なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

そうだ、御室桜を見に行こう!

2022-04-15 06:18:32 | 植物

先週末、思い立って早起きして仁和寺の御室桜を見に行きました。
御室桜は遅咲きのサクラで、ソメイヨシノが終わった後に咲き始めます。
京都では醍醐寺と並んで、日本のさくら名所100選にも選ばれており、一度行ってみたいと思っていました。
説明は後からにして、まずはどんな桜か、とくとご覧くださいませ!

一番有名な撮影スポットから見た光景。
「御室桜」で画像検索したら、似た構図の写真が沢山出てきます。


少し引いてみた光景。
こちら、今の時期ひらかれている「さくらまつり」のときに見学できる桜園です。
普段は境内無料ですが、500円の入園料を払って中に入ります。


お気づきでしょうか、この御室桜、普通の桜に比べてずいぶん背が低いです。
まるで梅林みたいに・・・
かなりの密度で植えられた桜園に木の歩道が設けられ、来園者はこの歩道を通って巡ります。


思った以上に木の背が低く、まるで桜のトンネルをくぐっていくような感じです。


「御室桜」をネットで調べてみると、「御室有明」と呼ばれる品種だそうです。

「色の濃い八重咲」と書いてあるサイトもありましたが、実際に見たのはこんな感じ。


どう見ても、白に近い一重(笑)
どうも、変化が大きく、一重から八重、白からピンクまであるみたいです。
変わらないのが花の大きさ。
かなり大振りなので、背の低さと相まって、独特の雰囲気を醸し出しています。
枝ぶりもなかなかにワイルド。


背が低いのは、以前は岩盤の上に生えているからと言われていましたが・・
調べてみたら粘土質だったそうです。
根が伸びないという意味では共通なのかもです。


地面にはタンポポも沢山!
上手く写せませんが、桜とタンポポ、実にのどかな光景でした。


青空に映える花


こちらは少しだけピンクがかっているでしょうか。
いずれにしても、一重ばかりです。


桜園の外にも少しだけ御室桜が見られます。
立派な御門のよこに満開だった御室桜。絵になりますね~


ん?桜の中で動くものが? ヒヨドリが蜜を吸いに来ていました。
花の色が白すぎるので、色黒が目立つ・・・


地面でだるまさんが転んだ、をしていたツグミです。


最後に、桜の額縁からちらりと覗く五重塔をどうぞ!


お寺や塔の説明はまた明日に!
今度こそ今年最後のお花見になるでしょうか。
楽しんでいただけたら幸いです。

【撮影:2022/4/9  仁和寺】

コメント (16)
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