3月下旬になったら再訪したいと思っていたあの場所。
やっと行くことができました~
その場所とは・・・宇治田原町湯屋谷(やんたん)です。
週末ほとんどすれちがいの星夫が、久~しぶりに「今日は時間ある」と同行申し出。
結構途中工事現場などもあるので、ありがたく一緒に行くことに。
途中の林で見たヤブツバキ。
町道の付け替え工事をしているそうで、大掛かりな工事現場をすり抜けるように通っていきます。
やっと大滝へ向かう杉林の入り口が見えてきました。
薄暗い林の中は、予想以上に何も生えていません。
結構寒い日が続いたからな~
赤いものが見えたと思ったら、アオキでした。
結局大滝手前までほとんど草系はなし。
少し明るくなってきたあたりで、ようやくヤマネコノメソウ発見。
その時、林の方からすごく綺麗な鳥の鳴き声が聞こえてきました。
すごい音量で、メロディーも美しく、思わず聞きほれてしまうほど。
なんの鳥でしょう?
ひょっとしてひょっとしたら・・・川の方を見下ろすと、苔むした木の上に鳥さん発見!
尾羽がぴょこぴょこしています。
あ~やっぱり!慌ててカメラを向けますが、ちょこまか暗い木の陰で動き回るので撮れません。
諦めて、大瀧大明神の鳥居をくぐり・・・
滝で~す!・・・さむっ
するとまたあの鳥の鳴き声が。こちらの方に移動してきたようです。
しかもすごく近い所から聞こえてきます。
目を向けると、な、なんと!
建物の屋根の端で大きく口を開けて囀る小さな鳥さんの姿が。
もう間違い様もありません。ミソサザイです!!
そこにいる間に何回シャッターを押したか。
逃げるのが怖いので近づけなかったのと、暗かったので鮮明ではありませんが・・・
尾羽がピンと上に立っているのが特徴的!
後ろ姿。
この後飛び立ち、あっちの隙間、こっちの隙間を覗き込んだあと、林の中に入っていきました。
まるで私たちに歌を聞かせるために来てくれたような感じでした。
ミソサザイはミソサザイ科ミソサザイ属、漢字で鷦鷯、または三十三才と書くそうです。
日本に住む鳥の中では最小の部類だそうで、体重は10g前後!
小さじ2杯分の水の重さしかないなんて、信じられません。
それであの音量で鳴くのですから、すごいの一言です。
どうぞ皆さん、ミソサザイで検索して、鳴き声を聞いてみてくださいませ。
ということで、今回何もないとぼやいていましたが、もうこれで満足です。
行きは見逃していたクロモジや
キブシや
ヒサカキや
シキミなど、眺めながら帰りました。
これはテングチョウでしょうか。
私が歩く先へ、先へと飛んで、案内してくれました。
そして、車を停めた場所の近くの公園には、こんな足跡が沢山。
子供じゃなくて、シカが遊ぶ公園!?
楽しい季節の始まりです。
身近な府内の里山や低山など、去年同様、今年も花を求めて彷徨いたいと思います!
・・・って、行きたいとこ多すぎやろっ(笑)
【撮影:2022/3末 宇治田原町】