永松茂久さんの”感動の条件”を再読しました。 日本人としての生き方・在り方の基盤となる、フォー・ユー精神を、著者自身の体験を交えながら語ってくれています。 自分のため(フォー・ミー)という生き方がベースにあると、誰も協力してくれない。 誰かの役に立つことをベースにすると、誰かが協力してくれる。そして、巡り巡って自分自身のためになる。 昔の日本人は、何のために勉強するかと言えば、役に立つ人間になるため!だった。 今は、いい大学に入り、いい会社に就職し、素敵な人と結婚し、安定した暮らしをするため。。。めっちゃ利己的。 一番最後に鹿児島の知覧にある特攻隊に関する記念館のことがふれられており、当時の若者がどういう気持ちで飛び立ったのかに向き合うことができました。 二度と戦争をしないため。未来の日本のために、自分自身の命をなげうってくださった。 その方々の1000分の1でいいので、大切な人のことを思って生きてほしい!という言葉を、特攻隊基地の近くにあった食堂の女性は残されたそうです。 本当に生き方を考えさせられる、素晴らしい一冊です!有難う御座います。 . . . 本文を読む