2/19 Fri.
*大ちゃん銅メダルおめ! 日本代表3選手が全員入賞!!
男子フィギュアスケートのフリープログラム(FP)が終了しました。
GPSや世界選手権などの競技会と違って、オリンピックは普段フィギュアスケートを見ない人たちも目にする大会なので、あまりにも露骨な点数操作は出来ないだろうと、実は密かに期待していました。でもそんな私がバカだったようです。
4回転はハナから跳べず、3Aまで失敗しているカナダのパトリック・チャン、両足着氷とはいえ4回転降りた小塚崇彦選手より順位が4つも上って。。。自国開催の面目躍如か、↑で触れたP・チャン選手をなんとか台乗りさせようと懸命に画策した結果、ご本人が自爆したため大ちゃんが銅メダルをGet出来たってことでしょうか。
しかも、4-3のコンビネーションジャンプを成功させたロシアのプルシェンコ選手が4回転回避のアメリカのライサチェク選手に負けちゃった。
なんかもうね。スポーツの祭典、オリンピックでこれだよ
こりゃ女子もまったく期待出来ませんな。
絶対女王キム・ヨナちゃん、地元のロシェット選手が爆上げ、日本選手はSPでこの2人に絡んできた者のみが表彰台争いに加わる資格を与えられるって感じかな。
今回は真央ちゃんが絶好調っぽいので、もし彼女が3位以内に食い込んで来たら、ミキティと鈴木あっこちゃんにはメダルの可能性はゼロ、、、だと思う。
滑走順は日本選手でトップが真央ちゃんだから、もし彼女が70点以上の高得点を出した時点で決まりでしょう。信じたくないけど、多分間違いない。
実は私のお気に入り、小塚クン。
なかなかここ一番で決まらなかった4回転、見事オリンピックで着氷出来てよかったね。
SP、FPともに体全体を大きく見せるダイナミックな滑りを見せてくれました。スケーティングも滑らかでとても美しかった。
…それなのに、なんでカナダの自爆王子よりも点数が低いの!?
誰か納得出来るように説明して下さい!
ショッキングな「ドラマ」もあった
織田クン。。。靴ヒモ「最初から切れてた」って
つい「なんで替えなかったの!?」「それで最後までもつと思ったの!?」と言ってしまう凡人には、とうてい計り知れない繊細な感覚がジャンプのタイミングを左右しているのかも。
大ちゃんも「ヒモが切れかかっているのはわかっていたけれど、感触が別ものになってしまうから替えなかった。途中で切れたら運命だとあきらめようと思った」と報道ステーションで言っていました。
実は前の夜にコーチがコッソリと新しい靴ヒモに替えていたのだそうですが、本人は全く気付かずに演技したらしい。
メンタルが直に演技に響く世界なんだな。
織田クンのヒモが切れたのは演技の直前だったらしいけれど。
こんなハプニングがあっての7位は立派だと思います。
テレビの画面いっぱいに映し出された、傷だらけでボロボロのスケート靴に目頭が熱くなった。
4回転なしのプログラムで優勝したライサチェク選手は、かつて4回転にも挑んでいただけに、安全策でちゃっかり金メダルをせしめたと中傷されているようです。
難しい技にチャレンジする選手がバカを見る、腐ったルールのおかげでこんなことが起こったわけで、ある意味被害者といってもいいのかしら。なんだか祝福のコメントを見たことがないような。。。せっかくオリンピックチャンピオンになっても全く面白くないでしょうね。4回転にこだわり続けたフランスのジュベール選手も惨敗を喫したし、私的には盛り上がりに欠ける大会でした(って、まだ女子が残ってはいるけど)。
銀メダルに終わったプルシェンコ選手の表彰式でのパフォーマンス?にチョト和んだ。
玉砕覚悟で果敢に4回転にチャレンジした大ちゃんを讃えてくれましたね。