宗円生家でさんざんヒルが出ると脅かされましたが、元の場所まで戻るのも面倒・・・
「今日はお天気もいいから大丈夫やろ~」と、最初の予定通り赤ヶ尾という峠を越えて大滝方面に向かうことにしました。
ここが峠道の入り口です。草刈りあとの草で道が覆われて、滑るのなんのって・・・
あっという間に峠を過ぎ、茶畑の横を通っていつも通る道へ。
いつもの道は大滝街道、ここの集落を中谷(なかんたん)というそうです。
カラカラ天気だったので、予想どおりヒルは出てきませんでした。
以前、じゅくじゅくの山道でヒルに吸われ足が血まみれになったことがあったので、出会わなくて良かった~
小川にはミゾソバが満開です。
前に花が咲いていたオトコエシ、今は緑の実になっていました。
集落を通り抜け、工事後の開けた場所へ。
青空が濃いです。
大きな土嚢が積み上げられた場所にも、ちゃっかりとヒヨドリバナが咲いていました。
全体はこんな感じで。日当たりは抜群ですね。保水性もいいのかも。
カラスザンショウ(ミカン科サンショウ属)の実が生っていました。
でも鳥が来るのはもう少し熟してからなんでしょうね~
近くにはよく似た羽状複葉のタラノキ(ウコギ科タラノキ属)。こちらも実が生っていました。
この実も鳥たちのお気に入り。
そして、真っ赤な萼に瑠璃色に光る実が美しいクサギです~
何もないように見えて色々な植物が見られます。
アザミが沢山咲いていました。
下向き加減に咲き、総苞のトゲが外向きで、この辺りに咲く可能性があるのはヨシノアザミでしょうか。
ノハラアザミという種類もありますが、それより花が小さいような気がします。
アザミは地域固有種が多く、さっぱり分からないです。
だんだん杉林の方に近づいてくるにつれ、林縁にチャノキの姿が目立つようになります。
育てているようには見えないので、ほぼ野生化しているのでしょうか。
手入れされる場所ではないので、子孫を残そうとしてか、花付きのいい株が多いです。
チャノキの花コレクション!
大量花粉放出中
なぜか花が反り返っています。蕊が多いですね~
三姉妹です。
ゆで卵?いえいえ、これもお茶の花~
さて、いよいよ山の中へ。楽しみにしていて、去年は見逃したあの花は咲いていたでしょうか。
【撮影:2021/10/3 宇治田原町】