お酒のカテゴリー作ってみたよ
今後はお料理の記事とは別枠でお酒を語ろうと思います。
スティーブ先生、持ち込みワインのうんちくを披露したければこちらをご利用下さい(爆)。投稿法はゲストブックと同じ要領です。
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■Flora Springs Napa Valley Merlot Estate
フローラ・スプリングス ナパバレー メルロー“エステート”/カリフォルニア
創業は1970年代。廃墟と化していた2つのゴーストワイナリーをジェリー・コームス氏が購入し、ワイン造りをスタート。30年以上経った現在でもほとんどが家族経営にて仕切られる、ナパでは数少ない造り手の1つです。1980年からワインメーカーとして迎えたケン・デニス氏は2007年の現在も現役。醸造家のプライベートレーベルでもないのに、ワインメーカー交代が1度もないというのは非常に珍しいそうです。
フローラ(女神)スプリングス(泉)という名の通り、ラベルには泉に立つ女神が葡萄を手にする姿が描かれています。フローラとは女神を指すと同時に、ジェリー氏の奥様のお名前でもあるんですって。素敵ですね
ドルチェ ファール ニエンテのプレ・バースデー(5/25)に、スティーブ@茅ヶ崎氏が持ち込みした赤ワイン。
私的には、この造り手のものだとシャルドネ “バレル・ファーメンテッド”が絶品!という認識で、赤は“トリロジー”しか知りません。
というわけで、このワインとはこれが初めての出合いと相成りました。
メルロー種の果実味、樽熟ならではの芳醇な香り、滑らかでスムーズな飲み口と程好い酸味。赤にしては珍しく、どんな料理にも合わせやすいオールマイティなワイン。
ワインと一緒にいただいたお料理は
こちら
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■Gavi Filagnotti Cascina Degli Ulivi(2004)
ガヴィ DOCG フィラニョッティ/ピエモンテ
ガヴィでも格上のピエモンテ南東部(タッサローロ地区)で栽培されたコルテーゼ種100%で造られる白ワイン。南西に面したフィラニョッティの畑は粘土質の赤い土壌で、力強いガヴィを生む。トーストしていないアカシヤの大樽(2,500l)にて天然酵母による自然発酵、発酵中に破砕していない葡萄を150Kgほど少量加える、という昔ながらの製法で、じっくりと2~3年熟成させます。年間生産本数は12,000本。
イタリアワインとは思えない?リッチで洗練されたテイスト。アーモンドを思わせる香ばしさと蜂蜜のフレーバー、きりっとした辛口ながら心地よい甘さが漂う、爽やかで飲みあきしないワイン
■Barbera d'Alba La Bettola Erbaluna(2003)
バルベーラ“ラ・ベットラ” アジェンダ アグリコーラ エルバルーナ/ピエモンテ
アジェンダ アグリコーラ エルバルーナは、18世紀末に設立された歴史ある由緒正しきシャトー。1985年に曾孫にあたるセウェリーノとアンドレアの兄弟が畑を引き継ぎ、以来有機農法を志しました。現在はAIAB(Associazione Italiana per l' Agricoltura Biologica)の認定を取っている約10haの畑を持ち、ドルチェットは1.5ha、バルベーラが1.5ha、ネッビオーロが3.8ha(ヴィーニャロッケは2.3ha)ほど。平均収穫量は45~50hl/ha。バルベーラ“ラ・ベットラ”は東南に位置した畑で造られるセレクションワイン(当たり年には生産本数が多くなる)。700lのトンノで8ヶ月熟成されます。
プルーンのような甘酸っぱさが印象的な赤ワイン。
きめ細かいタンニンがあり、2003年の出荷とは思えない成熟感も楽しめるエレガントな1本
■Dolce Far Niente Napa Valley
ファーニエンテ “ドルチェ” ナパバレー/カリフォルニア
僭越ながら私が差し入れさせていただきました。
お店の名前と同じ極上デザートワインは記念日の宴の〆を飾るに相応しいと思いません?造り手についてはスティーブ先生がお詳しいのですが(よろしければコメント欄で補足してくださいませ)カリフォルニアを代表するカベルネ・ソーヴィニヨンの生産者として知られています。しかし実はこの甘口ワインの評価がダントツで高いんです!
遅摘み葡萄から造られる奇跡のようなこの逸品は、375mlで10,000円超というお値段にもかかわらずネットショップでは入荷後即「売り切れご免!」の大人気商品です。
でも私、実はいつ行っても必ず店頭に並んでいるショップを知ってるんだなぁ
。しかも諭吉さんでお釣もらってます。
どこかって? 絶対教えません(爆)!
ワインと一緒にいただいたお料理は
こちら
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2017/02/25 全画像リサイズ、3点差替え