なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

温室イチオシのサガリバナ~宇治市植物公園2021/10 (3)

2021-10-14 05:23:28 | 植物

宇治市植物公園の温室には、四季を通じて見所がいっぱい!
さて、この日はどうだったでしょうか。
まずはホールから温室入り口方向をみたところです。
ハロウィンらしく、カボチャが飾られていました。
おや、ここにも恐竜がいますね。なんだか見張られているようです・・・


温室の入り口に入ってすぐに目に付いたのがこちら。
なんと、前に「夜に咲くので咲いているところを見られない」と嘆いていたサガリバナです。


秋になって朝が遅くなったからか、10時頃になってもこのように咲いていました。
サガリバナは熱帯から亜熱帯に分布する植物で、日本でも南西諸島に自生するそうです。
花は6~8月に咲くそうですが、今年は暑いので咲いているのか、温室では普通なのか謎です。


花は上から下へ順々に咲きます。
左の写真を見ると上の方の花はもう萎んでいます。
右の写真では、咲き終わって実になっていますね。
 

全体はこんな感じで咲いていました。
さすがに全体としてはもう終わりかけのようですね。
毎年のことなのか、今度機会があったら植物園の方に聞いてみたいです。


あとはその他に咲いていた花を順番にご紹介~
こちらは舌を噛みそうなディコリサンドラ・ティルシフロラ。
ツユクサ科だそうです。


オスモキシロンの雄花。


花がキャップをかぶっているようなエスキナンサス・ラディカンス(イワタバコ科)。


濃い朱色のオウゴチョウ(マメ科)
長い蕊が優美です。


カカオに花が咲いていました!幹から直接咲くのが特徴的。


蕾と小さい実。


花と小さい実(左)、全体像(右)
葉の大きさと比べると分かりますが、すごく小さいです。
この実が最終的にはマンゴーくらいの大きさになるんですよね。
 

シロスジアマリリスの美人姉妹です。


レンブの果実です。
赤ピーマンみたいにツヤツヤしていますが、れっきとした果物です。
マレー半島原産のフトモモ科。
沖縄などでも栽培されており、お味はナシとリンゴを合わせたようで、サクサクした食感だそうです。
ちなみに皮は向かずにそのまま食べるそう。
ちょっと試食してみたいです。


ヘテロケントロン・エレガンスです。
折れ曲がった蕊をみたらノボタン科ってわかりますよね。


ホワイトキャンドルです。


他にもちょこちょこ咲いていましたが、なんせ時間がなかったので、こんなところで・・・
近いので、またちょこちょこと行ってきますね!

【撮影:2021/10/3  宇治市植物公園】

コメント (12)
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