9月最後の週末、ものすごーーーーーーく久しぶりに伊吹山に行ってきました。
普段は早朝に出るのですが、今日は久しぶりに星夫とお出かけなので、のんびり出発。
で、着いたら12時半、少し空が曇ってきました。
混んでいるというほどではありませんが、結構な人が登っていきます。
一番沢山花が咲いている西登山道です。
このくらいの人出だったら、立ち止まって花の撮影をしても大丈夫そう。
早速、イブキトリカブト(キンポウゲ科トリカブト属)がお出迎え。
遠目には綺麗なのですが、よく見ると少し傷んでいる花が多くて・・・
すこし遅かったのでしょうか。
定番の、「花の中を覗いてみました」。
花弁に見えるのは萼片なんだそうで、5枚あります。
花弁は中にあるそうですが、よく分からないですね。蕊は多数あります。
誰もが知る猛毒の植物で、摂取すると数十秒から数時間で死亡するそうです。
蜂蜜に混ざっても危ないそうなので、こわいですね~
そんなに毒性が強いのに、なぜハチは平気で頭を突っ込んで蜜を吸っているのでしょうね。
続いて現れたのがシオガマギク(ハマウツボ科シオガマギク属)。
これも少し遅かったようで、綺麗に花が見られたのはこれくらいでした。
科を見てピンときた方もいらっしゃるかもしれませんが、半寄生植物だそうです。
ススキなどに寄生するという記事もありましたが、この周り何に寄生しているのか不明。
今年見逃したクサボタン(キンポウゲ科センニンソウ属)。
灰色がかった青い花が結構好きなのですが、もうほとんどお鬚になりかけていました。
伊吹山駐車場から山頂付近まではほとんど木がありません。
そんな中で、青い宝石を発見!
こ、これは!?
そう、サワフタギの実でした~
前に行ったときは、サワフタギの木には気づいていましたが、花も実も見たことがなく・・
今回実がみられてラッキーです!
(こんなに小さい木です)
今回一番沢山見られたのがこのアキノキリンソウ(キク科アキノキリンソウ属)
低地でも咲く花なので、珍しくはないのですが、鮮やかな黄色がよく目立っていました。
それにしても、ハムシが付きすぎ!
次々現れます。
斜面一面に咲いていたはずのサラシナショウマも終了。
咲き残った花が一本・・・
後はもう種に・・・
こちらも咲き残りでしょうか。
最初ダイコンソウかと思いましたが少し雰囲気が違います。バラ科はバラ科。
ミツモトソウ?
落ち着いた色目の花が続く登山道、ドキッとするこの赤は、オオマムシグサ(サトイモ科テンナンショウ属)です。
マムシグサの実でも結構気味が悪いと思う人が多いのに、こちらはインパクトありすぎですね!
アキノキリンソウと同じくらい沢山さいていたのが、こちらのシロヨメナ(キク科シオン属)。
私の記憶にくらべて随分花が小さく、どちらかというとイナカギクのようです。
すこし道が岩ゴロゴロになってきました。
もうほとんど終わりかけのコイブキアザミ(キク科アザミ属)でしょうか。
こちらも95%くらい終わっているテンニンソウ(シソ科テンニンソウ属)。
咲いた跡の穂なら山ほどありました。
こちらは完全に咲き終わって実も色付きかけているクサタチバナ。
思い出すのに時間かかった~
そして、これからおそらく伊吹山で一番台頭予定のリュウノウギクです。
まだまだ完全ではありませんが、徐々に咲き始めていました。
これで西登山道、駐車場から1/3くらいでしょうか。
残りの西登山道は明日ご覧くださいませ~
【撮影:2021/9/25 伊吹山】