。
これは全て◎でした。
うにのクリームパスタ いくら添え(1,554円)
雲丹風味のクリームパスタに、雲丹とイクラをトッピング。
茄子とエリンギの鰹節風味の和風パスタ(1,029円)
ローストした茄子とエリンギをかつおだしの効いた和風ソースで。鰹節がたっぷり。
ホクホクじゃがいもと枝豆のクリームソース 明太子風味(1,134円)
じゃがいもと枝豆に明太子クリームの取り合わせが絶妙。明太子があまりでしゃばっていないところがいい。
特製ピリ辛白胡麻坦々パスタ(1,134円)
ピリ辛白胡麻坦々麺のパスタ版。辛さは普通。
サービスは最近では珍しいくらい酷かったです。
取り皿の要求を5回させるってあり得ないでしょう。その間にアツアツ(だったはず)のパスタ、すっかり生温くなっていましたよ。
店の広さ(席数の多さ)に比べ人手が少なすぎるかも。
テーブルに備え付けの顧客満足度診断書?にしっかり記入してきたので精進して下さい。
■鎌倉パスタ
□11:00~23:00(L.O 22:30)
□無休
□駐車場あり
□逗子市久木1-3-1
□046-870-3309