*春爛漫の風景をご覧あれ!
今月初めの土曜日、なんと伊勢原まで出かけました。
「かながわ花の名所百選」にも選定され、ここ数年で有名になった渋田川土手の芝桜を見物してきたのです。
お天気にも恵まれ(って言っても、夜には雨もパラついたのですが)、ポカポカと温かく、当日は絶好のお花見日和。
しかもまさにドンピシャの見頃と重なりたいへんラッキーでした。
噂には聞いていましたが、ホントに見事な景色でしたよ!
まだ本家本元の桜もお花がかなり残っていて、川岸には桃の花も咲いていました。
芝桜が美しい絨毯と化した川岸の反対側の土手には満開の菜の花が香り、どちらを向いても花、花、花…。
久々に見る完璧な自然美の情景に、普段のささくれ立った心がみるみる癒されていくようでした。
というわけで、ほんのちょっとおすそ分け。
(画像をクリックするとオリジナルサイズでご覧いただけます)
ピンク、白、薄紫の可憐な花々が川岸の土手にギッシリ。
一株はホントに小さいお花なのです。
約1kmにわたって広がる芝桜の土手はまさに「花の絨毯」。
紅白の桃の花
枝垂れ桜 八重桜
チューリップ すずらん
やまぶき 川の水もすごくキレイ
30数年前、地元の鈴木健三氏(故人)が奥多摩より持ち帰った一株の芝桜を土手に植えたのが始まりだったそうです。
周りの人たちの協力もあり、今では河畔に600mにも及ぶ芝桜の絨毯が敷き詰められるまでになりました。
この美しい景観を守るべく、8年前には芝桜愛好会が発足。
市民有志がこれを応援し、土手の芝刈り、河川の清掃活動などを自主的に行っているそうです。
一株の花がきっかけとなり、地元の自然が守られ、それが多くの人々の心を和ませてくれているのですね。
なんと素晴らしいことでしょう。
こちらは川沿いの民家のお庭。
どこも立派なお庭の風情溢れるお屋敷でした。なんと勝手に入って写真を撮ってもお咎めナシ! 庭先でお庭の畑(ハンパない広さです)で獲れた野菜を100円均一で販売したり、地元の名産品の出店にスペースを提供したりと太っ腹です。
当日出会った人たちは誰もが素朴で人懐っこく、とっても親切でした。美しいものを愛する人の心はやはり自然ときれいになるのでしょう。とってもいいものを見せてもらいました。
存分に春爛漫の景色を堪能した後は(即売所で清見オレンジをしこたま買い込んだ!10個でなんと500円!!)、大人気のブーランジェリー&シャルキャトリー ブノワトンで美味しいパンを仕入れるべくドライブ再開です。