新垣結衣さん、瑛太さんらが出演している”ミックス”を鑑賞しました。 卓球選手だった母親の期待に応じ、少女時代、卓球に没頭させられた女性が、母親の死で、その生活から解放され、周囲に流された人生を15年歩み続けたところから物語は始まります。 特にやりたいことがあるわけでなく、生活のために就職した会社で、平凡な結婚をして、平凡な生活を送ることを望んでいたのです。この時点では、自分が夢を捨てたことに気づいていません。 その女性が、好きになった（と勘違いした）同僚男性と破局したことにより、会社を辞めることになり、卓球クラブを経営している実家に戻り、15年ぶりに卓球と再会しました。 卓球クラブにいる5名の仲間と一緒に目標達成に向けた努力を通して、各自が抱えている悩みが明らかになり、表面的ではない付き合いが始まるのです。 この時点で、女性は、自分が何も考えないようにしていたことに気づき始め、母親が伝えたかったメッセージの本質にも気づくというもの。 何かに向けて、仲間と一緒に努力・成長する姿というのは、その姿を見ている人たちにも影響を及ぼすことを感じることができたステキな作品です。 と同時に、私の姿を見ている人に、何等か影響を及ぼすことができているのだろうか？と内省させられた一作でもありました。気づきを有難う御座います。 . . . 本文を読む