バー アドニス(Bar/渋谷)
*ヴィーナスに愛された渋谷のオアシス
6/5、2年ぶりの訪問です!
下北沢で観劇の後、軽い食事をしながら飲むならここ以外にないと決めていました。
マネージャーの鈴木健司さんとは【ホテル葉山音羽の森】時代からの知り合いということもあって、都内では最も気軽に1人利用できるBarであります。
私にとっては、お酒(もっぱらカクテル専門)の味、居心地良さ、コストパフォーマンスを総合して、ここの上をいくBarなどありえない!とさえ思っています。
しかし唯一にして最大の欠点は渋谷のBunkamura(東急本店前)という立地。
辿り着く前にあまりの人混みと街の喧噪にすっかり辟易してしまう。
何か理由を作らないとなかなか訪問のきっかけがつかめず、ついつい2年もご無沙汰するハメになってしまいました。
そんなわけで、今回は芝居のチケットを手配した時すでに訪問を決意していたというわけです。
一歩店内に足を踏み入れれば、別世界の癒し空間です。
渋谷の喧騒がウソのよう。
店名の「アドニス」とは、ギリシャ神話に登場する美と愛の女神アフロディーテ(ヴィーナス)に愛された美少年の名前。大理石のカウンター、白を基調とした内装は「エーゲ海」をイメージしたそうです。
BGMはスタンダードジャズ。スレンダーで長身の女性バーテンダーさんは白いバーコートに身を包み、シェーカーを振る姿もマニッシュでカッコいい。
鈴木さんはサービスに専念している様子でした。
2年ぶりの訪問に、しばしたわいない世間話に花が咲く。
ちなみに、かつての経営母体だった
ホテル葉山音羽の森 とは現在まったく別系列となったとのこと。
お通しその1
席に着くと必ず登場するミニスープ。
ほのかにハーブが香るホッとする味です。
お通しその2
3種類のひと口オードブル。
左から、ラズベリーのホワイトチョコボール、チーズ、アスパラガス。
私のオーダーはたいてい旬のフレッシュフルーツで作るカクテル。
オススメのカクテルはHPのトピックスや、カウンター脇の黒板にも書き込まれています。
カウンターにはいつも旬のフルーツが。
好みのものを選んで、目の前でカクテルを作ってもらうのが楽しい。
Barで季節感を味わえるなんて、他ではあまり経験がないので新鮮。
アメリカンチェリー
他ではお目にかかったことのないカクテルなので即オーダー。
果肉の存在感がスゴイ!
桃
桃のシャンパンカクテルといえば「ベリーニ」。
生果実で作るから、泡から立ち上る香りがハンパじゃありません。
まるで桃を食べているようにフレッシュなカクテルですが、皮ごとミキサーにかけるので、甘さの中にかすかなほろ苦さが感じられます。
グラスもステキ
マンゴー
ダイエット強化月間につき、イマイチ盛り上がりに欠けるものの、1人マンゴー祭り開催中です。
こちらはラムをベースにヨーグルトで風味を加えたスムージー仕立てのカクテル。
マンゴーのエキゾチックな甘さと官能的なトロみにクラクラします。
バナナ
〆にいただいたのはデザートの代わりにもなる甘~いカクテル。
バナナをラム、キャラメルシロップ、ベイリーズアイリッシュクリームと共にフローズンダイキリ仕立てで。
これはもはや酒ではありません。何杯でもいけそう(オイオイ
)。
生ハムとアスパラガス ポーチドエッグのせ
ライトミールが充実しているのもこのBarの魅力です。
今回は食事もするつもりだったので、サラダとリゾットをオーダー。茹でたグリーンアスパラにポーチドエッグを乗せ、生ハムとスライスしたパルメザンチーズをあしらったリッチな一品。
トロトロの黄身とチーズ、生ハムの塩気がたまらない~
!
本日のリゾット
クリーミーでコクのあるリゾットにモッツアレラチーズとトマトがon。
トマト&モッツアレラは一緒に煮込まず生をトッピングしているので、カプレーゼサラダを添えたような雰囲気。
トマトがすごく甘かった。
フルーツカクテルは1,000~1,500円、おつまみ(700円~)や軽い食事(1,000円~)も楽しめて、チャージが1人につき1,000円。
渋谷のBarでこの価格帯はかなり良心的ではないでしょうか。
ピザ、パスタ、リゾットは日替わり。
煮込みハンバーグやフレンチトーストといった変わり種もありました。
カクテル4杯、サラダ、リゾットで支払いは9,100円なり。
チェックをお願いすると、「お口直しにどうぞ」とさり気なく供されるひと口ポーションのカットフルーツ。
今回はアメリカンチェリーでした。
■BAR AdoniS
□16:00~翌2:00
□無休
□東京都渋谷区道玄坂2-23-13 渋谷デリタワー9F
□03-5784-5867
※前回のバー アドニスは
こちら