仁和寺で御室桜を見た後、京都府立植物園に足を運びました。
4月上旬のこの時期に植物園に行くのは3年ぶりです。
2020年、2021年と2年続けて春の一番いい時期に植物園は休園していました。
それもこれもあのにっくきコロナによる緊急事態宣言のせい。
今年はなんとか宣言は避けられたので、待ちに待った春の開園です!
まず見たかったのが・・・
球根ガーデンのチューリップ。
一番いい時期だったようで、満開!!!
規模は小さいですが、とっても、とっても素敵でした。
調子に乗って撮り倒した写真です。
昔のチューリップとは品種が違うのでしょうか。
花が大きく開き、色も光沢があってとても綺麗です。
大きな公園の大規模なチューリップ園とは違いますが、粒ぞろいの美しさです。
この2年間も同じように咲いていたはずですが、誰にも見てもらえず・・・
でもようやく今年は「見て、見て!!」
花たちのウキウキが迫ってくるようです。
奥に見える紫色は、ムラサキハナナ(オオアラセイトウ)です。
これだけ咲くと見事です。
ミツバツツジ越しに見えるムラサキハナナ
人が写らないタイミングの写真を投稿しましたが、実際には多くの人が訪れていました。
なので、撮った写真の大半は人が沢山写っています。
みんな真ん中の通路で花に囲まれ写真の撮影会。
満面の笑みがとても素敵。
あとは園内で見られた桜3種です。
ソメイヨシノの時期は終わっていましたが、サクラ園ではヤエベニシダレがちょうど満開!
一番一般的なシダレザクラですが、色と言い姿と言い、最高に魅力的。
私が撮ると全然魅力的に見えないのが残念・・・
花が可愛いですよね!
2つめは、八重山古志という品種の桜です。
てっきり、八重山の古志という桜なのかと思ったら、新潟県長岡市山古志にあった桜なんだそうです。
色が濃いピンクでとても綺麗でした。
最後は少し白っぽい花のこの桜、お分かりでしょうか。
色が白くて、葉と同時に開花するこちらは、オオシマザクラです。
そう、あのソメイヨシノのもう一方の親です。
日本固有種で高木になり、その葉は桜餅をくるむ葉になります。(知らんかった・・・)
いつぞや大きな木を見たことがありますが、こちらの木はとってもかわいい小木。
これから大きくなるんだよ~
<オマケ>
3年前の2019年にも4月上旬に京都府立植物園に行っていましたが、その時の一枚がこちら。
この時はまだソメイヨシノが満開で、花の下で大勢のひとたちがお花見をしていました。
なんだか、遠い昔のように思えます・・・
<オマケ その2>
正門前のケヤキ並木で、キジバトさんが巣材の枝を運んでいました!
旧約聖書のノアの箱舟の、放たれたハトがオリーブの枝をくわえて戻ってきたエピソードを思い出しました。
オリーブじゃなくてケヤキですけど・・・
京都府立植物園、続きます。
【撮影:2022/4/9 京都府立植物園】