エリゼひかる(フランス料理/山手)
*テーマはジビエとボジョレー・ヌーヴォー(ヴィーノ・ノヴェッロ)!
外人墓地から眺めた素晴らしい夕景の感動に酔いしれつつ、カーネルコーナーのらせん階段を上り、2Fの
エリゼ光 へ。
堅苦しいディナーではなく、単純に旬の美味しい食材(とお酒)を、普段着で楽しめる気軽なお食事会「光の会」はこの日で3回目。
時節柄テーマはジビエと新酒なわけですが、ボジョレー・ヌーヴォーでディナーなら別に珍しくもない、ということで、新酒は新酒でもイタリア産の「ヴィーノ・ノヴェッロ」を楽しもう!が今回のコンセプト。
イタリアの新酒はガメイ1品種のみのボジョレー・ヌーヴォーとは異なり、生産地によって使用する葡萄品種が様々とのことなので、とても楽しみです。
このビルの2Fがエリゼ光
小さなバルコニーからはみなとみらいの夜景もバッチリ。
ウェルカムドリンクは、香り高いトロピカルフルーツ「フェイジョア」の果汁で割ったスパークリングワイン。
2つにカットした果実も小さなスプーンを添えて登場します。
う~ん散策後の泡酒はやっぱり最高
アミューズ
A.桑原さんが仕留めた鹿のリエットと完熟柿
B.カルパッチョ
C.レバームース
D.ドライイチジク
カルパッチョの美味しさは言わずもがな、レバームースの濃厚さにビックリ(リエット、レバームース共に鹿肉のものは初めて)!
とてもクリーミーで全く臭みがない。
おなじみエシレバターとライ麦パン
前菜
長井漁港産クモ蟹と帆立貝のタルタル。
蟹肉の下に敷いてあるのは、加藤さんが収穫したブロッコリの自家製コンソメゼリー。
魚料理
長井漁港産的鯛のポアレ。身がプリプリですごい歯応え。
皮がカリカリに香ばしく焼けていて美味しかった~。
安田さんが収穫したサントウ白菜のソースも旨みたっぷり!
肉料理
桑原さんが仕留めた鹿ロース肉のローストです。
骨付きの部位をいただくのは初めて。
蝦夷鹿のお肉が通常営業で品切れとなってしまい、特別にお願いして静岡で狩りをしていただいたそうです。
なのでこの鹿は蝦夷鹿ではありません。
2歳くらいの雌だそうです。ごめんねごめんね
でもキミのお肉は無駄なく美味しくいただいたから!
焼きリンゴを加えた赤ワインソースが甘酸っぱくて美味い。
柿風味の蕪のグラタンと安田さんが収穫した人参のロースト添え。
この人参が信じられないくらい甘くてまた美味い!
デザート
苺を使った可愛い盛りつけのデザート。結構サッパリしていました。
食後にはコーヒーをいただき、宴は大盛況のうちに幕を閉じたのであります。
〓いただいたお酒〓
お料理と一緒にいただいたワイン
■フェイジョアロワイヤル
内野さんが収穫したフェイジョアと共に。
左から、
■Novello TINI Marche Rosso Garofoli
ノヴェッロ・ティニ・マルケ・ロッソ ガロフォリ
(モンテプルチアーノ100%で造ったマルケ州/イタリアの新酒)
■Novello Salento Conti Zecca
ノヴェッロ・サレント コンティ・ゼッカ
(地葡萄ネグロアマーロ、マルヴァジアネーラで造ったサレント州/南イタリアの新酒)
■ルバイヤート`08 新酒 マスカットベリーA 赤
(国産品種マスカットベリーAで造った丸藤ワイナリー/山梨の新酒)
グラスに注ぐと全部同じに見えますが…
■Bourgogne Rouge Cuvee Chantal 2005
Domaine Gerard Seguin
ブルゴーニュ・ルージュ・キュベ・シャンタル2005
ドメーヌ・ジェラール・セガン
唯一新酒ではない赤ワインはフランス産。
メインのジビエのために酒屋さんがお薦めしてくれた、樹齢50年のシャンボール・ミュジニーを使ったブルゴーニュ・ルージュ。
右の画像はニュージーランド産のフェイジョア。
この見慣れない果実、別名はパイナップルグァバといい、半分に切りスプーンで食べるのが一般的です。
味はグァバよりクセがなく、いちごとパイナップルをあわせたような甘酸っぱさが特徴。
他に類のない香りの強いフルーツで、ジャムや果実酒に使われることが多いそうです。
これだけ食べて飲んで7,000円ポッキリとはまさに破格値!
この日いただいたワインについては、次の記事で詳しくご紹介します。
外人墓地越しのみなとみらいの夜景
当日お店に入る直前に撮りました(05:20pm)。
まだ見事な夕焼けの名残が。
■エリゼ光
□11:30~15:00(L.O 14:30)17:30~22:30(L.O 20:30)
□水曜定休
□横浜市中区山手246 カーネルコーナー2F
□045-621-4890
※前回の光会は
こちら