なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

なぜそこに?カラスの巣作り

2022-04-02 06:10:57 | 自然

相変わらず暇さえあれば、朝のお散歩を続けています。
久しぶりにお天気に恵まれた休日。
いつものように池の横を通ると美形のマガモくんがお出迎え。


手前にはハシビロガモのご夫婦がまだお休み中~


キンクロハジロはオスとメスの割合が5:1くらいなのでご夫婦かどうか分かりません。
たまたま近くにいただけかも。
 

このあとさらにいつものイカルが沢山いた林の方に向かいます。
さすがにもう全然イカルの声は聞こえません。
そのとき、目線の上にちょっとひっかかるものを見つけ、後戻りしました。
あれは何?


ズームで見ると・・・
あれは巣!!
さっきちょっと引っかかるものを覚えたのは、電柱の上からカラスが飛び立ったから。
カラスが巣作りしているんですね~


飛んで行った方向はニセアカシアの林。
いました、いました。何やら枝の上がガサガサやっています。
枝かぶりで見えにくいですが・・・


どうやら巣材にする枝を探しているようでした。
あ、枝をくわえましたね。ちょっと大きくないでしょうか。


あらら、やっぱり落としてしまいました。
でも諦めずに、頑張っていい枝を探しています。
こんどはちょっと細すぎない?


よく見ると、同じ木にもう一羽カラスがいました。
つがいでしょうか。(左にいる方が、私が写真を撮っていたカラスです。)


結構粘って(私も粘って)、ようやく枝をゲット。
くわえて巣に運びます。あっという間でしたが、なんとか一枚パチリ。


ほらね、ちゃんと枝を持っています。


やれやれ、さあ、どこに置こうかな~
尾羽が見えていますね。
それにしてもこんな場所に巣を作ったら危ないやん!
沢山巣が作れそうな木があるのに、どうして電柱の上がいいのでしょうね。


カラスは一度巣をつくると、何度も同じ場所に巣作りをするそうです。
3~4月に巣を作り、GW頃に産卵、6月頃に巣立ちします。
七つの子という歌がありますが、7つも卵を産むことはなく、せいぜい3,4個だそう。

さて、さっき木の上にいたもう一羽はというと・・・
地面に下りて、なにやらウロウロしていました。
艶々して綺麗な毛並み、ではなくて羽並みですね~


おっと、えらい時間を使ってしまいました。
急ぎ足で先に向かいます。
コブシが満開! 


トリミングしてみると、緑の葉が見えます。間違いなくコブシですね。
それにしても密集しすぎで、ちょっとごちゃごちゃしていますね。
その点、ハクモクレンの方がお行儀がいいです。


前にはなかったユスラウメ(バラ科サクラ属)の花が咲き始めていました。


サクラの仲間だったんですね。言われてみれば、赤い実がなるところも同じ。
なかなか上手く撮れませんでしたが可愛い花です。


春といえば、のレンギョウ(モクセイ科レンギョウ属)も咲いていました。


アキニレの並木の下のニホンズイセンはさすがに葉っぱだけになり、代わりにユキヤナギが沢山!


うねるように咲く白い花がとても素敵でした~


【撮影:2022/3下旬 宇治市】

コメント (14)
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