今日と明日は、京都府内の花で有名なお寺をご紹介します。
前編の今日は、京都府北部の綾部市にある楞厳寺(りょうごんじ)。
こちらは関西花の寺25ヶ所の第2番霊場でもあります。
今ミツバツツジが見ごろ!との記事を見て、思い切って行ってきました。
とはいえ、高速を使ったら1時間半ほどで到着です。
楞厳寺の駐車場に車を停めると、もうそのすぐ前がミツバツツジの丘!
見ての通り、ピンク色に染まっています。
これはすべてミツバツツジです。
ミツバツツジのトンネルがあると聞いていたので、池に沿って丘の方に行くことにしました。
ドウダンツツジも満開です。
この丘は大師山という山で、6000本のミツバツツジが植えられているそうです。
九十九折の山道は四国八十八箇所のミニ霊場になっており、次から次へと札所の祠が現れます。
もう最盛期は過ぎてしまったのでしょうか、道に沢山の花が落ちています。
でも綺麗。
札所です。
ミツバツツジの下を歩いていきます。
落ちたての花をみると、蕊が10本。コバノミツバツツジでした。
ミツバアケビも咲いていました。
ツバキの花もまだ鮮やかに咲いていました。
お大師様の像です。
天気がとても良くなってきました!
目に痛いほどのピンク色。
どこまで行ってもミツバツツジ。
札所の祠がめっちゃ沢山あります。
それにしても、日が翳ると、急に色が変わりますね。
こちらの色もいいかも・・・
突き当りまでいって、九十九折を折り返してきます。
どこまでも気持ちがよく、どこまで行っても人に出会いませんでした。
皆さん、池の手前でツツジを眺めて満足されていた?
それとも時間が早かったからでしょうか・・・
また池のほとりに戻ってきました。
遅ればせながら、お寺の紹介をば少々・・・
楞厳寺は、天平4(732)年に林聖上人により開かれたという、古い歴史のお寺です。
兵火によって何度も焼かれ、今のお堂は江戸時代の再建なんだそう。
四国八十八カ所のミニ霊場があるくらいですから、宗派は真言宗です。
こちらが石段を上った先にある本堂です。
お寺には3本の古木があるそうです。
ツバキ、ボダイジュ、サルスベリで、いずれも樹齢400~500年。
事前にチェックしていなかったので写真はなし。残念!
今度行く機会があったら見てきますね~
シャガが咲いていました。
参道を降りたところにある第八十八番札所。
さすが、立派です!
横の木ではさかんにシジュウカラが囀っていました。
なんだかまとまりのない投稿になってしまいましたが、雰囲気を感じていただけたでしょうか。
最後は池のほとりで満開だったヤエザクラ(サトザクラ)をどうぞ。
わたしが帰るころになって他の方々も次々と見学に来られていました。
皆さん何度も来られているようで、「今年は大したことないなあ、いつもは山全体が真っ赤になるんやで」と大声で(笑)
なるほど、それだったらまた行ってみたい!
ハスも有名なんだそうですが、いくらなんでも朝の8時とかに来るのは無理かも・・・
【撮影:2022/4中旬 京都府綾部市】