わびすけ(カフェ・喫茶店、酒処/北鎌倉)
*作務衣ふぁん倶楽部
今を去ることうん年前、この先にある女子校(地元の方はご存知だと思いますが、心臓破りの坂の上にある高校です)に通っていた私は、毎日行きと帰りにこのお店の前を通過していましたが、営業時間を外れていたためオープンしているのを見たことがありませんでした。
通りに面してガラス張りの店内を覗いてみると…何とも怪しい雰囲気。ここは喫茶店?居酒屋?何でいつも閉まってんの?まさか民家とか…??? 興味は募るばかりでしたが、高校を卒業してからは訪れる機会もなく時は過ぎ、すっかりその存在を忘れかけた頃、常連の方?に連れられてついに入店!
いや~、初めて足を踏み入れた時は感動しましたねぇ(笑)。
年季が入った木造の建物独特の寂れた風情に、裸電球が照らす薄暗い店内。一見マニアックなようでよそ者にも優しい常客たち。
うーん、ここを舞台に小説が書けそうなくらい雰囲気は抜群です。
山が迫り鬱蒼と木々の繁る北鎌倉のロケーションと相まって、まるでとんでもない場所に来たようなトリップ感が味わえます。
初めて常連の同伴者抜き(しかも女性2人)で伺ったのは、3年前。
北鎌倉散策の〆に、時間は日が傾きかけた17:30過ぎだったでしょうか。黒板に書かれたソフトドリンクのメニューを連れと眺めていたら「酒もツマミもちゃんとあるよ」とオーナー。
19:00からは鎌倉のイタリアンレストランにディナーの予約を入れていたので、ツマミはパスして1杯引っかけていくことに(笑)。
塩抜きのソルティードッグをオーダー。グラスになみなみと注がれた「ブルドッグ」は内税で600円!
相変わらず気さくに話しかけてくれる常連さんたちとのコミュニケーションが楽しかった。この日は近くの小川で見ることが出来るというホタルの話題で盛り上がりました(しかし何故みんな作務衣を着ているの?)。
芥川賞作家の藤沢周氏や詩人の城戸朱理氏がこのお店の常連と聞いているんですが、もしかしてあの中にいらっしゃったりして…。
まさに「自分だけの秘密にしておきたい」お店の典型ですね(笑)。特に「夜の部」。とは言うものの、マニアの間?ではかなり有名だと聞いているし、熱狂的な地元のファンに支持されているお店でもあります。
興味のある方は一度足をお運び下さい。出来ればぜひとも暗くなってから!
■佗助
□16:00~24:00(土・日・祝日は11:00~)
※営業時間は必ず事前に電話で確認のこと
□無休
□駐車場なし
□鎌倉市山ノ内1341
□0467-22-9508
※JR北鎌倉駅南口を出て大船方面へ直進、左手にあります(すぐわかる)
2013/04/13 画像1点加工
*作務衣ふぁん倶楽部
今を去ることうん年前、この先にある女子校(地元の方はご存知だと思いますが、心臓破りの坂の上にある高校です)に通っていた私は、毎日行きと帰りにこのお店の前を通過していましたが、営業時間を外れていたためオープンしているのを見たことがありませんでした。
通りに面してガラス張りの店内を覗いてみると…何とも怪しい雰囲気。ここは喫茶店?居酒屋?何でいつも閉まってんの?まさか民家とか…??? 興味は募るばかりでしたが、高校を卒業してからは訪れる機会もなく時は過ぎ、すっかりその存在を忘れかけた頃、常連の方?に連れられてついに入店!
いや~、初めて足を踏み入れた時は感動しましたねぇ(笑)。
年季が入った木造の建物独特の寂れた風情に、裸電球が照らす薄暗い店内。一見マニアックなようでよそ者にも優しい常客たち。
うーん、ここを舞台に小説が書けそうなくらい雰囲気は抜群です。
山が迫り鬱蒼と木々の繁る北鎌倉のロケーションと相まって、まるでとんでもない場所に来たようなトリップ感が味わえます。
初めて常連の同伴者抜き(しかも女性2人)で伺ったのは、3年前。
北鎌倉散策の〆に、時間は日が傾きかけた17:30過ぎだったでしょうか。黒板に書かれたソフトドリンクのメニューを連れと眺めていたら「酒もツマミもちゃんとあるよ」とオーナー。
19:00からは鎌倉のイタリアンレストランにディナーの予約を入れていたので、ツマミはパスして1杯引っかけていくことに(笑)。
塩抜きのソルティードッグをオーダー。グラスになみなみと注がれた「ブルドッグ」は内税で600円!
相変わらず気さくに話しかけてくれる常連さんたちとのコミュニケーションが楽しかった。この日は近くの小川で見ることが出来るというホタルの話題で盛り上がりました(しかし何故みんな作務衣を着ているの?)。
芥川賞作家の藤沢周氏や詩人の城戸朱理氏がこのお店の常連と聞いているんですが、もしかしてあの中にいらっしゃったりして…。
まさに「自分だけの秘密にしておきたい」お店の典型ですね(笑)。特に「夜の部」。とは言うものの、マニアの間?ではかなり有名だと聞いているし、熱狂的な地元のファンに支持されているお店でもあります。
興味のある方は一度足をお運び下さい。出来ればぜひとも暗くなってから!
■佗助
□16:00~24:00(土・日・祝日は11:00~)
※営業時間は必ず事前に電話で確認のこと
□無休
□駐車場なし
□鎌倉市山ノ内1341
□0467-22-9508
※JR北鎌倉駅南口を出て大船方面へ直進、左手にあります(すぐわかる)
2013/04/13 画像1点加工
おおっ、久しぶりに見るレトロな外観は堂々として立派ですなー。
そうそう、此方はまるでユニフォームのようにお客さんは皆、作務衣とマイ巾着袋をご持参なのですよね。
北鎌倉の侘助というと、当日、出会ったヤギ髭の老紳士の含蓄がある言葉(「お嬢さん方、今年のホタルはすでにご覧になったかな?」のキメぜりふには感動しましたが・笑・当然、作務衣に巾着袋の北鎌倉スタイル?)をついつい思い出してしまうのです。
日の高い時間帯には、陶磁器のカップで供されるコーヒーとチーズケーキのセットが名物なのだそう。
私にはすでに此方の「昼の部」は想像出来ないのですが…。
作務衣の人たちが集い始めるのも日が傾いてからだし(笑)。
実際、「喫茶店」と「飲み屋」では評価が全く別ものになるお店ですよね。
(色々と立て込んでて、コメントのお返しが遅くなってゴメンナサイ)