この日3本目に鑑賞したのは、妻のおススメ作”阪急電車”です。 片道15分の阪急電車の各駅で織り成されるさまざまな出来事で、人間味のある対応を通して、本当の優しさと強さを伝えてくれるステキな作品です。 妻曰く『ホッコリする映画』。 人間誰しも、何らかの悩みを抱えて生きており、その悩みに適切なメッセージが届くと、悩みを抱えている人は救われることが見事に表現されています。 私も誰かの悩みに気付き、適切なメッセージ（言葉だけでなく、表情/態度）を伝えられるようになりたいと感じました！ ほんわか優しい空気感を有難う御座います。 . . . 本文を読む
二宮和也さん、西島秀俊さんらが出演している”ラストレシピ ～麒麟の舌の記憶～”を妻と一緒に鑑賞しました。 最近、歴史を勉強し始めた中で知った、満州国の存在。 満州国を独自国家と主張する、当時の日本と、それを取り巻く世界各国の対応が、第二次世界大戦・大東亜戦争への入口だったように感じています。 この作品では、満州国が企てる謀略に、目的を知らされないまま参画させられた日本人シェフと中国人の見習い料理人。 彼らが何を大切にして生き、自分の命を投げ出しても守ったものが、自分やその信念を知る人々の子孫に受け継がれていきます。 人類を生き抜く上で大切にすべきものを感じ取れる素晴らしい作品でした！ 有難う御座います。 . . . 本文を読む
浅野忠信さん主演の”淵に立つ”をWOWOW鑑賞しました。 とある殺人事件の主犯者が、共犯者をかばったまま、一人だけ11年間服役し、出所したところから映画は始まります。 出所した主犯者は、共犯者を訪れ、その間に奥さんと結婚し、可愛いお嬢さんを授かっていること知るのです。 一人だけを服役させてしまったことに後ろめたさを感じる共犯者は、主犯者を一緒に住まわせ、一緒に仕事をしていく中で大きく生活が変化していきます。 さまざまな経緯を経て、主犯者は共犯者の娘を殺害しようとし、全身不随の状態に。。。 この出来事をどのように受け取るのか、そして、自分の夫が殺人事件の共犯者だったことを知った妻の心理。 さらには、過去の経緯を知らないまま、主犯者の息子が、共犯者家族と関わってしまったことを知った、それぞれの心理。 一般論の心理と、当事者になったことを知ったときの心理の変化が、見事に描き出されていた、かなり深いメッセージを感じた一作です。 自分にエネルギーがあるときに鑑賞されることをおススメします！ . . . 本文を読む